好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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1+1 は 3 :: 2011/05/06(Fri)

どこで切るか悩んで、多分いい区切りなんじゃないかと
選んだ場所が、こんな所でした(-_-;)。

ちょっと短いです。



続きから第6話、いきます。









■   □   ■   □   ■   □




突然の再会は、傷を癒すためのものではなく
深く深く刃を突き刺されたようなものだった。


過去からやり直せたなら、この胸の傷は
消えてくれるのだろうか・・・・・




第6話





フェイトちゃんが行き成り止るから、何があったのかと
私も立ち止まった。


「なんや、どないしたん。フェイトちゃん」


私が呼んだフェイトちゃんという言葉に、フェイトちゃんの
視線の先の女性がこちらを向いて、思いがけず
フェイトちゃんの名前を呼んだ。



びっくりして、声の方に向くと今度は店の中から
小さな女の子が、その女性・・・・・なのはさんに
向かって走ってきていた。私は、突然の事に声を失くし
フェイトちゃんも固まっていた。



女の子を追いかけて出てきたのは、なのはさんの親友の
アリサさんとすずかさんやった。
2人ともフェイトちゃんの顔を見るなり視線を逸らす。

そらそうやろね。あの時、なのはさんが急にいなくなった時、
自分達にも何も連絡が無いって怒ってた人達だから。

それなのに、どうして今、ここで、なのはさんと一緒に
おるんよ。訳がわからん。



なのはさんに声をかけられたフェイトちゃんは、
なのはさんと、なのはさんに抱っこされてる
女の子を交互に見てた。


今にも泣き出しそうで、だけどどうやっても足が
動いてくれへんみたいで、私は見ていられなくて
フェイトちゃんの手を掴んで


「行こう、フェイトちゃん」


そう言うとった。ふっと足が動いたので少し安心したのか
フェイトちゃんに手を握り返されて2人してその場から
立ち去った。




なんで?なんでここにおるん?
外国に行ったて言うてたやん。
何で今頃現われるんよ。しかも子供って。
またフェイトちゃんが苦しむんか?
そんなん、アカン。絶対にそんなんアカンよ。





2人とも無言でドコをどうやって歩いてきたのかも
わからんかった。ただ別れ際のフェイトちゃんの
寂しそうな後姿が目に焼きついて離れんかった。















「なのは・・・・・」
「なのはちゃん」
「戻って来たからには、いつか会う事もあるんだろうなって
覚悟はしてたけど、それがまさか今日だったなんてね」
「なのは」
「フェイトちゃん、泣きそうな顔してたね・・・・」
「そうね」




アリサ、すずか、なのはの3人は、それぞれの想いを胸に
2人の立ち去ったあとを見つめていた。














(どうやって帰ってきたんだっけ・・・・)



気が付いたら自室にいて、ぼんやりとベッドに腰掛けていた。
階下から母さんの夕飯よと言う声を聞いて初めて今が
もう日も落ちた時間であると知る。


(はやてに悪い事しちゃったな)
(後で謝らないと・・・・)


そう思ってはいても、ちっとも身体は動こうとはしなかった。
外ではいつから降り始めていたのか激しく雨が降っていた。


(そういえば、なのはと初めて会ったのも、こんな雨の日
だったな・・・・・)




誰に話すでもなく、ぼんやりと窓の外を眺めながら
フェイトはなのはと出会った時の事を思い出していた。





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テーマ:魔法少女リリカルなのは - ジャンル:アニメ・コミック

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