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好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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囚われの騎士は何を望むのか :: 2011/04/03(Sun)


姫様と騎士のお話が書きたいとか突然思って、出来上がったのがこれ。

あれっ、おかしいな。こんなお話のはずじゃなかったのに。
糖分一切なし。むしろ逆なものが出来上がってしまった。


続きはありません。

が、それでもいいよと言う方は続きからどうぞ








今、私の目の前には、生きているのが不思議なくらい
体中に傷を負った隣国の騎士がいる。
両手は天井から吊り下げられた鎖につながれ
両足には鉄球つきの足枷。


「どうして戻ってきたの?」


憎しみが表に出ないよう、出来るだけ
感情を抑えてこの騎士に尋ねる。



「・・・・・・」



頭を垂れたままピクリとも動かない騎士を見て
問いかけた少女は踵を返す。
このまま死ぬのならそれでも構わない。
ただ、出来るなら何故自分の両親が殺されなければ
ならなかったのか、目の前の騎士に問いたかっただけだ。







「・・・・待って・・・・」



苦しそうな息使いの中、搾り出すように紡がれた言葉。
少女は静かに振り返る。そして先ほどと同じ質問を
繰り返した。



「どうして、戻ってきたの?」



「キミに・・・・貴方に謝るために・・・・」



その言葉を聞いた少女はずっと堪えていた感情を
爆発させた。



「今更謝られたって私の両親は帰ってこない!!。」
「なぜ父は、母は殺されなければいけなかったの?」
「貴方の国に何かしたの?」
「殺されなければならない程恨まれていたの?」
「どうして・・・・・・」



叫び声はやがて嗚咽へと変わっていた。







「ごめん、なさい・・・・・。ごめんなさい。どうやって償っても
許してもらえる事じゃないのは、分かっている。」


そう言って少女を見つめる赤の瞳が揺れる。






目の前の騎士。隣国の魔道騎士。
そのランクはSSSとされ、数千程度の兵士なら
彼女一人で殲滅できると言われていた。

けれど、拘束された彼女にその片鱗は見られず
風に靡く美しい金色の髪は、所々に焼け焦げが
あり、自身の血と思われるモノが無数に付着していた。




国王と王妃を殺した後、この騎士は国へと帰還した。
そこで一体何があったのか。そもそもこの騎士は
とても誇り高き騎士だと聞く。自身の正義を貫き
理不尽な戦いはしない。民と心を通わせその力は
弱きものの為に使うと言うプライドを持った騎士だった筈。



なのに何故



あれほどの魔力を有する騎士は、ここに戻ってきた時には
全く魔法を使わなかった。ただ姫に、なのは姫に
あわせて欲しいと城に乗り込んできたと言う。


むろん、国王殺害の騎士をそのまま城に入れる筈もなく
問答無用で始まった戦闘。けれど、防御も攻撃もしないまま
彼女はただただ攻撃され続けていた。


そうして動けなくなった騎士を拘束し、姫の前にその身を
晒す事になったのだった。







なのは姫は傍らに控えていた護衛の剣を抜き取り
騎士の咽喉下へと突きつけた。



「・・・・・・死んで」



小さく呟く。









騎士は頷く。



「構わない、元々貴方に討たれるために戻ってきたんだから」



迷いのない瞳。その瞳はじっとなのは姫を見つめていた。



どうしてこんな澄んだ瞳を持った騎士が国王殺害などしたのか。
この誇り高き騎士に一体自国で何があったのか。





「・・・・あなたの、名前は?」


「・・・・・・・・・・」


騎士は首を横に振る。


「今の私は姫のご両親を殺した憎むべき敵。そんな者の
名など、あなたの記憶に留めて置く価値などありません。」



殺してください。



そう言って静かに瞳を閉じた。















ごめんなさい。どうしてこんな事になっていたのでしょうか。不思議だ。
しかもフェイトさんの「フ」の字も出てこないという(笑)。
時代設定も何もかも考えてないです。

ただ騎士と姫にしたかっただけ。


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テーマ:魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル:アニメ・コミック

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