好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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雨が降るとやっぱりまだ寒いですね。 :: 2011/04/16(Sat)

今日は一日中雨で、何となく雨の事しか思い浮かばなかった(笑)


小さい頃は怖くても良かったんじゃないって感じの小ネタです。


短いです。それでもいいよって方は続きからどうぞ

子供の頃は、雨が嫌いだった。


理由は単純。


雷が怖かったから。






今そんな事をいったら、私のパートナーに
怒られちゃうよね。




まだ、私の手元にバルディッシュが
いなかった頃。激しい雨と雷に怯えて
眠れない事も何度もあった。


怖くてリニスの部屋へ逃げ込んだ事も
あったっけ。






けれど、バルディッシュが私のパートナーになってから
雷は怖いものじゃないって分かったんだ。
それ以来、相変らず雨は好きじゃないけど、雷は
怖くなくなった。むしろ大歓迎だ。
















幾たびも季節は巡り、その間に悲しい事、辛い事が
たくさんあった。けれど、それと同じ・・・・
ううん、それ以上に幸せだと思えることがやっぱり
あって・・・・・。





















「お待たせ。フェイトちゃん」
「ううん、大丈夫だよ」


昇降口でなのはと待ち合わせ。放課後一緒に帰ろうと
教室を出たところで、なのはが先生に呼び止められた。
すぐに済むから玄関で待ってて、そう言ってたなのはを
見送ったのがホンの10分ほど前だ。







玄関で外を見つめる。





雨、だった。





今朝の天気予報で午後から雨になるって言っていた通り
昼を少し過ぎた辺りから急にどんよりした空になって
それから雨が降り出すまで、然程時間はかからなかった。



今ではあまり考えることはなくなっていたけれど
今日は何故か昔の事を思い出してしまった。


雨が嫌いだったあの頃の事。
そうしてぼんやりしていた所へなのはがやってきた
と言うわけなのだが・・・・



「何かあった?」


心配そうになのはが尋ねてきた。
私の心の揺れに気がついてしまったようだ。


だけど、なにも心配する事なんてないんだ。
大丈夫だよ




「ん?何もないよ。ただちょっと昔の事を思い出しただけ」


そういうとますますなのはは心配そうな顔になる。
ああ、キミにそんな顔をさせたいわけじゃないんだ。



「違うんだよ、なのは。昔は雨が嫌いだったなって
思い出してただけだから」

「なんだ、そうなの」


少しホッとしたようなそんななのはが愛しくてその手を
ギュッと握り締めた。



帰ろうか、そう言ってなのはが傘を出すのをじっと見つめていた。



「フェイトちゃん、傘は?」
「忘れてきちゃったんだ」


入れてくれる?そう聞くと、少しだけ頬を赤くして
仕様がないなぁなんていってそっと傘を私の方へ
差し出してくれる。


こんな時は、傘を持つのは私の役目。なのはよりも
背が高いからね。そして2人寄り添っていつもよりも
ゆっくりと帰るんだ。




「ねぇ、フェイトちゃん」
「ん?」
「さっきの続き、だけど」
「さっき?」
「今も、雨は・・・・・嫌いなの?」


そうして遠慮がちに尋ねてくるなのは。
全く、何をそんなに心配しているのやら・・・・。
こんなに幸せな気持ちにしてくれたのはなのはなのにね。


















「今はね、大好きだよ」



ちょっと屈んでなのはの耳元へ口を寄せる。














「だって、なのはとこうして相合傘が出来るんだから」

そう囁いたら、真っ赤になったなのはは











私もそうだよって小声で呟いた。

















私の鞄の隅に入っている折り畳み傘。
残念ながら、キミの出番はないと思うんだ。
そっと鞄に手を添えて、そんな事を考えた雨の日だった。














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テーマ:魔法少女リリカルなのは - ジャンル:アニメ・コミック

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