好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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すれ違う想い :: 2011/02/06(Sun)


思春期な二人。周りからみたらめちゃくちゃじれったい。

時期的には「独白」後くらい、のつもり。


区切る所がなんとなく難しくって一気にフェイトサイド
あげちゃいます。
これって短編の括りでいいのかも疑問( ;^^)ヘ..



~side fate~


『あなたはもういらないわ』

(っ!!・・・)
ガバッと勢いよく飛び起きた。吐き気がする
よく大声を出さなかったと自分を褒めてあげたい。


「・・・ん?・・・ふぇいと?どうかしたかい」

すぐ傍でアルフの声がする。何でもないよ
咽喉が渇いただけだから、と誤魔化して
私は部屋を出た。




「ふぅ・・・」


長い事見ていなかったのに、もうずっと前に吹っ切れたと
思っていたのに、どうして今更・・・・
早くなる鼓動を沈めようと心臓の上辺りで、ぎゅっと拳を
握る。深呼吸して水をぐいっと飲み込んだ。

いくらか落ち着いたとは言え眠気はすっかりなくなって
しまった。リビングに差し込む光はそんな気持ちとは
裏腹に、とても優しい感じがした。












また、夜が来る・・・・



今日一日、最悪だった。授業中もボーッとしていて
先生に何度も注意された。なのはにも心配をかけてしまった。
ちょっと夜更かししちゃったと苦笑して誤魔化したけど
多分なのはは納得していないだろう。


(ふぅ・・・)

「もうこんな時間なんだ・・・」
つい言葉が漏れた。時計の針は随分前に12時を
回っていた。このまま寝ずに疲れた顔をしていては
またなのはに余計な心配をかけてしまう。
分かってはいるのに



(眠れない)
いや正確には寝たくない・・・・んだ。



またあの夢を見てしまうかも知れないと思うと
怖くて眠れなかった。どうしてもなのはに置き換えて
しまう自分がいる。少なくとも今は、親友として
大切だと言ってくれるなのはの口からいつか
そう言われる日が来るかもしれないと想像すると、
怖くて眠れなかった。













何日かそんな状態の日を繰り返し、自分でもこのままでは
いけないと思いつつも何の対処もしないまま、今日は
久しぶりになのはと一緒の任務についていた。




順調に行っていたと思っていた。けれど自分が思っていたほど
私の身体は万全ではなかったみたいだ・・・・。





「ご、めん・・・な・・・の・・は」















目が覚めて最初に見えたのは白い天井。
医務室にいるんだと、さほど混乱することなく
思い出す。全く自分は何をしているのだろうかと
自嘲気味に笑い、起き上がろうとした。
僅かな衣擦れの音に気づいたのだろう、カーテンの
向こうからなのはが慌てたように駆け寄ってきた。



「あっ。。。なの、は・・・・」


「フェイトちゃん・・・・・」


お互いの名前を呼んだ後、黙り込んでしまった。
いっそ怒鳴られた方がどれだけ楽になるか。
だけどなのはは俯いたまま一言も話しかけては
くれなかった。先に沈黙に耐えられなかったのは自分。

「ごめんね、なのは。心配かけちゃったね」

「・・・・・・」

「ちょっと、失敗しちゃったな」

なんて苦笑をこぼすがなのははシャマル先生を
呼んで来るからと医務室を出て行ってしまった。

(まいったな・・・・)








今回の任務は、ある管理世界に突如現れた
機械兵器の一掃。相手は機械しかも兵器であることから
全てを破壊することが一番の目的だった。


本来であれば、執務官のフェイト一人と
数人の空戦魔道師のみで支障はなかったのだか、
その兵器が新型でどのような装備があるのか
不明であったため、データの収集含め経験豊富な
魔道師が呼ばれたようだ。それがなのはだった。



相手が機械で、しかもコンビを組む相手はなのは。
フェイトにとって今回の任務は、簡単な任務といっても
過言ではなかった。

実際、多くの言葉を交わさずとも、お互いがそれぞれ
動きやすいように、つかず離れず、それでいて
正確に機械兵器を落としていく様は、これが本当に
兵器を相手にした戦闘なのだろうかと思えるほど
華麗なものだった。


ただ一つの誤算は、フェイトの魔力の消耗の激しさ。


ずっと睡眠不足で、殆ど体調の回復などしないまま
フェイトは今回の任務に就いた。もちろん他の人間には
悟られないよう、細心の注意を払って。
それでも、いつものフェイトならもう少し気を配ったのだろうが
今回のコンビの相手は、なのはだ。
これ程心強い相棒はいない。そんな安心感から
フェイトは油断してしまっていた。


結局そんな状態で現場に出れば、命を危険にさらす事に
なるのは必然。最初は良かった。だか残りも数体になって
ほんの少し、疲れたなと一瞬気がそれた瞬間、脇腹に
激痛が走った。それが何であるのか理解する前に本体を
叩き落としたのだか、その勢いのまま、自分も地面に
叩きつけられた。
そして私は、あっさりと意識を手放してしまっていた。





そっと脇腹に触れる。多少痛みはあるが
動けないほどではない。
これなら、すぐにでも帰れるだろうなと思いながら、
私は、さっき医務室を出て行ったなのはの事を考えていた。










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テーマ:魔法少女リリカルなのは - ジャンル:アニメ・コミック

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