好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




スポンサーサイト :: --/--/--(--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


  1. スポンサー広告

お昼何食べました? :: 2011/08/14(Sun)

水分補給は大丈夫ですか?
2本目です。

指定モノあげようとしてはたと考えた。
真昼間っからそれ?みたいな(笑)。

なので別のものにします。


今回は執事なのはさん。
だけど執事っぽい仕事全くしていなかった事に気づく。
けど今更手直しもあれなんで、そのまま行きます。

できれば寛大な心で読んでやってください。


それでは予約投稿(笑)2本目、続きからどうぞ







■   □   ■   □   ■   □



「綺麗ですよ、フェイトお嬢様。おめでとうございます」
「・・・・・嬉しく、ないよ。なのは」
「もう、こんな大事な日に、そんな顔してたら、旦那様に
心配されてしまいます。笑ってください。」
「笑えないよ!!なのは、ねぇどうして?・・・・私は・・・」


なのはじゃなきゃ嫌なんだと最後まで言えなかった。言っちゃ
いけないとなのはの目が悲しそうにゆれていたから・・・。





私、フェイト・テスタロッサ・ハラオウンは今日、結婚します。










「ねぇなのはさん。本当に行くの?このままフェイトに
何も言わずに・・・・」
「はい、お嬢様に、フェイトちゃんにはごめんなさいって
謝っておいて下さい。」
「絶対に怒ると思うけど?」
「にゃはは、そうですね。一生許してもらえないかも」
「ねぇ、せめて後1週間、ウチにいない?」
「なんですか?1週間って」
「う~ん、なんとなく?」
「もう、相変わらずですね、奥様。」
「だって、私もフェイトに叱られそうで、あの子あれで
結構怒ると大変なのよ?」
「知ってますよ。ずっと・・・見てきましたから」
「・・・・そうだったわね」
「でも、やっぱり・・・・」
「そう・・・まぁ仕方ないわね」
「はい、今までお世話になりました。」


一礼して屋敷を後にする。
私、高町なのはは本日をもってハラオウン家の執事を辞めました。






私があの家に執事として雇われたのはまだ15歳の時だった。
ちょっとした事情があって家をなくした私は、偶然出会った
この家のご主人、リンディ・ハラオウンに最近養女にした
自分の娘の身の回りの世話をしてくれないかと頼まれた。
住み込みでいいと言われたし、何よりずっと悲しそうな
顔をしたその子に笑ってほしかったから、私は二つ返事で
了承した。

その子の名はフェイトと言った。年は10歳。両親とは
死に別れてしまったらしかった。まだ10歳と言う年齢で
両親の死を受け入れろというのはとても辛い事だった。


私達は毎日一緒に過ごした。執事といってもあの頃は
ただ一緒に遊んでいただけだったような気がする。

けれども、そんな事を繰り返しているウチにあの子は
私の事を心から信頼してくれるようになった。
ただの執事だというのに、私が風邪を引いて、動けなかった
時などは、自分でおかゆを作って食べさせて
くれた時もあった。

フェイトはどんな小さな事でも報告してくれた。


「なのは、今日のテスト100点だったよ」
「それは、よく頑張りましたね。ご褒美は何がいいですか?」
「なのはの入れてくれるキャラメルミルクがいいな」





「ねぇ、なのは。今日転んじゃったんだ・・・」
「それは大変。ケガはしませんでしたか?」
「うん。平気。もう血も止まったよ」
「それ位でよかったですね。気をつけてくださいね。」





「ねぇ、なのは。今日クラスの子に好きって言われたんだけど」
「・・・・それでどうしたんですか?」
「驚かないの?ウチの学校女子高だよ?」
「よくある事ですよ。私も女子高だったから分かります。」
「へぇ、そんなものなの?」
「そんなものなんです」



「ねぇ、なのは。今度のテスト。結果が良かったら欲しいものが
あるんだけど・・・」
「何ですか?私が用意できるものなら何でもいって下さい」
「なのはの・・・時計が欲しい。」
「時計?」
「そう、時計」
「こんなものでいいんですか。」
「うん。。。。それがいい」




思えば、そんな事を言った辺りからだった。フェイトが
はっきりとなのはに好意を伝えるようになったのは。



そうして月日は流れ、フェイトが18歳になったある日、
突然フェイトの結婚が決まったと彼女に告げられた。
自分にはそんな気持ち全然ないのに、一方的に話を
進める相手にとても嫌悪感を抱いていた彼女は私に
自分を攫ってこの家から出て行こうと言い出した。


「なのは、どうしてだめなの?」
「私はただの執事ですよ。執事がそんな事考えたらいけません」
「そんな事聞いてるんじゃないよ、なのはの、高町なのはの
気持ちが知りたいんだ。」
「お嬢様・・・・・。私にとってのお嬢様は主です。それ以下でも
それ以上でもありません」
「本気で・・・言ってるの?」
「もちろん。私は何時だって本当の事しか言いません。お嬢様も
知ってるはずです」
「もういいよ!!なのはのバカっ」
「あっ、お嬢様・・・・」





どうにも出来なかった。ただの執事でしかない私に、結婚の決まったあなたを攫って、幸せに出来る筈もない。だから私は嘘を
貫き通すしかできなかった。
結局どれ程拒んでみても結婚の話がなくなる事はなく
気が付いたら挙式の日がやってきていた。

一つだけ不思議だったのは、こんなに強引な手段にでる
相手なのに、母親であるリンディは何も助け舟を出しては
くれなかっという事だ。

何か理由があったのだろうと、無理やり自分の気持ちを納得させるしかなかった。

フェイトがこの家を出る日、私も執事を辞めようと決意した。
もともとフェイトの世話係りとして雇われた身だった。
その本人がいなくなれば、もうここにいる理由がなくなる。
なにより、ココにはフェイトとの思い出が多すぎた。

何も出来ずにただフェイトを嫁がせてしまう自分が不甲斐なくて
けれどもフェイトを攫っていく勇気もなくて・・・・。











「はぁ・・・・・」


執事の仕事を止めてから、何もする気が起きずに、ただ私は
ぼんやりと毎日を過ごしていた。あれから1週間が過ぎた。


「そういえば、あの時言ってた1週間って何か意味があったのかな」

そう言って、屋敷を出るときに言われた言葉を思い出した。

「まぁ、あの奥様の事だから、ただの思いつきだったのかも
しれないか。」
「それが、そうでもないんだよね」
「ひゃっ!!」

突然耳元で囁かれて、驚いて飛び上がってしまった。
そこにいたのは

「ふぇい・・・お嬢様?!」
「うん」
「こ、こんな所で何やってるんですか?」
「ナンパしに来た」
「はぁ?」

目の前のこの子は一体何を言っているのだろうか。

「なんぱ?」
「うん」
「誰を?」
「今目の前にいる」
「はぁ!・・・ふざけないで下さい。第一あなたは結婚したじゃ
ないですか・・・」
「それがねぇ・・・・これ見てよ」
「何です?」

フェイトに渡された新聞を見る。今日のものだった。
ショッキングな大きな見出しの下に小さく「失踪」の
文字があった。

「失踪?・・・・はぁ?」
「なんかね、随分前から危なかったらしいよ。だから
摘発される前にハラオウンと関係を持っておきたかったんだって」
「そんな・・・はっ!まさか奥様はこれを知ってた?」
「知ってたというか、あの人がリークしたみたい・・・なんだよね」
「うそっ」
「ほんと。侮れないよね、ウチの母親ってさ」

ガックリとうな垂れる私を見ながら、フェイトはくすくすと
笑っていた。そんなに笑わなくてもいいと思うんだけどな。

「でね、なのは」
「はい、なんですか?」
「なのは、嘘、ついたよね?」
「えっ?」
「勝手に私の前から姿を消した」
「あっ・・・」
「嘘はいけないっていつも言ってたよね」
「でも、これは・・・・」
「これは?、なに?」
「仕方なかったというか・・・・だってあの家にあなたが
いないのに私がいる理由なんてないじゃない!」


じっと責めるような目で見られて、いたたまれなくて
思わず叫んでいた。


「じゃあ、私がいればいいって事?」
「うっ、それは・・・」
「ねぇ、なのは。どうなの?」
「・・・・・・しりません」
「なのはは、私の事嫌い?」
「まさか!!」

即座に否定する。

「じゃあ、好き?」
「それは・・・・・・」
「ねぇ、なのは。私はずっと前からなのはの事好きだって
言ってるよね?あいつと結婚が決まってからもずっと。」
「・・・・・」
「こんな傷物の私じゃダメなの?」
「そんな事、傷物だなんて悲しい事言わないで・・・」
「ねぇ、私ね、家、出てきたんだよ?」
「えっ?」
「家柄とかも何もない、ただのフェイト。こんな私は嫌?」
「・・・・・・バカな事を」
「うん、そうかもね。でもこうでもしないと言ってくれない
気がするから・・・」
「何を・・・いうんですか?」
「分かってるくせに。さっきから聞いてるでしょ、いい加減
諦めて言ってもいいと思うんだけど」
「何の事かさっぱり分かりません。」
「あのさ、気が付いてないのは本人だけだと思うんだよね。
結構なのはってさ分かり易いよ?私の事、好きだよね?」


ボンッと音が鳴ったんじゃないかっていう位の勢いで
顔が熱くなった。きっと首まで真っ赤になってる自信がある。
そんな顔を見られたくなくてフェイトから顔を背けた。


「ねぇ、いい加減諦めて。言葉にしても大丈夫だよ?」
「でも・・・・。」
「もう、往生際が悪いなぁ・・・・・はい話して」

呆れた顔をして、何をするのかと思ったら携帯で何処かに
連絡を入れたようだった。そのまま私に携帯を預けて
話せという。私は恐る恐る耳を近づけた。


『あっ、なのはさん?』
「お、奥様?」
『あらやだわ。もうそんな呼び方しなくていいのに』
「えっ、あ、いや。つい癖で」
『そんな事よりね』

行き成り話題を変えられた。

『あなたのせいで私、やっばりフェイトに叱られたわよ』
「えっ、私のせい、ですか?」
『あら、違うの?待ってって言ったのに聞いてくれなかったの
誰だったかしら。』
「うっ、それは・・・・」
『フェイトったら、物凄く怒ってて、親子の縁を切るって言うの』
「うわっ・・・」

いくらなんでもそれは・・・・って、フェイトちゃん怒ると容赦
なかったんだっけな。そういえば・・・・。

「で、私にどうしろと・・・」

なんだかもう、なのは自身が折れなければ治まらないような
気がしてきていた。

『あら、簡単な事なのよ。フェイトと結婚してくれる?』
「はぁ?な、な、何言ってるんですか!そんな事・・・」
『ダメなの?やっぱり私達は親子の縁を切らなきゃいけないの?』

よよよよよ、なんてそんなどっかの時代劇みたいな台詞。
しかも棒読みで・・・。
なんかもう、意地張ってるのがバカらしくなってきた。
これだけ言ってるんだからもう言ってもいいかな。


「もう、いいです。分かりました。私の負けです」
『あら、それじゃあ』
「はい。よろしくお願いします」


と電話の向こうののほほんとした母親に頭を下げた。


携帯をフェイトに返しながらジト目でにらむ。

「ずるいよ。2人掛りで・・・」
「なのはが頑固すぎるんだよ」
「なんか先行き心配なんだけど?」
「大丈夫だよ。」
「ほんとに?」
「当然。」
「随分な自信だね」
「愛してるからね」
「なっ/////」
「なのはもでしょ?」
「し、しりません!」
「顔、真っ赤だよ?」
「うーーーーーっ」

5つも年下のフェイトにやられっぱなしなのが悔しくて
私は立ち上がると、グイッとフェイトの襟首を掴み
少々強引に自分の方へ引き寄せた。ギリギリの所で
一旦止めてぺロッとその唇を舐める。

「―――――っ」

瞬時に真っ赤になったフェイトを確認してから今度は

「愛してるよ。フェイトちゃん」

しっかりとその唇に自身の唇を重ねた。















ココまで読んでいただいてありがとうございます。
次は多分夕方。今度は指定モノで(笑)




スポンサーサイト

テーマ:魔法少女リリカルなのは - ジャンル:アニメ・コミック

  1. リリカル パラレル
  2. | comment:0
<<最後です | top | 我が家もお祭り参戦(笑)>>


comment

comment


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。