好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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酔っ払いだよフェイトちゃん :: 2011/08/10(Wed)

リクエスト貰ってた分の文章です。

酔っ払ったフェイトちゃんをなのはさんが介抱する
とかなんとか(笑)。
ちゃんと介抱できてるかな・・・?

こんな感じに仕上がったんだけど、いいですか?
ふうかさん。


興味のある方は続きからどうぞ。




■   □   ■   □   ■   □




「ぅ・・ん・・・・・」
「フェイトちゃん?」
「・・・・?あれ?・・・・なの、は?」
「うん、・・ね、フェイトちゃん。気分はどう?」
「え?・・・・っと、っ!!ったぁ・・・」
「にゃはは、まだダメだよ起きちゃ。」

目が覚めて、直ぐ傍になのはがいることに何故か驚いて、
急に起き上がろうとしたフェイトだったが、ズキリとした
頭の痛みに起こしかけていた身体を再びベッドへと沈ませた。

「えっと・・・・私なんでーーーーっぅ・・・・・」

痛む頭を抑えながら何故自分はココにいるのか思い出そうと
必死になっていたフェイトだったが、先ほどからズキズキと
痛みが走る頭に普段の冷静沈着なフェイトは也を潜め、ただただ
痛む頭を抱え込む事しか出来ずにいた。

「フェイトちゃん、お薬なんだけど、飲める?」
「くすり?」
「そう、頭痛いでしょ?そのお薬」
「ん・・・飲む」

兎に角この痛みを何とかして欲しくて、なのはが用意して
くれていた薬を貰って飲んだ。

「もう少し、横になってるといいよ。」
「うん・・・。ねぇなのは。私・・・・」
「フェイトちゃん、今日の事、何処まで覚えてる?」
「今日のこと?えっと・・・・」

なのはに問われ、フェイトは今日の自分の行動を振り返る。

「えっと、今日は仕事はこの間の任務の事務処理だけで・・・」
「うん、そうだったね」
「それから・・・・・定時には仕事が終わって・・・・・あっ」
「思い出した?」
「私、今日、先輩のお祝いでパーティーに行ったんだ・・・」
「そうだよ。」
「そこに、いたんだ、彼が・・・・」

フェイトの言う彼というのは、以前なのはに地位のある人間と
きちんとした付き合いをしろと言って言い寄っていた男、階級
だけは良くて、だけどなかなか黒い噂の耐えない家の息子の事。

「私、彼と飲み比べしちゃったんだ・・・・」
「うん、そうだね。シャーリーが教えてくれたよ」
「シャーリーが・・・・じゃあ、理由も?」
「うん、聞いた。」
「そか・・・・・あのね、なのは。わた、」


フェイトが何かを言おうとするのを遮るようにその唇をなのはは
指で押さえる。そして、いつもと変わらぬ優しい瞳で微笑みながら
フェイトに言うのだった。

「あのね、フェイトちゃん。私は別に管理局の偉い人たちに
認められたいから頑張ってるんじゃないんだよ?。私は、私の
この力で護りたい大切なものがあるから頑張れるの。私の
戦う理由、守りたいもの。それをフェイトちゃんが分かってて
くれれば、他の人が私の事を何て思ってたって構わないんだよ?
フェイトちゃんが、あんな詰まらない人達の口車に乗る事なんて
全然ないんだよ。」
「なのは・・・・」
「フェイトちゃん。ちゃんと分かってくれてる?私の、なのはの
大切なもの・・・・」

そう言いながらなのははフェイトの頬にそっと触れる。
フェイトはその手に自身の手を重ねて、安心したように
目を閉じた。

「うん、分かってるよ。ちゃんと分かってる。ごめんね。
心配かけちゃったね。」
「ホントだよ。フェイトちゃんが倒れたって聞いて、心臓が
止まるかと思ったんだからね。」
「・・・ん」
「任務の時は、仕方ないって思うけど、・・・ホントはそれだって
心配なんだよ。でもそれは私も同じだから。だから・・・・」
「うん、もうこんな馬鹿な事は二度としない。誓うよ。だから
もう泣かないで、なのは・・・・」

さっきまでなのはの手に重なっていたフェイトの手が、今度は
零れ落ちるなのはの涙を拭っていた。



そんな出来事があった事を後日知らされた母リンディや兄クロノに
よって、フェイトが随分とアルコールについて鍛えられたと
なのはが聞いたのは、もう随分後になってから。

けれど、この出来事以降、フェイトは公の場では決して酒に
飲まれるような事はなく、どんなに飲まされようとも
酔っ払った姿を見たものただの1人もいなかったと言う・・・。












































「って言ってませんでしたっけ?シャーリーさん」
「うん?ああ、そんな事もあったわねぇ・・・若気のいたり?」

あはははははって・・・・・

「もう!。そんな暢気な事言ってる場合じゃないですよね?
これ、どう見たってフェイトさん、酔っ払ってますよ?
人前では酔っ払ったりしないんじゃなかったんですかっ?」

と、半ば投げやりに話すこの人物、機動六課解散後、フェイトの
補佐としてずっと一緒に仕事をしてきたのだが、この度めでたく
1人立ちすることになったティアナ・ランスター。そして

「あら、公式の場ではフェイトさん、絶対に酔わないわよ?
ティアナだって知ってるじゃない」

と暢気に笑っているのが六課時代はバックヤードスタッフとして
全幅の信頼を得、尚且つエリート執務官の補佐としても完璧に
仕事をこなし、彼のエースオブエースからも、何かと頼りに
されている、シャリオ・フィリーノ。

今日のこの良き日に、フェイト、シャーリー、ティアナの三人は
フェイトの提案でティアナの送別会という名の飲み会を開いていた。
食事やお酒を楽しみ、これからは一人前の執務官として前途洋洋の
ティアナへ、先輩執務官からありがたいお言葉を貰い、それは
それは楽しく過ごしていた。

楽しく過ごしていたのだが・・・・気が付いたら、どうにも
おかしな事になっていたのだった・・・・・。

「もう、てぃあ~。なにしてるのかな。次のお店に行くよ~」
「ふぇ、フェイトさん。なんて呼び方してるんですか?」
「えーーっ、だってスバルはそう呼んでるよ?」
「っ!あいつの事は今は言わなくていいですっ」
「あーーっ、てぃあ、あかくなった・・・・あはははかわいぃ」
「もう、フェイトさん!!シャーリーさん、何とかして下さい!」

さっきからフェイトに纏わりつかれながら、今現在はほっぺを
プニプニと指でつつかれているティアナが情けない声を上げる。

「ははは、仕方ないなぁ・・・は~い。フェイトさん。次に
行きますよ~」
「ちょっ、まだ行くんですか?もうやめた方が・・・・」
「いいからいいから。もう予約してあるんだよ」
「そんな・・・・・」

こんな酔っ払ったフェイトを見るのは初めてだったティアナは
どうフェイトを扱ったらいいのか戸惑っていた。そんなティアナの
様子を見てただ笑っているシャーリー。おまけに次のお店は
予約してあるという。正直、尊敬するべき上司、いや元上司の
こんな醜態はもう見ていたくないと思うティアナだった。

そんな事を考えているうちに、予約を入れてあるという
店に着いたとシャーリーから合図があった。フェイトを抱えて
タクシーを降りたその場所は・・・・

「えっ?ここって」
「そっ、フェイトさんとなのはさんの愛の巣でぇす。」
「えええーーーーーっ!」

驚くティアナをよそにインターホンを押すシャーリー。

ピンポ~ン

『はーい』

直ぐに返事が返ってきて、玄関からなのはが現れた。

「すみません、なのはさん。少し遅くなっちゃいました」
「ううん、大体予想通りだよ。ありがとシャーリー」
「いえいえ、これも補佐官の仕事です」

笑いながら応えるシャーリー。

「ティアナ、フェイトさん・・・」

ボケッと呆けていたティアナにシャーリーが声をかけた。

「えっ?あっ、す、すみません。フェイトさん、フェイトさん?」
「ああ、いいよティアナ。そのままで。私が連れて行くから」

そう言って、今までティアナに抱えられていたフェイトに
なのはが声をかける

「フェイトちゃん、おかえり。お家についたよ?」
「ん~~、あ~~なのはだぁ」
「うん、なのはだよ。さっ中に入ろうね」
「へへへへへ、なのはぁ」

なのはに声を掛けられて、今までティアナにしがみ付いていた
フェイトは、あっさりとその腕を離し、なのはへと抱きついて
いった。それを見届けてシャーリーはじゃあ後はお願いします
とティアナと2人帰ろうとしたのだが、何故だかフェイトに
呼び止められた。

振り向いた先には、さっきまでのふにゃけた様子のフェイトでは
なくて、いつものきりりとした顔つきのフェイトが、なのはに
支えながら微笑んでいた。

「ティアナ、これからはティアナが頑張るんだよ。私は今まで
みたいには助けてあげられない。でも、いつでも見守ってるから」
「ティアナ、おめでとう。ティアナは私やフェイトちゃんの自慢の
教え子だよ。何処に行っても絶対に大丈夫。自信をもっていいんだからね」

まさか2人からこんな言葉がもらえると思っていなかった
ティアナは、目頭が熱くなってくるのを止められなかった。
言葉が出ないままただ2人に向かって頭を下げた。
































「フェイトちゃん。嬉しい?」
「もちろん、嬉しいよ。なのはだって嬉しいでしょ?」

リビングでは、いくらか酔いの覚めたフェイトが、ソファに
座ってなのはに凭れかかっていた。

「こうして皆成長していくんだね。ちょっと寂しいけど。」
「そうだね。寂しいけど、でもそれ以上に嬉しいかな」
「なのはは、こうやって沢山の教え子を育ててるんだね」
「にゃはは、しっかり出来てるか心配だけどね」
「出来てるよ。なのははちゃんとやれてる」
「ありがと。フェイトちゃんも偉かったね。」

ホントは泣きたかったでしょ?なんて、悪戯っぽく笑うなのはに
そんな事ないよなんて、ゴモゴモと呟きながらなのはに抱きつく。

「なのは、なのははずっと私の傍にいてくれるよね?」
「どうしたの?急に」
「ん?何となく・・・」
「・・・行かないよ、何処にも。私の居場所はフェイトちゃんの
いる所だから。フェイトちゃんこそ、私の傍にいてくれる?」
「当たり前だよ。私の居場所はなのはの隣だけだよ」

そう言って二人見つめあう。クスリと笑みを零し、最初に
動いたのは、どちらだったのか。
ゆっくりと縮まる距離にそっと目を閉じて、触れたフェイト唇は
いつもよりもちょっとだけ冷たかった





























おまけ


帰り道

「もう、いつまで泣いてるのかな?」

クスクスとからかう様にティアナの顔を覗き込むシャーリー。

「ほっとてい下さい」
「あはははは、ティアナ真っ赤になっちゃって」
「だからぁ!!・・・・フェイトさんってもしかして本当は
酔っ払ってなかったんですか?」
「まさか、完全な酔っ払いだったよ」
「でも、あの時のフェイトさん、しっかりしてましたよね」
「あのね、フェイトさんって公の場では、あの事件以来
絶対にお酒に飲まれるような事ってなくなったんだけど、
その代わり、気を許した仲間とか友人とかと一緒の時は
その反動というか何と言うか、結構あんな感じになってるんだよ。」
「えっ?そう、なんですか・・・」
「特に今日は御祝いだったし、フェイトさん、きっと凄く
嬉しかったんだよ。それになのはさんからも言われてたしね」
「あぁ、あれはやっぱり打ち合わせてたんだ・・・・」
「当然。でないとフェイトさんのあんな姿見れないって」
「私、フェイトさんやなのはさんに認めて貰ったって思って
いいんですかね?」
「もちろん。自信もっていいよ」


こんな形で認められたと認識するのもどうかと思うけど
フェイトさんの貴重な姿をみれたって事でもういいかな。
そんな事を考えたティアナ・ランスターであった・・・・・











あれ?なのフェイ要素少なめ・・・・だね( ;^^)ヘ..。
フェイさんを酔っ払いにするに当たって、自棄酒は
何となく違う感じだったんで、楽しい酔っ払いを
目指してみたら、あら不思議こんな感じに
仕上がりました(笑)

なのはさんの介抱の感じが全くといっていいほど
感じられない・・・・orz

だめかなぁ・・・。
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テーマ:魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル:アニメ・コミック

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