好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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寒さもひと段落 :: 2011/03/19(Sat)

さて、いよいよリリマジですね。
行かれる方は楽しんで、もしいけなくても
とらさんやメロンさんでポチポチしてきましょう(笑)


続きから文章です。


が、本当はホワイトデー合わせであげようと思っていたので
そんな感じの文章です(笑)。そんなの気にしないって方は
どうぞ。

ちなみに後2本ほど、ちなんだものがあります(^^;ゞ。
それはまた今度(笑)




『フェイト・T・ハラオウン 様』


(うーーーん)


こうして一枚の便箋とにらめっこを始めてから
かれこれ1時間。フェイトの名前を書いた後から
全く進んでいない。


(あぁぁぁ、どうしたら書けるの~)


ガバッと頭を抱え込みながらテーブルに肘を付く。
書く事が思いつかない・・・・・・のではなく、
恥ずかしくて書けないのだ。なのはとて、
フェイトと同じく彼女を愛している。
世界中の誰よりも彼女を愛していると
誰に聞かれてもそうキッパリと言える。

もちろんフェイトにだっていくらでも甘い言葉を囁ける。
だが何故か文字にするのは物凄く恥ずかしいのだ。
よくこの恥ずかしさを乗り越えてフェイトは
書いてくれたと、改めてあのラブレターの
偉大さを噛み締めていた。


(だめだ、少し休憩しよう)


そう思って顔を上げると


「ーーーーーーっ!!」


そこには満面の笑みを浮かべたフェイトがいた。


「い、いつから・・・・・いた、の、かな?」
「うん?さっき。ただいまって言ったけど返事がないし、
なのはって呼んでも気が付いてくれなかったから」

耳まで真っ赤で可愛かったよ。なんてそんな素敵な
笑顔で言わないで。


「~~~~~、フェイトちゃんのいじわるっ」
「あははは、ごめん。・・・・・・・」
「・・・・・・ねぇ、なのは。ムリしなくていいんだよ。
なのはの気持ち、私ちゃんと分かってるよ」

そう言ってテーブルに置いてあった便箋を指差す。
その表情は・・・ちょっと苦笑い。


「あっ、ち、違うの。・・・その、何ていうか」


恥ずかしくて、と小さく小さく呟く。
フェイトちゃんに向かってならいくらでもいえるのに。
そんな独り言を聞いてフェイトは何かを
思いついたのか、なのはに向けてニコリと微笑んだ。


「ねぇ、なのは。明日は休み、取れたんだよね?」
「えっ?うん大丈夫だよ」


フェイトは長期航行から帰還したばかりで
明日から3日間休暇となっていた。なのはも
それにあわせて明日は休みを取っていた。
さすがに3日間はムリだったと、ちょっと頬を
膨らませた顔が可愛かったなとフェイトは
思ったのだか、今は口にしない。

「だったら」

フェイトは続ける

「だったら、とりあえず一緒にお風呂に入ろう。
それから」

ベッドの上でなのはが書きたかった事、
全部私に教えて?。そう耳元で囁いた
フェイトの表情はそれはもう妖艶な微笑で、
なのはは一気に体が火照っていくのを
止められなかった。















「ただいま~・・・・なのは?」

玄関を入って中に向かって声をかけた。
けれど人の気配はするのに何故か返事が
返ってこない。不思議に思ってリビングに
向かったら、なにやらブツブツ呟きながら
1枚の便箋を睨みつけていた。


(ああ、そう言う事か)


僅かに苦笑いを零し、なのはに近づく。
それでも気が付いてくれない。今なのはが
悩んでいるそれは、きっと私のラブレターへの返事。
この間、ちょっとした手違いでなのはの手元に
渡ってしまったラブレターに、ホワイトデーには
今度は自分がラブレターを贈るからと宣言されていた。

別にそこまで思いつめなくても良かったのだが、
なのはからのラブレターも欲しかったのも
事実なので素直にじゃあ、楽しみにしてるねって
言ったのは最近だったような・・・・。


で、今日は3月13日。
明日の為の準備といったところか。
それにしても、

(なんか、真っ赤になったり、
ちょっと怒ったり、どうしたのかな)

なのはの向いに座り込み、その様子をじっと眺める。

(こんなに近くまで来てるのに気が付かないなんて)
(もう、無理しなくていいのに)
(まぁ、貰えたら、それはそれで嬉しいんだけどね)
(それにしてもなのは、可愛いなぁ)



なんて、なのはの顔を見ながらニヤニヤ。
その内、ガバッと顔を上げたなのはと目があって、
思いっきり驚かれた。でもいじわるっていう事は
ないと思うんだよね。



あんまり悩んでいるから、
無理しなくていいよって言ったら、
違うんだって否定された。
それから小さな声で恥ずかしいだけだって
呟かれた。私にだったらいくらでも言えるんだって・・・・。


(・・・・・・なんだろ、この可愛い生物は、
もう抱きしめてもいいかな)

(あっ、でも突然抱きついたら、
驚き過ぎて怒られちゃうかな)

(あーー、でもなんか我慢の限界が・・・・)


と考えたところで思い出した。確かなのは明日は・・・・


「ねぇ、なのは明日は休み取れたんだよね?」

念のために確認してみた。
うん、ちゃんと休暇になってるね。
だったら我慢しなくていいよね。
それなら、日付が変わって14日になったその時から


「ベッドの上で、なのはの書きたかったこと全部、
私に教えて?」


わざと耳元まで近寄って囁いたら、
なのはの身体がピクッて反応して、
それから真っ赤になって頷いた。

















カーテンから漏れる明かりに、
なのはの意識はゆっくりと活動しだす。
となりのフェイトはまだ夢の中だ。
綺麗な金糸がその白い肌に映えて
一瞬見とれてしまう。咽喉が渇いたなと
思いながらも何となくベッドから
起き上がる気にはなれず、暫く
となりのフェイトを眺める。
フェイトの身体に残っている赤い痕を数えながら、
昨夜はお互い激しかったなと思い出しては、
つい顔が赤くなる。


最初こそ、いいように弄ばれはしたが、
一瞬の隙を突いてなのはが主導権を握れば、
その後はもう・・・・・


それにしても、なんとなくフェイトに
負けた気になるのはやっぱり書きかけの「あれ」。
フェイトに言った事をそのまま書いても
いいようなものだか、それでもなんだか
負けた気がする。



釈然としないまま、とりあえず水でも
飲んでこようかとベッドから抜け出した。
その時、僅かにフェイトが動いたような
気がしたのだか、どうやら単に寝返りを
うっただけのようだった。



フェイトの顔がよく見えるようになり、
そう言えば、昨日のフェイトちゃんも
可愛かったとついまた昨夜の事を
考え始めてしまったなのはは、あっと
何かを思いついたのか、ニヤリと笑うと
昨日書きかけの便箋をとり、何やら書き始めた。


フェイトのそれよりは幾分短いが、内容には
満足したのか、その便箋を封筒に
入れる事はせずにそのまま枕元に置く。
フェイトが起きたらすぐに目に付く場所だ。
それを見て顔を真っ赤にするフェイトを
想像しながら、やっと満足した顔をするなのはであった。







































『フェイト・T・ハラオウン様


 ねぇ、フェイトちゃん。
 昨夜の可愛いフェイトちゃんも
 仕事中の凛々しいフェイトちゃんもどっちも
 なのはのものなんだからね。

 濡れた瞳も、艶やかな声も、吐き出される吐息、
 その手の温もり、その髪の毛一本ですら
 全部なのはのものだよ。

 だれにも渡さない。私だけのフェイトちゃん。

 ねぇ、フェイトちゃん。あなたの全ては私のモノ。



                     なのは』
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テーマ:魔法少女リリカルなのは - ジャンル:アニメ・コミック

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