好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




スポンサーサイト :: --/--/--(--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


  1. スポンサー広告

1+1 は 3 :: 2011/05/01(Sun)


予定通り お話を始める前に少しだけ注意事項です。

今回もパラレルです。
なのは×フェイトはここでは鉄板なので今回もそうです。
ですが、最初の数話はなのはさん出てきません。

そして、ちょっとだけ(私の中では)フェイトちゃんが
「嫌なヤツ」になってます。

いちゃいちゃもかなり後半にならないと出てこないと
思われます。なにしろ今現在私の頭の中でもいちゃいちゃ
してないんですよね(-_-;)。


そんな感じでも大丈夫と言う方は続きからどうぞ。









■   □   ■   □   ■   □




想い続ける事は悪い事じゃない。
けれど、報われない想いを持ち続けるには
私は弱すぎたのだろうか・・・・・




第1話




普段はなかなか人が来ないような校舎裏。
校舎裏といっても、雑草が生え放題とか
日中の時間でも太陽の光も差し込まない
と言ったような不気味な雰囲気は無く、
だからと言って、人の出入りが激しいわけでもない。
そんな場所。まぁ早い話が、誰にも話を聞かれたく
無い場合などには、よくここが使われている
とか言うそんな場所。


そこの壁に寄りかかって私は目の前で言い争ってる
2人の女を眺めていた。



「何、勝手な事言ってるの?フェイトは私と付き合ってるのよ!」
「あなたこそ、いい加減な事言わないで、フェイトさんは私と
付き合ってるんだから」




昼休み、何故かこの2人の生徒に呼び出されて、
どっちと付き合っているのかはっきりと答えろと言われた。





「私はフェイトと寝た仲なんだから」

一人が臆面もなく言い放った。



「それなら私だってそうよ!」

もう一人も負けじと叫ぶ。けれどこちらは言ってから
自分がどれ程恥ずかしい事を言ったのか理解したらしく
瞬時に顔を赤くしていた。



(へぇ~、少しは羞恥心が残ってるのかな)



それにしても、これで何回目の修羅場だっけな。
とか思っているのはこの二人には秘密。
・・・・・・いや、別にどっちでもいいか。


2人とも自分こそが私、フェイト・T・ハラオウンの
恋人であると主張して譲らない。
正直そんな事どうでも良かった。


(あーー、煩いし面倒くさい。どっちももういいや)


校舎の壁に凭れながら、言い争っている生徒を見ていた。
2人共顔は覚えてる。けれど名前が出てこない。
どちらかが私と付き合ったと話して、もう片方が反発したって
所か。



いつまでたっても話し合い、いや言い争いは平行線のまま。
まぁ、殴ったりしないだけいいか・・・・・・とか思っていたら
結局我慢のならなくなったらしい、気性の荒い方の生徒、
名前は・・・・・なんだっけな、やっぱり思い出せない。
が口では負けそうだったのか真っ赤な顔をしながら
もう一人の生徒を殴ろうと右手を勢いよく振り上げた。


つい無意識の行動で、2人の間に割って入り、振り下ろそうとした
腕を掴んでひねり上げた。
今にも殴られそうだった方の生徒は、自分が助けてもらったと
勘違いし、私に擦り寄ってくる。


殴り損ねた生徒はますます顔を赤くして、今度は私の方にまで
突っかかってくる。



(本当に勘弁して欲しいな・・・・・)




「あのさ、何か勘違いしてるみたいだけど、いつ私達
付き合ってたりしたのかな?」


2人の顔を交互に見る。
すると2人とも一瞬きょとんとして、それから私の言った事を
いち早く理解した気性の荒い方の生徒が私に食って掛かる。


「だって、私達、寝たじゃない」
「だから?それだけならこっちの彼女とも寝たよ?」


そう言うともう一人の彼女が、顔を真っ赤にしながら言った。


「遊びだったの?私、あなたが好きだって言ったでしょ?」
「そうだっけ?そんなの誰にでも言うんじゃないの?」
「そんな事ない!私はあなたが好きだから・・・・」


涙を流しながら叫ぶ彼女に苛立ちが募る。



「全く、勘弁してくれないかな。」


あからさまに嫌悪感を表に出す。


「自分で言うのも馬鹿らしいんだけど。キミ達、私の噂
知ってるよね?」








私立聖祥大附属高校、3年
フェイト・T・ハラオウン
長い金髪を裾の辺りで軽く結わえ、色白でスタイル抜群。
成績は常に学年で5本の指に入るほどの良さで
教師からの評判も悪くはない。
そんな彼女に男女問わず言い寄る人間は多い。
中には今回のように身体の関係までもつ者も少なくない。


けれど、彼女と恋人になったと言う者はいまだ現われず
いつしか、フェイト・T・ハラオウンは快楽の為だけに
女を抱く女とまで噂されるようになっていた。




「知らなかったって事ないよね。最初から抱かれたかった
だけなんじゃないの」
「そんなっ!こと・・・・・」
「自分だけは特別だって思った?」



そう言ってくすりと笑う。


すると見る間に青ざめた表情になる。


「気持ちいい思いしたんだし、それでいいでしょ」
「好きなんては想いは一時の気の迷いなんだよ」
「なんなら3人でもう1回する?」


そう言って笑ってやった。






パシンッ


「ーーーーッ」


小気味良い音が辺りに鳴り響く。
目を真っ赤にし青ざめた表情のまま睨みつけられた。
私が何も言わず黙ったままでいると、その生徒は
バカにしないで、と言い残してそのまま去ってしまった。



キミはどうする、もう一人残った生徒に目でそう尋ねると
さっきまでの剣幕が嘘のように大人しくなって、
私に向かって静かに口を開く。



「フェイト、あんた。こんな事してて楽しいの?
いままで本気で誰かを好きになった事ある?
いつか絶対後悔する時が来るよ」





いいたい事を言い切ったのか、その生徒は大人しく
帰っていった。その場に残された私は、殴られた頬に
手を当てながら、今言われたばかりの言葉を繰り返す。




「本気で誰かを好きに?・・・・・・」




そんな事、とっくの昔に忘れちゃったよ。
ポツリと呟いた言葉は、誰の耳にも届かなかった。
















ついさっきまでタイトル未定だったのは秘密(笑)。
スポンサーサイト

テーマ:魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 1+1 は 3
  2. | comment:1
<<拍手お返事 | top | 拍手お返事>>


comment

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2011/05/01(Sun) 22:18:22 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集 ]

comment


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。