好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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:: 2011/05/31(Tue)

先日の小ネタと、今日の短編と区別の仕方がわからない(笑)
いっそ「こねたんぺん」とかにしちゃおうか?

公式設定はよく確認していないので、もしかしたら
時期的な間違いはあるかもしれませんが
そのへんは、自分設定で(笑)。

とりあえず、なのはさんが墜ちて、その後リハビリやら
何やらで時間が経過した後、初めての単独任務に出かけたって
妄想で。


一応2人ともお互いに特別な感情を持ってはいるものの
気持ちは打ち明けてはおらず、現在は親友以上恋人未満的な。
個人的には中一の今頃のつもりで書いてます。


続きから短いですけど、どうぞ・・・









■   □   ■   □   ■   □




side fate



放課後の教室。
校庭ではどこかの部活動の生徒がランニングを
している。そんな様子を、フェイトはなのはの
席に座りぼんやりと眺めていた。


「はふぅ・・・」

(っと・・・)


つい大きな欠伸が出てしまい、辺りをキョロキョロと
見渡す。まぁ、いくらそうした所で、誰も残っていない事は
既にここに20分以上座っているフェイトには十二分に
分かっている事ではあったのだが・・・・。


(あと、20分くらいかな)


壁にかけてある時計と、自身の腕にある時計と、さらには
携帯の時計とを見比べて、今日の待ち人の到着時間を
計算する。


(どんな顔して、迎えたらいいのかな)


なんて、机に突っ伏した状態で考える。




間もなく、復帰後、初任務を終えたなのはが帰ってくる。
昨日、出発前に、学校で待っているからと話した。
なのはも少し照れくさそうにしながら、帰りのおおよその
時間を告げて出かけていった。



今日という長い一日が終って、なのはを待つフェイトは
なのはの席に座り、その帰りを待っている。



なのはに会ったら、なんて言おうか?

どんな顔をして会ったらいいんだろう。



それはまるで、初めて名前を呼び合った、あの日のように。
不安と期待と喜びと。その全てが綯い交ぜになったような
そんな感覚だった。







(ああ、それにしてもこの席って気持ちいい・・・)
(なのは、授業中に眠くなったりしないのかな)


なんて、昨日は平気なフリをしてなのはを送り出したのだが、
本当は心配でよく眠れなかったフェイトが、ついにうとうとと
しだしてしまった。


(少し、だ・・・け・・・・)
(帰って・・きた、ら・・・え、がおで・・・おか、え・・・り)


意識がはっきりとしていたのは、その辺りまで。









だから、そっとやって来たやわらかな感覚をフェイトは
知らない・・・・・













side nanoha



「行ってきます」


ちゃんと笑って言えたよね。
大丈夫。任務と言っても今日のはごく簡単なもの。
戦闘にもならない。身体に負担もかからない。
私の為に用意されたような復帰後の初任務。


「行ってらっしゃい」


笑って見送ってくれたフェイトちゃんが本当は凄く
心配そうな顔をしていたのには気がつかない振りをした。
きっと夕べは寝られなかったんじゃないかな。
ごめんね。フェイトちゃん。


「明日は学校で待ってるからね」



帰りは夕方になりそうだから、待ってなくてもいいよ、とは
言えなかった。だって、私が待ってて欲しかったから。






空が赤みを増してきた頃。
学校の制服に身を包んだなのはが屋上へと転送された。







(思ったよりも遅くなっちゃった・・・・フェイトちゃん)



校内には人気は殆どなく、屋上から教室までは誰とも
会わなかった。お陰で少しくらい廊下を走っても
誰にも注意される事なく教室へとやってくることが
出来た。


僅かに開いているドアの隙間から、自分の机に座り
両腕を枕にして、眠っているフェイトが見えた。


(フェイトちゃん、いた・・・・良かった)



フェイトが起きてしまわないように、足音を立てないように
近づきその顔を覗き込む。なんとなく微笑んでいるようにも
見えるその表情になのはの顔も綻ぶ。


(やっぱり、寝不足だったのかな)



そんな事を考えてーーーーーー



「ごめんね」と「ありがとう」の気持ちを込めて、
気がつかれないように、その頬にそっとキスをした。
















fate+nanoha




何かが頬に当たった気がして目が覚めた。


「ん?私、寝ちゃってたんだ・・・・何時かな」


そうして時計を見れば、4時を少し回ったところ。


(なのは、まだかな)


そんな事を考えていたら、廊下を走る音がして、次いで



ガラッ




「フェイトちゃん、ただいま!」



勢い良く開け放たれたドアから、満面の笑顔のなのはが
飛び込んできた。




「おかえり、なのは」


迎えるフェイトも飛びっきりの笑顔で・・・・・。




「無事でよかった」
「にゃはははは、うん。ありがとう」
「じゃあ、帰ろうか」


そう言ってフェイトは手を差し出した。


「うん、帰ろう。」


フェイトの差し出してくれた手をギュッと握り返しながら
返事を返すなのは。2人見つめ合って微笑みを交わす。


と、フェイトが頬に手を添えた。



「どうかしたの?フェイトちゃん」
「ん?あっいや。ぅんと・・・なんとなく?」
「何それ?」
「なんだろうね」
「にゃはははは」
「へへへへへ」


自分でもよく分からない行動に頭を傾げるフェイト。
だけど、なんだかとても幸せな感じがしていた。
そんな表情を見逃さなかったなのはもまた、幸せそうな
顔をしていたのだった。


フェイトが触れたその頬に、そっと落とした口付けの、
その意味をしっているのは、ただ一人だけ・・・・・。















なのは→←フェイトなんですよ。んで2人ともそうだろうなって
認識はしている、みたいな。だけどまだ恋人同士じゃないんだぞって
いう、ややこしい関係です(笑)。


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テーマ:魔法少女リリカルなのは - ジャンル:アニメ・コミック

  1. リリカル 短編
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