好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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1+1 は 3 :: 2011/05/12(Thu)

なんか同じところをグルグル書いてる感じがしなくもない
みたいなね(笑)。


とりあえず本日11話です。
続きよりとうぞ。











■   □   ■   □   ■   □




過去の楽しかった思い出。
そこにいたのは・・・・・・




第11話




はやてにああは言ったものの、真っ直ぐ家に帰る気にも
ならず、ブラブラと彷徨うようにフェイトは歩いていた。
すると、どこか遠くのほうから陽気な音楽が聞こえてきた。



(ああ、そう言えば、もうそんな時期になったんだ・・・・。)



それは、近所の神社のお祭りのお囃子の音だった。



(・・・なのはと初めて2人だけで出かけたのがこのお祭りだったな)



そんな事を思い出しつつ、フラフラと誘われるように
神社へと向かっていた。


まだ準備中らしく、業者の人たちが忙しなく動き回っている。
大きな木に吊るされたスピーカーから、さっきのお囃子の
音が聞こえていた。


そんな業者の人達を何気なく見ていたら、一人朧げに見覚えの
あるおじさんがいた。


(このおじさん、確か・・・・)


あまり不躾に凝視しすぎただろうか。そのおじさんが
訝しげな表情で私を睨み返してきた。私は慌てて
視線を外し、そこから立ち去ろうとやや足早に歩き出す。



「おい、そこのねぇちゃん」
「えっ!、わた、し?」
「そうそう、あんただよ」


呼ばれて、恐る恐る振り返る。


「あーー、やっぱりいつかのねぇちゃんだよな」
「あの~、覚えていたんですか?」


段々と罰が悪くなって、答える声も小さくなる


「ありゃあ、忘れろったって。忘れられねぇよ」
「あ、はは、ははははは・・・・・・すみません」
「何。謝ってんだよ。あっ。そうだ!ちょっとこっち来て見ろよ」


そう言っていきなり私の腕をつかんで歩き出した。
知らない人が見たら、絶対に誤解されそうな二人。
一人は見るからに怖いおじさんで、もう一人は
制服を来たままの学生。


引きずられる様に歩き始めて5分程した所に、お祭りの
出店の人達のトラックの駐車場として用意されていたらしい
広場があった。
その中の一つのトラックに連れて行かれて、ちよっと待ってろ
と言われた。

おじさんはトラックの中に引っ込んで少しして
一枚の写真を持って戻ってきた。


「ほらよ」
「えっ?私、に」
「ああ。きっとこの辺りに住んでるんだろうし、俺も
この仕事長いからよ。毎年やってくりゃ、いつかは会えんじゃ
ないかと思ってさ」
「あの時の・・・・」
「そう、俺が唯一負けを認めたヤツの写真だ」


そう言ってニヤッと笑う。








そこには、両手一杯に射的で打ち落とした景品を持って
喜んでいるなのはと、おじさんに頭を撫でられている私が
並んで映っていた。




「私と・・・・なのはだ。」
「こっちのねぇちゃんは元気かい?」
「・・・・・・はい、とても・・・・元気です」
「そうかい、そりゃ良かった。また遊びに来な。
今度は負けねぇからよ」
「・・・・・・・・・はい、あり、がとうございます。」



じゃあ、俺はまだ準備があるからよ。そう言って
おじさんは私を残して走り去ってしまった。

















「笑ってる・・・・」



2人とも本当に楽しそうに・・・・・・




「うぅぅっ・・・・・・・・・なの・・・・・・・・ぅぅぅぅ」





どれだけ心に頑丈な鍵をかけたとしても、それを遥かに
上回るほどの想い。結局どこまで行っても自分はなのはを
忘れる事も、諦める事も出来ない。



どうすれば、いいのだろうか。どれ程恋焦がれていても
今のなのはには、なのはを守ってくれる人が傍にいる。
自分の想いが、自分を押しつぶしてしまいそうだった。














同じ頃、なのはもまたお囃子の音に誘われて、
神社近くまで来ていた。


「まま、あの音なに?」
「あれはね、太鼓の音かな」
「たいこ?」
「そう、ほらトントンって鳴ってるでしょ。」


じっと耳を澄ますヴィヴィオ。
なのははそれを見ながら、3年前の夏、フェイトと
一緒に来た夏祭りの事を思い出していた。



















「えっ、お祭り?」
「うん、息抜きに一緒にいかない?
一緒に行くはずだった人が行けなくなっちゃって。」
「でも、私でいいの?」
「もちろん。」
「行きたい!!なのはさんと一緒に。」
「にゃはははは。分かったから落ち着いて。」



立ち上がって拳を握るフェイトちゃん。
うん、わかったから、そんなに喜んでくれて私も嬉しいよ。

そうして、私たちは近所の神社のお祭りにでかける約束をした。












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テーマ:魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル:アニメ・コミック

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