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好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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1+1 は 3 :: 2011/05/05(Thu)

連休最終日。今年は本っ当にだらだらした連休だった(笑)。

えっと、3月の拍手更新の時の記事に、拍手を頂いたんですが
今の拍手文の中身って、あの頃と違うんですよね。そういえば。

やっぱり、拍手内の文章もこっちに投下しておいた方が
いいかなぁ・・・・。とか思ってます。


それでは続きから 第5話です。


このお話は、誰が何と言おうとなのふぇいです(笑)。
今のトコ欠片も見たらないけどね( ;^^)ヘ..









■   □   ■   □   ■   □




楽しい休日になるはずだった。

けれど、・・・・




第5話








日曜日、この間のお詫びも兼ねてはやてと二人
街に遊びに出かけていた。


「なんや久し振りやね。フェイトちゃんとのデート」
「そうだね。けどデートじゃないから」


クスクスと笑いながらはやてに言い返す。


「ええやん、デートで」
「随分こだわるんだね、デートに」
「当たり前やん。あのフェイト・T・ハラオウンとのデートやで?」



明日辺り学校で大騒ぎにならんかな。なんて随分と楽しそうに
笑っている。私とのデートって大騒ぎの元なの?とか
考えていると、それを察したのかはやてがわざわざ説明してくれる。


「寄って来る者は拒まず、せやけど特定の一人も作らず。」
「外見の派手さとは裏腹に、冷たすぎるその内面にクラッと
くる女性も数知れず。」
「けれど2人きりで出かけるなんて天地がひっくり返っても
ありえへん」


なんか何気に酷い言われような気がするけど・・・・。
まぁはやて以外の人間と2人きりで出かけるなんて
考えられないのは本当かなぁ。


「わかったよ。もういいから」


放っておくとまだまだ続きそうな勢いに私は慌てて
はやてを止めた。わざわざ自分の嫌なトコ確認するために
街まで出てきたんじゃないしね。



「さて、じゃあどうしようか。」
「久し振りやし、映画もええかな」
「そうだね。映画見てから買い物しようか」
「せやね、ほな何みよか」



あれこれと今日の予定をおしゃべりしながら
私とはやては映画館へと向かった



















「いやぁ、なかなか笑える映画やったね」
「はやて、どうしてみんなと違うトコで笑うのかな?」
「それにどっちかと言うとシリアスな映画だったと
思うけど・・・・」
「いやいや、あの強盗犯と警官の言い合いは間違いなく
ノリとツッコミやったで」
「結構真面目に言い争ってたように見えるけどね・・・・」


はやての笑いの感覚は相変らず分かりづらいよ、なんて
今見たばかりの映画の話をしつつ、昼食をドコでとろうかと
美味しそうなランチメニューを吟味しながらお店を探していた。



「フェイトちゃんは何がええの」
「そうだなぁ、この辺りは美味しいお店が沢山あるから
いつも迷っちゃうんだよね」
「そうやね・・・・・・あっ、あそこ新しいお店が
出来るんやね」
「えっ、どこ?」



ほら、そう言ってはやてが指差した先には、近日オープンと
プレートのかかった店舗があり、改装中らしく沢山の人が
出入りしていた。



「ほんとだ。どんなお店になるんだろうね」


そうはやてに返し、人のごった返していたその店舗を
何となくじっと見つめていた。すると中から一人の女性が
出てきて、作業をしている人達にひと休みして下さいと
コーヒーを振舞っているのに目が釘付けになる。



「えっ?!」

思わず立ち止まってしまった。私の声に気がついたはやても
一緒に止まる。


「なんや、どないしたん。フェイトちゃん」





「えっ?!」


今度はそのはやての言葉に驚いた女性が、こちらを向いた。







目が合う。
一瞬にして周りの雑音が耳に入らなくなった。
ここにいるのは自分と



「なのーーーー」

無意識のうちに女性に向かって歩き出した自分を止めたのは




「まーまー」



小さな女の子の声だった。ハッと我に返った女性は
声のした方に向いて大きな声で叫ぶ。



「ヴィヴィオー。転んじゃうから。危ないよ」
「ちょ、ヴィヴィオ。待って。そっち危ないから」
「あーー、アリサちゃん。足元危ないよ」



小さな女の子を追いかけてくる人達。その顔を見て
呆然としていた自分の時間もまたゆっくりと動き出した。



「アリサ、すずか・・・・・・・・なのは」


そんな私の声に気がついた2人はゆっくりと私の方に
身体を向ける



「フェイト・・・・・」
「フェイトちゃん」


アリサとすずかはきまりが悪そうに私から目を逸らす。



「久し振りだね。フェイトちゃん」
「・・・・・・」



2年ぶりに聞くなのはの声は、あの頃と変わらず耳に心地よくて
その瞳もあの頃と何も変わらない澄んだ蒼だった。



「まーま?」



なのはの腕に抱かれて、なのはを「ママ」と呼ぶ少女。
それは、私が今まで見ないようにしていた現実。
なのはが自分ではない誰かを選んだと言う事実。



前に進みかけていた足は、今度は地面に縫いついたように
動かない。



いやだ・・・・・・いやだ・・・・・




早く、早く。この場から逃げ去りたいのに足が
思うように動いてくれなかった。



「行こう、フェイトちゃん」



すると、今まで一言も話さなかったはやてが私の手を握る。
全く動かなかった足が今度は簡単に地面からはがれた。
はやてを見ると、怒りを一生懸命に堪えているのが
分かった。



「・・・・・行こうはやて。」



私もはやての手を握り返し、後ろを振り向くことなく
その場から立ち去った。




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テーマ:魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル:アニメ・コミック

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  2. | comment:1
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  1. 2011/05/05(Thu) 23:26:57 |
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