好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




スポンサーサイト :: --/--/--(--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


  1. スポンサー広告

1+1 は 3 :: 2011/05/09(Mon)

ここんとこずっとパソコンが重い!!。
作業がはかどらん・・・・

眠いのに(爆)。


さて第9話ですね。
今日は過去のお話。進んでいるようで戻ってる?・・・・はずはない(笑)。
なかなかいちゃこらしなくてねぇ・・・・

今回の連載はやたらとフェイトちゃんをネガティブ設定にしてしまったらしい。
無意識なんだけど(笑)。

いいタイミングでの区切りを見つけられなくて、いつもよりもちょっと長めです。


問題ないよって方は、続きからどうぞ・・・











■   □   ■   □   ■   □




幸せだった頃。
会えなくなるなんて考えもしなかったあの頃。

戻れるのなら、もう一度あの頃に戻りたい・・・・・




第9話





あの雨の日から私はよくお店に行くようになった。
あの後、お礼がしたいとリンディ母さんと行ったのが
きっかけなんだけど。
なのはさんのお母さんと意気投合してしまったみたいで、
リンディ母さんが仕事で遅くなる時とか、塾がある時とか
お店で夕食を済ませるって事にいつの間にか話が纏まって
しまっていた。
私となのはさんは2人して唖然としながら
母さん達の会話を聞いていただけだった。


だけど、本当は凄く嬉しかったんだ。もう一度
会いたいと思っていたし、親しくなれたらどんなに
楽しいだろうなって思っていたから。


あっ、だけど母さんの


『ふつつかな娘ですが宜しくね、なのはさん』って


あれは恥ずかしかった。お嫁に行くわけじゃないんだから。
でも、全然嫌な気持ちにはならなかったなぁ。





そうして、時々通うようになってもうすぐひと月に
なろうとしていた頃、私はどうしても聞きたい事が
あって、迷惑かなって思ったんだけどなのはさんに
相談したんだ。




「ウチの学校の授業料?」
「うん、なのはさん私立聖祥大附属高校だよね。」
「そうだね」
「やっぱり、私立ってお金・・・・・かかるよね?」
「うーん、それはそうだけど」


どうしたの?そう問い掛けられ私はずっと考えていた事を
思い切って打ち明けた。



「あのね、こんな事聞かされたら迷惑かなって思ったんだけど
聞いて、もらえるかな」
「私でよかったらいくらでも聞くよ」
「ありがとう、実はね・・・」


私は、今まで自分から殆ど話すことの無かった自分の
生い立ちをなのはさんに話し始めた。
どうして出会って間もないなのはさんにこんなにも
プライベートな事を話す気になったのか、実は不思議
なんだけど、なのはさんには隠しておきたくなかったんだ。

ちょうど進路を決めなきゃいけない時期だったし
話すなら今しかないって思った。



「あのね、私ハラオウンの家の本当の子供じゃないんだ」
「えっ!!」


やっぱり驚いてる。まぁ当たり前だよね。大丈夫かな、
このまま話し続けても・・・・・


「ねぇ、フェイトちゃん。」
「何、なのはさん」
「そんなにプライベートな事私が聞いちゃってもいいの?」
「なのはさんに・・・聞いて欲しいんだ。あの、迷惑かも
しれないけど」
「迷惑なんて、そんな事全然ないよ。むしろ嬉しいよ、
フェイトちゃんがそれだけ私の事信頼してくれてるって事だから」



嬉しかった。同情なんかじゃなくて、ちゃんと聞いてくれる事が。
それから私はなのはさんに全て話した。




私が小学校に上がる前、本当の母さんとお姉ちゃんが
事故で亡くなった事。物心ついた頃には父さんはいなくて、
それに母さんには親戚と呼べる人たちもいなくて、
まだ幼かった私は施設に預けられる寸前だった事。


そんな時、私を引き取りたいって言ってくれた人、
それがリンディ母さんだった。
昔、母さんに助けられた事があったらしくて、今が
その恩を返す時なんだって言ってた。


それから今までずっと育ててくれたんだ。
凄く感謝してる。とても言葉では言い表せないくらい。
リンディ母さんからとても沢山の愛情を貰った。
それは今でも、これから先もきっと変わらない。



「私ね、法律の勉強をしたいとずっと考えてた。私みたいに
幼い頃に親を亡くした子供達はたくさんいるんだ。私は凄く
運が良かったから、ハラオウン家に引き取られて大切に
してもらった。だから今度は私がそんな子供達の力になって
あげる事は出来ないかなって思うんだ。リンディ母さんみたいに
誰かを助けてあげられたらなって思ってる」
「フェイトちゃん・・・・・」
「だけど、母さん達にこれ以上負担をかけるのも嫌なんだ」




聖祥大の法学部は比較的レベルが高いとされていて
外部からの受験生も多い。けれど、より確実性を
高めるのなら附属高校を受験したいとフェイトは考えていた。
しかし、私立高校はお金がかかる。フェイトはこれ以上
家族の負担にはなりたくないと考えていたのだ。





「フェイトちゃん!」
「えっ、わっ。ちょっ、危ないよなのはさん。って何で涙?」



突然隣の席にいたなのはさんが抱きついてきた。
ぅわっ、ちょっと。あの、柔らかいモノがう、腕に・・・。
ってそうじゃなくて。




「どうして泣くの?なのはさん」
「フェイトちゃん、あのね」
「フェイトちゃん!あなた間違ってるわよ!」
「「えっ!!」」


なのはさんが何か言いかけたのとほぼ同時に、奥の方から
桃子さんが勢いよく、飛び出してきた。
私もなのはさんも一瞬唖然としてしまって、先に我に返ったのは
さすがに、なのはさんだった。


「ちょ、ちょっとお母さん。盗み聞きは良くないと思うんだけど」
「そんなつもりはなかったのよ。たまたま飲み物でもって思って
持ってきたら、なんだか真剣な話を始めちゃったから、
出るに出られなかったの」


そう言ってちょっと頬を膨らませる。実はなのはさんも
拗ねたりすると時々こんな顔になる。可愛いなぁなんて
思ったりするのは秘密。
だけど、あーー、やっぱり親子なんだなって思っちゃう。


「ホントかなぁ、そのまま戻っても良かったんじゃないの?」
「だって冷めちゃうじゃない。」
「どうせもう冷めちゃってるし・・・・」
「だって、だって」
「ぷっ」
「「えっ?」」


2人の言い合いがなんだかおかしくてついに噴出してしまった。
2人も同時に私を見る。


「あっ、ごめんなさい。なんだか2人可愛くて・・・・」
「あらっ」
「えーーー」


何だか不満がありそうななのはさんと、ほんのり顔を赤くした
桃子さんと交互に見つめ合って、


「・・・・今は、私達の事はどうでもいいわね」


そう区切りをつけて桃子さんが話し始めた。


「フェイトちゃん、あなた間違ってるわよ」
「えっ?」
「リンディさんはあなたが可愛くて仕方ないのよ。
負担だなんてこれっぽっちも思ってないわ」
「・・・・・桃子さん・・・・」
「それにね、自分の娘が頑張りたいと思っている事に
親は反対なんてしない。もちろん心配はするわよ。
女の子だしね。だけど心配も親の特権なのよ?」
「・・・・良く分かってます。だからまた無理をさせて
しまうんじゃないかと・・・・」
「それも間違い。確かに今まで以上に頑張るでしょうね
リンディさんは。」


そう言って微笑む桃子さん。桃子さんも付き合いは短いけど
リンディ母さんの事、凄く大切な友達だと思ってくれてるのが
とても嬉しい。


「けどね、それは無理とは言わないのよ。むしろ楽しみな事よ。」
「そう、でしょうか・・・・」
「じゃあね、自分だったらって考えてみて?リンディさんに
もし、今物凄くやりたい事があったとして、だけど今は
フェイトちゃん受験だし、まだまだ大変な時期なんだから
私は諦めよう・・・・とか思っていたとしたら・・・・」
「嫌です!!そんなの私は悲しい。遠慮なんてして欲しくない!」
「でしょう」
「あっ」


思わず立ち上がって即答したら桃子さんに笑われてしまった。
あっ、そうか。家族に遠慮されたら悲しいよね。


「桃子さん・・・・」
「分かった?」
「はい・・・ありがとうございます」
「もう、なんか納得いかない。フェイトちゃんはなのはに
相談してたのにぃ」
「えっ、あっ。そんな事ないよ。なのはさんも話ちゃんと
聞いてくれて、ありがとう」
「う~~~ん。ま、いいか。フェイトちゃんがいいのなら」


桃子さんにお礼を言ったら、なのはさんに拗ねられた。
うん、やっぱり可愛いよね。時々本当に年上なのかなぁとか
思っちゃうんだ。なのはさんから見たら私なんて妹にしか
見えないんだろうけど・・・・・











ズキン




あれ?何だろ。胸が・・・・・痛い?
妹に思われているのが何だか少しだけ嫌だなぁって思ったら
何だか胸が痛くなった。
少しだけ俯いてしまったら



「フェイトちゃん?」
「あっ・・・・」
「大丈夫?」
「はい、大丈夫です。ぼーっとしちゃった。ははははは」
「変なフェイトちゃん。まっ、でもちゃんとお母さんに
話したほうがいいよ。今の話。きっとリンディさん喜ぶよ」
「喜ぶ?」
「そう、喜ぶの。ねっお母さん」



そう言って笑ったなのはさんに桃子さんは
そうねと優しく微笑んでいた。







その日の夜。私は思い切って母さんに打ち明けた。
今まで育ててもらった感謝の気持ちと、
この家の子供である事を嬉しく思っている気持ちと。
そして行きたい学校がある事を話した。
法律を学びたくて私立の学校に行きたい事。それには
多分たくさんお金が必要になる事。

それでも、聖祥高校に行きたい。そう言ったら


「馬鹿ね、そんな事で悩んでいたなんて。」
「母さん・・・・」
「行きなさい、フェイト。余計な事なんて何も考えなくていいわ。
それに、そんなのちっとも苦労なんかじゃないもの。」
「かあ、さん・・・」
「母さん、嬉しいわ。」
「嬉しい?」
「そうよ。だってやっとフェイトが私達に我侭だって思ってる事
口にしてくれたんだもの」
「えっ?」
「今まで、無意識に私達に心配かけちゃいけないとか、迷惑
かけちゃいけないとか。難しく考えちゃって、ちっとも甘えて
くれなかったし」
「そんな事・・・・」
「あるのよ」


そう言って笑った母さんは本当に嬉しそうで。
言ってよかったと心の底からそう思った。
部屋でなのはさんに電話したらよかったねと
言ってくれた。その時に、どうして喜ぶ事がわかって
いたのか聞いてみたら、自分も小さい頃同じような事が
あったんだって教えてくれた。



「勉強で分からない事があったら遠慮なく聞いてね」
「ありがとう、なのはさん」


一緒に通えないのは残念だけどね、そう言う口調が
本当に残念そうに聞こえて、なのはさんがそうやって
私の事を思ってくれていると考えるだけで
この先の受験勉強も頑張っていけそうな気がした。















進路とか受験とか、多分違和感のある文章があるかも・・・
だってσ(’、`)の時代と今と違うでしょ・・・・・

そこらへんはスルーしてくれると嬉しいな(笑)


スポンサーサイト

テーマ:魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 1+1 は 3
  2. | comment:0
<<お返事です | top | お返事♪>>


comment

comment


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。