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好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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お待たせしました。最終話です。 :: 2011/04/15(Fri)

連載モノの最終話って実はどの辺りで締めればいいのか
いまだに分かりません( ;^^)ヘ..。


とりあえず、後書きというか補足というかはこの後
短編を1本上げたあとに晒します。


正直、さらっと流したものが多すぎるような気もしますので(爆)。


兎にも角にも続きから最終話です。














最終話








「なのは、これで荷物は全部?」


空になった部屋を見渡す


「うん、それが最後。」
「よし、じゃあ行こうか」
「うん」




今日は私の引越しの日。折角の休日なのに
フェイトちゃんが朝から引越しを手伝ってくれていた。


「ごめんね、フェイトちゃん。折角のお休みなのに」
「構わないよ。むしろなのはと一緒にいれるんだから
嬉しいくらいだ。」


そう言って笑ってくれた。



あの騒動から2週間が経過していた。
















「捕まった?」
「そう、でなのはに確認してもらいたいって連絡が
あったんだ」


ごめん。すっかり忘れてたよ。そう言ってフェイトちゃんが
頭を下げた。
あの電話は、フェイトちゃんの保護者代わりの人で、
刑事さんからだったって聞いてちょっとビックリ。


そういえば、フェイトちゃんの家族の事何も知らなかったんだなぁ
ってちょっと落ち込んでいたら、そっと手を握られた。


「ちゃんと話すよ。だからそんな顔しないで」


どうやら泣きそうな顔をしていたらしい私はそう言って
フェイトちゃんに苦笑された。





クロノさん(刑事さんって呼ばれるの嫌いなんだって)
に見せられた一枚の写真、それは私のアパートの
管理人さんだった。
どうやら、あのアパートで私のように留守中に部屋に
入られた人が他にもいるらしくて、別の人からも警察に
相談があったらしい。それで詳しく調べていったら
管理人さんの部屋から、それぞれの部屋から盗まれた
モノが多数見つかってその場で逮捕されたとの事。

幸い、私に盗まれたものはなかったけど、やっぱり
気のせいじゃなかったんだなぁって思ったら、急に
怖くなった。もし、あのままあの部屋に住んでいて
部屋に忍び込んでいた管理人さんと鉢合わせていたら
なんて考えてゾッとした。


でも、これでここにいる理由なくなっちゃったなぁ。
折角フェイトちゃんと両思いになれたのにな。
部屋、また探さないといけない・・・・よね。





「ねぇ、なのは。アリシアの事なんだけど・・・・」


ぼんやりとしていたら、フェイトちゃんがアリシアさん
の事を話し始めた。そうだ、ちゃんと聞かなきゃ。
そもそも、これが原因だったんだし。


でも辛そうな表情をするフェイトちゃんを見ているのが
イヤで、ムリに話さなくてもいいよって言ったんだけど


「なのはには、隠し事していたくないから」


ってちゃんと話してくれた。けれどその内容はやっぱり
辛くて、フェイトちゃんがどれ程苦しんで、ここまで
立ち直ったのかとか思ったら涙が出てきた。


私の事をこんなにも心配してくれた理由。
他人を遠ざけ続けた理由。
そんな中で、いつの間にか親友と呼べるまでになった
はやてちゃんの存在。
けれどそのお陰でなのはとも出会えた。
そう言ってくれたことが何より嬉しくて私はやっぱり
涙が止まらなかった。




そんな私を見つめて


「あのね、なのは。その・・・・・・・」


なにか言いにくそうにしているフェイトちゃん


「どうしたの?」
「えっとね、なのは。私なのはの事本当に好きだよ」
「う、うん。ありがとうフェイトちゃん。私も大好きだよ。」
「だから、ね。・・・・その、もしなのはがイヤじゃなかったら」
「?」
「なかったら、・・・・・このまま一緒に暮らして欲しい!」



最後は一息で一気に早口で。



嬉しくて嬉しくて、結局私はこの後暫く泣き続けていた。
あんなに困った顔のフェイトちゃん、初めて私が
この部屋に来た日以来だったよ。



でも、うれし涙だから許して欲しいな・・・・・・













約束どおり、なのはにはアリシアの事、全部聞いて貰った。
本当は、まだ思い出すのは少し辛くて、だけどそれ以上に
なのはに隠しておくのが辛かったから、打ち明けた事は
後悔してないんだ。



なのは、ずっと泣きっぱなしで私はどれだけなのはの事を
泣かせるんだろうかとかちょっと自己嫌悪。




もう一つ言いたい事があるんだけど、多分・・・・
ううん、絶対にこれ言うと泣いちゃうんじゃないかな。



でも、言っておかないと後悔しそうだから・・・・




あのね、なのは・・・・・・


















「一緒に暮らして欲しい!」










あぁ、やっぱり泣かせちゃった。
ふふ、だけど嬉し涙だよね。わかるよ、なのは。
きっと私の自惚れなんかじゃなくて、幸せなんだよね。
私も凄く幸せだよ。



















フェイトちゃんと2人玄関の前で表札を付け替える

「フェイト・テスタロッサ & 高町なのは」


2人の名前の並んだ表札。こうして眺めていたら
なんだかまた涙が零れそうになって、慌てて上を向いたら
フェイトちゃんに


「もう、また泣いてるの、なのは。泣き虫だなぁ」


なんてニヤニヤと笑われた。



むぅ、うるさいなぁ。
だって嬉しいんだもん。いいじゃない。






「なのは、今日からまた宜しくね」


そう言って右手を差し出すから私はその手をグイッと
引っ張ってフェイトちゃんをギュッと抱きしめた。
あたふたと慌てているけど、離してあげないんだから。


真っ赤になった首筋や耳を見て、してやったりな笑いを
こぼし、私はフェイトちゃんに囁いた。



「私の事、ずっと離さないでね。大好きだよ。フェイトちゃん
これからも、よろしくね。」

















おしまい









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  1. ルームシェアは突然に
  2. | comment:0
<<どんな姿であっても、なのはである事にかわりはないよ。 | top | ひぇ~やってもうた・・・・・m(_ _)m>>


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