好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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長いものには巻かれたほうがいいかも♪ :: 2011/07/21(Thu)

なんかグダグダ感が拭えないけど。。。

リリカル短編。

もう少しコンパクトに纏めたかった・・・・。









■   □   ■   □   ■   □



「そういう訳でね、高町クン。君も管理局にいる以上は
今後の事もしっかりと考えた上で付き合いというものをだね・・・」
「はぁ・・・・・」



なのはは深い溜息を付く。
目の前にいるこの人は、一体自分をどうしたいのか。


(要するに、この人と付き合えって事、かな?)


待ち合わせの場所に向かい、やや急ぎ足で歩いていた時、
背後から急に声を掛けられた。同じ部隊所属ではなかった
けれど、顔は知っていた。自分よりも2階級程上だったと
記憶している。名前は・・・・・・覚えていなかった。


呼び止められて、そのまま無視して立ち去るわけにも
いかず、かといって何処かの空き部屋で内密の話が
あると言う程の用件でもなさそうだったので、些か
場所としては適切ではなかったのだが、廊下での
立ち話となってしまった。


それから話し込むことおよそ30分。目の前のこの男は延々と
自分の自慢話といかに自分の家柄がいいかの話を続けていた。
先日の捜査で捕まえた第一級次元犯罪者が自分の機転のお陰で
逮捕することが出来たとか、自分の父親が少将だか中将だかで
自分と親密になっておくと出世間違いないだとか。挙句の果てに
母親の家系がどうとかいっている。


だがなのはは知っていた。この男の機転で捕まえることが
出来たという犯罪者は、実ははやて達捜査員の下調べを元に
はやてが突入の計画を練って更に綿密な打ち合わせをしそのお陰で
捕まえられたのだ。この男は本部の椅子でただ踏ん反り返っていた
だけで、逮捕した後になってようやく動き出したのだという。
ついでに自慢の父親も確か色々と黒い噂の絶えない人物だったはず。
母親にいたっては、まぁこの際関係ないだろう。

兎に角、この男が言う程自分の地位も親の地位も確かな
ものではないという事だ。知らないのは本人達だけという
なんともお粗末な話。
だが、悲しいかな。こういう男に限って地位やら過去の名声
やらを前面に出したがる。まぁ、それに群がる者もいる
だろうから、それはそちらで勝手にやっていればいい事だ。


残念ながら、目の前のエースは、この手の相手には一切の
興味は起きない。むしろ出来るだけ相手にはしたくないのだが、
如何せん、目の前男は相変らず食事に行こうだの、映画は
どうかなどと口を開く。

返事をはぐらかしていたら冒頭の付き合う者を選べと言う何とも
お粗末な言葉。それを口にする時点で自分の程度の低さが
露呈されると言う事に気がつかない。



(そろそろ行ってもいいかなぁ)
(待ち合わせの時間もあと少しだし)
(もう!!面倒くさいなぁ)


などと、貼り付けた笑顔の裏では、どうやってこの男を
黙らせようかと若干黒い感情が湧き上がっていた。
男に口を開こうとして、次の瞬間なのはは別のものに意識を
奪われる事になる。


後ろから聞こえるコツコツという規則正しい靴音。
それと一緒にふんわりと香る甘い匂い。振り向かずとも
それが何を表すのかなのはは知っている。だからなのはは
さっきまでの貼り付けたような笑顔ではなくて、ふわりと
優しい笑顔で微笑んだ。


それを見ていた男は、自分に笑いかけたのだと勘違いした。
だから、意気揚々と口を開く。


「では、明日にでも「お待たせしました。高町二尉」」


だが勢い空しく、その男の言葉は後ろからやって来た
人物によってあっさりとかき消されてしまった。












「じゃあ、シャーリー。後お願いしてもいいかな」
「はい、問題ないですよ。お疲れ様でした」


シャーリーに後の事を頼んで、私はなのはとの待ち合わせの
場所へと急ぐ。
ホンのわずか時間に遅れていたため、急ぎ足で廊下を進む。
すると、その廊下の突き当たった場所で男女が立ち話を
しているのが目に入った。


(こんな場所で立ち話なんて)


と一瞬思ったのだが、その後ろ姿がこれから自分が会うはずの
彼女だと認識した途端、頬が緩んだ。そして遅れて男の顔が
目に入る。


(あの人・・・・)


あまり評判の良くない男だったと記憶している。部下の手柄を
横取りしたと何度か耳にした。その男が何故なのはと一緒に
いるのか。おおかた、偶然出会った彼女にあの手この手で
誘いをかけているのだろうと予想をつける。

だからフェイトはいつもなら絶対にしない事をする。
コツコツと故意に靴音を響かせながらなのはへと近づいたのだ。
多分、いや絶対になのはには自分がやって来た事が
分るはずだと自負していた。


さらに近づくと相手の男の表情が変わったのが見て取れる。
さしずめ微笑んだなのはに何か誤解したのだろう。
だから、フェイトはその男が話し出した瞬間を狙って
話しかけた。



「お待たせしました。高町二尉」


フェイトの姿を確認したその男が驚いた表情を隠し切れずに
間抜けな顔を晒している。


「大丈夫ですよ。ハラオウン執務官」


そう言って微笑むなのは。男は一瞬にして悟った。
さっきの微笑みは自分に向けられたものではなくて
今やって来た目の前の執務官に向けられたものだという事に。


(へぇ、なんだ。その位は気がつくんだね)


そんなどうでもいい事を考え、意識はあっさりとその男を
置き去りにする。なのはに向かって、まだ用件は終っていないのか
尋ねると、なのはももう終っていると答える。
男が何か言いたげに口をパクパクとさせているが、結局音を
発することはなかった。早い話が、たった今まで偉そうに
語っていた、地位だの名声だのを自分よりも遥かに携えている
フェイトに何も言えなかっただけなのだ・・・。
それでは失礼します、と軽く頭を下げてなのはとフェイトは
歩き出した。














暫く人気のない廊下を2人とも無言で歩く。
と、不意にフェイトが立ち止まった。視線の先はどうやら
現在は使われていない小会議室。すばやくドアを開けると
ポカンとしているなのはを半ば強引に引き込む。すぐに
閉じられるドア。後ろ手に閉められるカギ。
なのははあっという間に壁に押し付けられた。


「ねぇ、なのは。さっきの彼と何話してたの?」


フェイトの問い掛けに、なのははきょとんとした表情をし、
それから、悪戯っぽく微笑む。


「にゃははは、気になる?フェイトちゃん?」
「そうだね、出来る事ならあの男の存在を消したいくらいには
気になってるかな」


と、とてもいい笑顔で物騒な答えを返す。


「それは大変だね」
「そうかな?そうでもないよ。彼がいなくてもきっと
誰も困らないからね」
「あぁ、それはそうかも」


とこちらもまた好き勝手に彼の存在を抹殺しようとする。


「で?」
「ん?」
「どうなの?」
「・・・あのね、出世したかったら地位のある人間と付き合えって」
「ふ~ん。なのはは出世したいの?」
「どうだろ。フェイトちゃんはどうして欲しい?」
「なのはがなのはなら、どっちでもいいよ」
「何それ?」
「ふふふ、なんだろうね」


額をくっつけて、今にも唇が触れてしまうのではないかと
いう距離で話し続ける2人。いつの間にかなのはを囲んでいた
両の手はなのはの腰に巻き付き、壁に縫い付けられていたはずの
なのはの両手もまたフェイトの腰へと巻きついていた。



「あっ、そっか」
「何?」


にゃははと楽しそうに笑うなのはにフェイトは首を傾げながら
問い返す。


「私、出世できるかも」
「そうなの?」
「だって、私。ちゃんと地位も名誉もあって家柄も確かな人と
お付き合いしてるもの。ねっハラオウン執務官?」
「・・・・あぁ、ふふふそうだね。」


でもそれなら私ももっと頑張らないといけないかな。なんて
それはそれは楽しそうに笑うフェイト。


「う~ん。フェイトちゃんがフェイトちゃんなら、何でもいいよ」


とさっきのフェイトと同じ答えを返すなのはは
フェイトの腰に回していた手を首へと移動させた。
そのまま耳元で何かを囁く。瞬時に耳まで真っ赤にした
フェイトになのははいつまでもくすくすと笑い続けていた。












う~ん

〆がいつまでたっても纏まらないから、もえいいやって
勢いで上げちゃった。だれか文章の纏め方教えて・・・




















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テーマ:魔法少女リリカルなのは - ジャンル:アニメ・コミック

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