好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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我、守護スル者也 其の弐 :: 2011/07/14(Thu)

暑いですね。皆溶けてませんか?

某所でとっても素敵な企画勃発中です。
萌えますよ。興味のある方は是非
「こはぐら」さんへ(笑)。

リンクから飛んでね。へへへ。


さて、我が家は甘さの欠片もないよ(^^;ゞ。
それでもいいよって方は続きからどうぞ




■   □   ■   □   ■   □


乱暴に開けられた扉から現れたのは、
久しぶりに見るフェイトだった。
そしてその手に大事そうに抱えられているのは・・・・






「なっ!!・・・・・・・なんで」
「ちゃんと、書庫にあった。もしかして見つからないように
結界でも張ってた?」
「ーーーーっ。あかん、あかんて。フェイトちゃん。」
「無駄だよ、はやて。はやての気持ちは嬉しいけど・・・・私は
私一人の力であいつを封印する。何も問題はないよ」
「あほっ!!。問題ありまくりや。そんなん・・・・自分の
命使てせなあかん封印なんて、そんなん間違うとる!」



そう、唯一守護者のみで封印を完成させる方法。
それは、自分の命を使って成す方法。
だけど、私は嬉しかった。なのはを危険な目にあわせなくて
すむんだから。私のこの命一つで目的が果たせるのなら
私は何一つ迷う事なんてなかった。



ただ・・・・・



(なのは、私は・・・・・・)




「はやて、お願いだよ。この術式、教えて」
「あかん」
「はやて、ならこの術式の基礎構造だけでいい。」
「あかん、言うてるやろ?自分の命投げ出そうって最初から
わかっとるもんに、こんな・・・こんな魔法教えられるかっ!!」
「・・・・・・はやて・・・・ありがとう。君は優しいね」
「なっ!。」
「でも、はやて。君が止めても私はやるよ。それがなのはを
護る事になるんだから」
「何でなん。そうやないって言うとるやん。2人で「はやて」」


はやての言葉を遮りフェイトは首を振る。


「私は、なのはを護る者、なんだ。だから、これでいいんだよ。」
「・・・・ただのわからずや、や」
「ふふふ。そうかもね。」
「けど、やっぱりこの魔法は教えられん」
「そ、か。わかった。でも、これは借りていくね。私が
見つけた方法なんだから」
「・・・・・・・勝手にしぃ」



はやてが私に背をむけた。その肩が震えていた。
ごめん、はやて。でもこれだけは譲れないんだ。
背を向けたはやてに深々と頭を下げてフェイトは
その部屋を後にした。









「リイン!!リインフォース!!」


フェイトが出て行って少しして、はやてが夜天の書の
管制人格であるリインフォースを呼んだ。


「ここにおります、主はやて」


さっきまではやて以外誰もいなかった部屋に突然現われた
銀髪の女性。その女性を見てはやては酷く苦しそうな
表情をした。


「なんでなん、あの本。結界を張っておくように言うたよね」
「はい、確かに結界を張りました」
「なら、なんであの本、フェイトちゃんが持っとるん?」
「・・・・主はやて」


はやての問いには答えずに、リインフォースと呼ばれた女性は
はやてを見つめ、静かに話し始めた。


「主はやて、あの者は止まりません。例え今あの本が
なかったとしても、いずれは自分の命を削り無茶な
戦いを挑むでしょう。」
「せやから、説得しとるんやろ。一人じゃアカンって
分ってもらうために」
「そうではないのです」


リインフォースは静かに首を横に振る


「主はやて。似ているのですよ。フェイトは」
「似てる?」
「そうです。主の良く知る者達と。主を護るためならば
自分の身など省みず、その手が血に染まることさえ厭わない。」
「あっ・・・・。」
「その者達も、誰の言葉も聞かずただ主を護る、主を救う、
その事だけに囚われた。」
「・・・・・」
「その者達を救ったのは、主あなたの言葉だったではないですか」
「・・・・・せやったね。みんな頑なやったなぁ・・・」
「ならば、お分かりでしょう?あの者を止められるのは
我々ではないのです。」
「フェイトちゃんを止められるんは、主だけ、なんやね」
「はい。・・・・申し訳けありません。主に対して出過ぎた真似を
してしまいました。」


そう言って頭を下げるリインフォースにはやてはええんよと
そっと声を掛ける。


「私の方こそ、堪忍。こんなん私が気がつかんと
いかんかった事や。けど、ほんなら私らは私らに出来る事しよか。
リイン、騎士達皆に伝えてんか。フェイトちゃんの訓練、
手伝って欲しいって」
「はい、分りました。主・・・」
「何や」
「手加減なしでよいのですね?」
「当たり前やん」


そう言ってニヤリと口端をあげるはやてであった。













それから更に3ヶ月が過ぎた頃フェイト元へ1通のメールが届いた。










「行くんか、フェイトちゃん」
「うん、今度こそ、なのはを護りきる為に」
「あんな、念の為にもっかい聞くけど、考え直す気は「ないよ」」
「はぁ・・・・そうか」
「うん、ごめん。はやて」
「いや、もうええよ。シグナム達に訓練手伝えって言うた時から
分ってた事やしな。」
「ん、ありがとう」


そうしてフェイトは、はやてから少し後ろにいた騎士達に
声を掛ける。


「シグナム、ヴィータ、ザフィーラ、シャマル。本当に
ありがとう。うまく行ったら報告に来るよ。だから少しの間
さよならだ」


そう言って頭を下げるフェイトにシグナムが


「戻ってこなかったらこちらから行くさ。フェイト、自信を
持て。お前は強くなった。私が保証する。」


そう言って頭を撫でた。


「ちゃんと戻って来いよな。待ってるかんな」
「ヴィータ」
「あんまり、無茶しないでねって言っても、するのよね」
「ごめん、シャマル」
「・・・・・」
「行ってきます。ザフィーラ」


それぞれが、本当の胸の内を隠してフェイトへ言葉を
かける。フェイトも分っていながらそれに答えていく。
最後にはやてに向かって頭を下げて、フェイトは
屋敷を後にした。















「さて、と・・・・」
「行きますか?。我が主」
「当たり前やん」


ニヤリと悪戯っぽく笑うはやて。承知しましたと頭を下げる
リインフォースを見て、騎士達が顔を見合わせる。


口を開いたのは烈火の将。


「主はやて」
「ん?」
「その・・・行くというのは?」
「そのままの意味や。」


私らも行くよ。そう言って笑った主に、騎士達が駆け寄る。


「フェイトちゃんを止めるんは、あの子の主しかおらんけど、
私らにかて、出来る事はある。フェイトちゃんをみすみす
死なせるような真似は、絶対にせぇへん。みんなええな」


主の力強い言葉に異を唱えるものなどいるはずもなく。
こうして、夜天の王とその騎士達はフェイトの
後を追って屋敷を後にする。







ただ、大切な者を護るために・・・・・



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テーマ:魔法少女リリカルなのは - ジャンル:アニメ・コミック

  1. リリカル パラレル
  2. | comment:0
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