好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




スポンサーサイト :: --/--/--(--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


  1. スポンサー広告

初めて知った、キスの意味 :: 2011/06/26(Sun)

ちょっと大きくなったヴィヴィオちゃんです。


本当はなのはさんのはずだったんだけど
出来上がったのはフェイトそんだった。
おまけになのはサン一切出番なし(-_-;)


それでも言いよって方は続きからどうぞ。






■   □   ■   □   ■   □



「ただいまぁ」


勢いよく玄関を開けて帰宅を知らせる。
今日はフェイトママが長期航行から帰って来てる筈。
昨日の通信で

「ヴィヴィオが帰ってくる頃には家にいるよ」

そう言っていたから。
早く会いたくて靴を脱ぐのももどかしく、いつもであれば
脱いだ靴はきちんと揃えて下駄箱へと戻すのだが
今日だけはそんな事には気が回らなかった。


「フェイトママ~」


廊下を歩きながら、リビングにいるであろう人に声を
かける。優しい声で自分の名を呼んでくれるのを期待しながら。



「?」


けれど期待した声は帰ってくる事はなく、依然として
家の中は静まり返ったままだった。


(まだ帰ってないのかな・・・・)


そう思い少しだけ落胆の表情を出しながらリビングに入る。
と、そこにいた待ち人の姿につい頬が緩んでしまった。




勢い良く開け放たれたドアは、今度は音を立てないように
そっと締められた。ヴィヴィオの視線の先。
そこにはソファの背もたれに頭を預けて、静かな寝息を
立てて眠るフェイトの姿。

ソファ横にあるサイドテーブルには飲みかけのコーヒーが。
そして、フェイトの脇には多分寝落ちてしまう直前まで
読んでいたのであろう文庫本がページを広げたまま落ちていた。








「・・・・ん、なの、は・・・・」


ポツリとフェイトから言葉が漏れた。その顔は何だか幸せそうで。
それに少しだけ苦笑いを零しながらヴィヴィオは持ってきた
ブランケットをその身にかけた。


(もう、夢の中でもイチャイチャしてるのかな・・・)


なんだかちょっとだけ・・・・面白くない。
夢に文句を言っても仕方ないのだけれど、私の事も忘れないで。
ついそんな事を思ってしまったら


「だめ、だよ。ヴィヴィオ・・・・」


その自分の名前も呼ばれてしまった。
まさか、起きてる訳じゃないよね?とちょっとその口元に
顔を近づけてみれば、相変わらず規則正しい寝息で。
間違いなく眠っている事を確認して、ホッと一息。


(まつげ長いなぁ・・・)


暫しフェイトの顔を覗き込みながら。


(こんなに細い腕で、あんなに強力な魔法を制御してるなんて)
(なのはママや私の事を大事にしてくれる手なんだよね。)

なんて考えながらフェイトの手をとって見る。
と不意に先日学校の図書館で見つけた本にあった一文を
思い出した。


フェイトがなのはによくしていた行為。
なにか意味があるのだろうとは思ってはいたのだけれど
なんだか直接聞くのは恥ずかしい気がして、だけどずっと
知りたかったそれ。内容を見た時にやっぱり直接
聞かなくて良かったと心底思ったそれ。


キョロキョロと辺りを見渡す。帰ってきたとき、誰もいない事を
確認はしているのだけれど、何となく見られたらまずいような、
恥ずかしいようなそんな感じ。けれど、思い出してしまったそれを
何故だか実行したくて仕方なかった。


再度周りを見渡して、確かに誰もいない事を確認する。
それからそっとフェイトの手を持ち上げて、
静かにその甲に自身の唇を押し付けた。











《Lady》
「ーーーーーっ!!」


突然掛けられた単調な声、それはとても聞きなれた声。


「ばっ、バルディッシュ、いたの?」
《いたの?とは心外です。》



声をかけたのはフェイトの愛機、バルディシュ・アサルト。



「そ、そうだよね。ごめん。えっと・・・おかえ、り」
《ただいま、戻りました。先ほどまで主も待っていたのですが・・》
「あぁ、ぅん。・・・・ねぇ、バルディッシュ」
《はい》
「あのね、今の・・・その~ね?」
《主にした行為ですか?》
「ーーーーっ////。ぅん。それ、だけど。なのはママには
内緒だからね」
《何故?。主を尊敬してくれての行為なら問題ないのでは?》
「だ、ダメなの。なのはママ、拗ねちゃいそうなんだもん」



そう、もしなのはにこの事がしれたら・・・・・。

「えーーーーーっ。ヴィヴィオずるい。フェイトちゃんだけ?」

なのはママにはないの~。なんて真顔で言いそうで
物凄く恥ずかしい。今だってフェイトが寝ていたから
したのであって、起きていたら絶対にしない行為だ。


「と、兎に角。なのはママには内緒だよ。あっ、もちろん
フェイトママにもね」


約束したからね。そう言ってヴィヴィオは部屋へと
走り去ってしまった。













ヴィヴィオが部屋へ戻って暫くしてから。
真っ赤な顔をしたフェイトがブランケットを頭まで
すっぽり被ったの理由を知っているのは、彼だけだった。












書く直前まで、キスする相手はなのはさんだったんですが、
出来上がったのを見ると何故かフェイトさんが・・・・。

まぁ、いいですよね。

バルディッシュがヴィヴィオの事を何て呼んでいるのか
わからなかったもので、とりあえずレディにしてみました。

ちなみにバルディシュが声をかけたのは
フェイトが起きてるよと忠告したかったからです。
まぁバルディシュもいたの?なんて言われて
ちょっとカチンと来たのでしょうね。
結局最後まで言わなかった・・・・。
おまけにちょっと饒舌だよね(-_-;)

そして、起きていたフェイトは、ヴィヴィオが何を思ってくれているのか
わかって、嬉しさと恥ずかしさとが一気に押し寄せた感じです。



ここまで読んでいただいてありがとうございます。













スポンサーサイト

テーマ:魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル:アニメ・コミック

  1. リリカル 短編
  2. | comment:1
<<お返事です | top | 続・もしものお話>>


comment

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
  1. 2011/06/27(Mon) 00:50:46 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集 ]

comment


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。