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好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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1+1 は 3 :: 2011/05/14(Sat)

窓5つ位開けちゃうと、急に重くなります(笑)。
予期せぬところでクリックした事になっちゃうから
面倒くさい(爆)。



さて13話更新です。

そろそろ親友たちも痺れを切らしてきたみたいです。
2人を心配する人たちの言葉できっと立ち上がってくれるはず。



続きからどうぞ





■   □   ■   □   ■   □




自分を誤魔化すのはもうやめや。
ちゃんと向き合おう。

なぁフェイトちゃん。
後ろばっかり見るのはもう止めよう・・・




第13話








季節はもうすぐ秋になろうとしている頃。
フェイトはよく授業をサボってふらりとどこかへ
出かける事が多くなった。


はやてがどこへ行っているのか尋ねても


「はやてには、関係ないよ。放っておいて」


と全く口を開こうとはしない。
おまけにあれ程間を空けずに誰かしらが傍にいたのに
最近では一人でいる事の方が多くなっていた。


とりあえず、学校には出てきている。夜に勝手に家を
抜け出すような事をしている訳でもない。
ただ、今まで、どれ程多くの女子生徒と問題を起こしていても
成績だけは上位にいたフェイトが、ここ最近はそれすらも
どうでもいい事のように振舞うようになっていた。


(あんだけこの学校に入る事に一生懸命だったんに)
(どんだけ荒れた生活してても、勉強だけは見えんトコで
頑張ってたはずなんに)
(何でなん?フェイトちゃん。もうあの頃の気持ちすらも
無くしてしまったんか)



はやては、この学校を受験する事になったと報告してくれた
時のフェイトを思い出して、思いを馳せる。





『はやて、私、聖祥大附属受けるよ』
『ホンマか』
『うん、決めた。あそこに行って法律の勉強をする』
『ずっと言ってた事やな』
『また高校も一緒だね。はやて』
『せやな・・・・って受かる気満々やね』
『当然。その為に頑張るよ。私』
『えらい気合が入ってるのは、あの人のお陰なん?』
『・・・・・・何のこと』
『とぼけたらアカン。フェイトちゃん分かり易いからな』
『はやて・・・・・・・・』
『あんなん、見る人が見たら一発や』
『そんなに・・・分かり易いかな・・・・・私』
『丸分かりやね。ええやん、幸せって顔に書いてあるで』
『参ったな・・・・・・・なのははね』
『うん?』
『暖かくて、優しくて、そして強くて・・・・』
『・・・・』
『学校の事も、喫茶店の事も全部、一生懸命で』
『私より3つも年上の癖に時々妙に子供っぽくなったり』
『だけど全部ひっくるめて好きだなぁって思うんだ』
『はいはい。もうそんな蕩けそうな顔で惚気んで』
『のろっ・・・・は、はやてが言い出した事じゃないか』
『そうや、せやけど、惚気てええとはひとっ言も言うてへんもん』
『もう、はやて!!』
『あはははははははは。ごっそうさ~ん』




雲ひとつない青空の下、はやてとフェイトは2人で
学校が終わった後、公園のベンチで空を見上げながら
語り合った。


出来るならあの頃のフェイトに戻って欲しい。
けれど、今のままではそれは叶わない。



(どうすればええか、なんてホンマはとっくに分かってた事や)
(フェイトちゃんが動かへんのに、私が口を出してええ訳ないって
思っとったけど)
(やっぱり、それじゃあ何時までたっても前に進めへん)
(ちゃんとあの人に会うて、そんであの人の口から全部話、聞かな。
せやないとフェイトちゃんはいつまでもあの頃に縛られたまんまや)
(お節介は百も承知。嫌われるんは・・・・嫌やけど
フェイトちゃんの事信じとるからね)




はやては、教室でポツンと主のいなくなった机を眺めながら
そう固く決意した。
















喫茶店がオープンしてから数ヶ月。順調に客足も
伸びて、なのはも少しだけ、追われるような慌しい
日々から、ヴィヴィオと2人のゆったりとした日常へと
その生活パターンを移行させ始めていた。



なのは自身、一人でヴィヴィオを育てているという
苦労はあるのだが、苦労と思う以上に愛しさがある。
自分は一人じゃないと思える。



不意に思い出されるのは、思いがけずに再会した時の
フェイトの事。別れてしまったのは中学の3年生の時だった。
今はもう高校3年生になっているはず。


相変わらず、綺麗な金髪で、思っていたよりも背が伸びていて
もしかしたら、自分よりも大きいのかもしれない。

そんな事を考えている自分に少し、苦笑する。







「はぁ」
「何よ、私達の前で溜息なんてついて。何?邪魔なの?」
「ち、違うよ。アリサちゃん。そんな訳ないでしょ」
「そうだよ。アリサちゃん。なのはちゃんだって
溜息つく事くらいあるよ。」
「そんな事分かってるわよ。」



どうせ、誰かさんの事考えてたんだろうし、なんて。
すっかりばれちゃってる。にゃははははなんて
笑って誤魔化したけど、なんだか、顔が怖いよアリサちゃん。



「なのは。一度ちゃんと会っといた方がいいんじゃないの?」
「・・・・誰と?」
「ふざけてんの?怒るわよ?」
「・・・・・もう、怒ってるよ。アリサちゃん」
「なのはちゃん、私もちゃんと話した方がいいと思うよ」
「すずかちゃんまで。でも会って何を話したらいいのか・・・・。
私は、何も告げずに、フェイトちゃんの前から姿を
消したんだよ?。それが、いきなり子供をつれて現れて。」
「今更こんな話したって、ますますフェイトちゃんを
傷つけてしまいそうで、怖いよ。」


一度心に大きな傷を負わせてしまったと思っている
なのはは、自分の告白がさらにフェイトを傷つけて
しまうのではないかと、恐れていた。
会いたくないわけではない。本当はずっと会いたかった。
あんな事をした自分だけど、離れている間もフェイトの事を
忘れたわけではなかったのだから・・・・。



「あんだだって充分傷ついたじゃない」
「でも、私にはヴィヴィオがいる。それだけで私は・・・・」
「私は、そんなの納得できないからね」
「アリサちゃん」
「なのはちゃんは、それで幸せなの?」
「えっ?」
「フェイトちゃんを傷つけたって思ってるのに、そのままで
なのはちゃんは幸せになれるの?」



すずかちゃんの言葉が胸に刺さる。



「私は・・・・」


幸せだよ。ヴィヴィオだっているし。そう答えるだけで
良かったはずなのに、私の口からは胸を張って答えられる
言葉はただの一つも出てこなかった。




本当は心のどこかで、全部吐き出して楽になりたいと
思っている自分がいる。許してもらいたいと思っている
自分がいる。けれど、許してもらってそれからどうする?



共に一緒に歩く?・・・・・・


いや、それは出来ない




なぜ?・・・・・・・・・


自分には、ヴィヴィオがいる。私はこの子を育てていく
義務がある。けれどフェイトちゃんにそれを背負わせる
訳にはいかない。





もし、彼女が望んだら?・・・・・・


・・・・・・・きっと嬉しい。
だけど・・・それと同じ位、怖い。
いつかヴィヴィオがフェイトちゃんにとって重荷に
なったら?それで私から離れてしまったら?
怖くて堪らない。



会いたい・・・・会いたいのに・・・・。













「ねぇ、すずか」
「うん、アリサちゃん」
「なのはは幸せにならなきゃいけない。」
「そうだね、もう苦しんでるなのはちゃんは見たくないもんね」
「亡くなったおじさんや、おばさんの為にも、
私達に出来る事をしなきゃ」



そう私達2人で・・・・・















すみません、一つ補足させてください。

最後に出てきた一文で驚いた事と思います。
えっ、いつ死んだの?みたいな(-_-;)

ここの部分はあまり深く掘り下げるつもりはありません。
ごめんなさい。中途半端に文章に起こした感じになってしまって。

なのでちょっとだけ、予定していた設定を残しておきます。



なのはの両親が亡くなったのは、なのはが高校3年生の
12月の初め頃。事故です。もともとこのお話も
組み込むはずだったんですが、書いてて、あまりにも
暗くなってしまって、なんだか予想以上に辛かった。

だけど、全部なかった事にするには、ちょっと文章を
書き進めすぎていたと言うのもあって、設定自体を
なくすのは、今の私の腕では修復しきれないもので・・・。


すみません、結局は私の未熟さ故です。
もう少しプロットなるものを組み立てろって話ですよね。


だから思い切ってその部分の細かいお話はカットしました。
ただ、少し回想めいた所では、ちょいちょいその話に
触れますので、断片的にですがああ、そうかと思う部分も
出てくるのではと思っています。



そう言う事ですので、なにとぞご了承ください。m(_ _)m


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テーマ:魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル:アニメ・コミック

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