好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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お神輿わっしょい :: 2011/07/24(Sun)

お祭りなんですよ。今日。
そんでもってあちこちで聞こえるのね

わっしょいって。

そしたら、こんなフェイトちゃんが浮んだわけですよ。
小ネタですけど良かったら続きからどうぞ。








■   □   ■   □   ■   □


「むぅ」
「いい加減、機嫌治しなさいよ」


アリサが呆れた口調でいう。
それでも、だってとかフェイトちゃんがとか
グズグズ文句を言い続けるなのは


「気持ちはわからんでもないけどな」


とはやてが珍しく助け舟をだす。


「でしょう。はやてちゃんだってそう思うよね!」


と仲間が出来た事で嬉々とした顔になる。


「でも、遅れるだけで後で合流するんだよね?


と言ったすずかの言葉に小声でそうなんだけど、
と返すなのははまた盛大なため息をついた。




そんななのはを横目にはやてはすずかに
そっと耳打ちする。


「なぁ、遅れる言うた時のフェイトちゃん、
何だか楽しそうやなかった?」
「あっ、それ私も思った。」


すずかも同じ意見だった事を確認して、
はやては自分の考えが多分間違いじゃない事を
確信しニヤッと笑った。





ブツブツ文句をいいながらも、目的の場所まで
やってきたなのは達はキョロキョロと辺りを見渡した。


「言われた場所ってこの辺りよね」
「うん、フェイトちゃんが念を押してたから、
間違いないよ」
「あっ、来たんじゃない?」


と言ったすずかの言葉通り遠くの方から
威勢のいい声が聞こえて来た。



「わっしょい!わっしょい!」
「わっしょい!わっしょい!」


通りの向こうからやって来たのは、最近よく
見かけるようになった女神輿。
今日、この神輿を見ようと誘ったのは、
今ここにはいないフェイト本人だったのだ。


「結構本格的なんだね」


とすずかが言えば


「ホンマやね。こうして見ると女の子だけの
神輿もええもんや」


とはやてが答える。そんなはやてには


「あんたはどこを見てんのよ!」
「ぶふぁっ」


アリサの勢いのいい張り手がその後頭部目掛けて
振り下ろされていた。


「あ、アリサちゃん、酷い」


涙目での抗議を受け流しアリサは再び神輿へと
目を向ける。



「凄いわね、小さい子供もいるのね」
「なのはちゃん?」
「・・・・・」
「どないしたん、なのはちゃん?」


神輿が近づいてきてからずっと、なのはは
ただ一点だけをみつめて目を見開いていた。


「ふぇ、ふぇ」
「何よ!ハッキリしなさい!」
「フェイトちゃんがいるの!!」
「えっ?」


なのはの言葉に驚いたアリサはなのはが指差す方へと
顔を向けた。


そこにいたのは色とりどりの半纏に身を包んだ
お姉さん達に囲まれながら、一生懸命神輿を
担いでいる、なのはの恋人のフェイト・T・ハラオウン、
その人だった。








こちらに気が付いたフェイトが満面の笑顔になり、
手を振る。近くにいた女性に何かを話しかけ、
それからペコリと頭を下げてこちらに走って来た。


「へへへへ、驚いた?」
「そりゃあんた、この子みたらわかるでしょ」

口を半開きにしてポカンとフェイトを見つめるなのは。
そんななのはの顔の前で手をヒラヒラとさせながら
必死になのはの意識を呼び戻そうとするフェイト。


「なのは、なのは?」
「ふぇ、フェイトちゃん!」
「うん、へへへへ。似合う、かな」
「ど、どうしたの!そ、そのカッコ。」
「えっと、変かな?」
「そ、そんな事ない。凄くカッコイイよ」


なのはのあまりの驚きように、自分は何か間違った
だろうかと若干沈みそうになったフェイトに全力で
それはないと否定する。

むしろ目の保養というか何というか、いろいろ
ありがとうと言う気持ちで一杯のなのはだった。




「あのね、母さんがコレもらったんだって」


と言って今着ている半纏を指差した。
黒い生地で背中には鳳凰が金糸で刺繍されていた。
その様子は今にも飛び立ちそうな程の出来栄えで
作った人の思い入れが見て取れる。
髪をポニーテールにして頭には豆絞りがチョコンと
その存在を控え目に主張している。
額や首筋を流れる汗が何だかいつも以上に
フェイトを艶っぽく見せていた。


どうやら手作りの珍しい半纏が手に入ったのと
たまたま近所で女神輿がある事を知って参加してみたら、
と母親であるリンディに言われたらしい。


「けど珍しいよね、フェイトちゃんがこういうの」
「母さんがね、その・・・たぶん、なのはも
喜んでくれるって」


言うからと最後は真っ赤な顔をして消え入りそうな
声で呟いた。


あぁ、そう言う事、とため息混じりに零すアリサが
何だか疲れて見えたのは決して気のせいでは
なかった筈。


うんうんうんと鞭打ちにでもなるのではないかと
いう位の勢いで首を振り続けるなのはに、良かったと
頬を染めて笑うフェイトが何だか微笑ましかった。








ポニーテールしてるフェイトちゃんが
書きたかっただけともいう(笑)。


実はこれ、リンディさんの作戦です。
カッコイイ半纏を見かけて、どうしても
フェイトちゃんに着せたかったリンディさんが
なのはさんをダシに使ったという(笑)。

けど、冷静になったなのはさんが
実は、周りの人たちもフェイトちゃんに
注目しているのに気がついて、


「もうあのカッコしちゃだめっ」


て言い渡すんです(笑)


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テーマ:魔法少女リリカルなのは - ジャンル:アニメ・コミック

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