好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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甘甘って本当は暑いんだよね(笑) :: 2011/07/03(Sun)

珍しい時間の更新です。
雨降らなかったなぁ・・・・




「なのは・・・・・暑い・・・・・」
「うん」
「・・・・・暑いよ・・・なのはぁ」
「・・・・・じゃあ、離れたらいいのに」
「それはイヤだ」
「・・・・・・・」


久しぶりの休暇。本当は二人揃って遊びに出かける
筈だったのだが、あいにくと学校を休んでいた間の
課題が山のように積まれていて、それを見てしまっては
とてもじゃないが、暢気に遊んでなどいる気分ではなくて。


だけど、今日は梅雨の合間の晴天で、テレビでは
お天気お姉さんが、さわやかに真夏日だといらぬ
情報を与えてくれていた。


けれど、そんな課題の山に取り組むのはなのは1人。
フェイトは単なるお付き合い。28度に設定されたエアコンの
効いたなのはの部屋でまったりと本を読みながら
時折尋ねられるなのはからの質問に答えていた筈だった。

けれど、段々となのはの調子が上がってきて、言葉遊びの
ように繰り出されていた質問も今では全くなくなって。
読んでいた本はとっくの昔に読み終わって物凄~く暇に
なったフェイトは、何を思ったのかなのはが勉強している
所までやってきて、その背中にポフンと自身の背中を
預けてしまった。


「えっ?フェイトちゃん?」


驚いたのはなのはで。いわば背中合わせの状態で
くっついてしまったフェイトにどうしたのと問いかけた。


「んーー、何となく」
「何となくって」
「なのはは気にしないで勉強してて」


気にしないでと言う辺り、完全に体重を掛けてしまっている
訳ではないので、なのはが勉強する分には然して邪魔には
ならない。まぁ、フェイト本人がいいと言うのだからとなのはは
再びノートに向かって勉強を始めた。


・・のだが、エアコンがついているとはいえ、節電真っ最中の
この時期、設定温度は28度。普通に過ごす分には全く
問題はないのだけれど、くっついてしまうと話は別。
特に夏の暑さには滅法弱いフェイトは結局その暑さに
堪えきれず冒頭の台詞を吐く事になったと言う。


離れればと言うなのはの提案を速攻で拒絶して、けれど
出てくる言葉は非常に弱気な発言で。
なのははペンを口元に持ってきて暫し思案顔。
さっきまでつまれていた課題の山は、見事な集中力で
殆ど終わったといっていいほどだった。これなら、後は
夕飯の後にでも頑張ればなんとか終わるはず。
そう考えて、パタリとノートを閉じペンを置いた。


そんな動きを察したのか


「なのは?終わったの?」
「うん、お待たせ。フェイトちゃん」

そう言ってくるりと二人向き合った。


「寂しかった?フェイトちゃん」

となのはが尋ねれば


「別に」

とそっぽを向くフェイト。だけどその横顔はほんのり
桜色で。それが決して暑さから来るものではないと
知っているなのははガバリと勢いのままフェイトへと
抱きついた。


「ぅわっ、もう。なのは暑いよ」
「知らないも~ん」


くすくすと笑うなのはに、仕方ないなぁと言葉は渋々なのに
抱きしめた手にはギュッと力が込められた。
そんなある日の休日の出来事。




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テーマ:魔法少女リリカルなのは - ジャンル:アニメ・コミック

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