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好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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社長と秘書 :: 2011/02/08(Tue)

タイトルに全く捻りがなくてすみません(-_-;)。
仕事中に思いついたもので・・・・。
えっと、仕事中になにしてんのって話ですよね・・・(爆)





「社長、本日のスケジュールです」

1枚の紙を目の前にいる人物に渡す。今日はいつも以上に
緊張していた。

「この後、9時からは○○商事の会長と○○ホテルで
軽い打ち合わせ、9時30分に一旦会社に戻り役員会議、
そして、昼には××産業の社長と食事を兼ねた打ち合わせ
さらに・・・・・」

「・・・・もういい」

「えっ?」


いつものように一日のスケジュールを読み上げていた
途中で止められた。内心やはりと舌打ちした。


「もういいって言ったんだ。君の耳は遠いのかな?」

「もっ申し訳ございません。ですが・・・」

「しつこいよ、この紙に書いてある事を読んでるだけなら
説明は必要ない。それに昼はダメだよ。いつも言ってるよね?」


そうだ、ウチの社長は何故か昼は必ず1時間だけ
SPもつけずに外出してしまう。何が起こるか分からないから
せめて、行き先だけでも教えておいて欲しいと、首を覚悟で
尋ねたのは、ほんの数日前の話だった。


「ですが、××産業の社長とは一度昼食を一緒にと言う事で
この日を指定したのは、こちらです。ですので・・・・」


「キミは私に指図するんだ?」


氷のように冷たい視線に睨まれて、一瞬怯みそうになる。
だけど、ここで折れてしまったら、この会社は・・・・

「そのようなつもりはございません。ですが、社長。
こことの取引がなくなってしまえば、わが社は・・・・」


お願いします、と頭を下げる。いち秘書でしかない私が
ここまで踏み込んだ事をするのは常識では考えられない事
だと言うことは、よく分かっている。けれど、それでも
このまま会社の信用を落とすことだけはしたくなかった。


「キミはいつから、この会社の運営にまで関わるように
なったのかな・・・・」


そう言って私の目の前までやって来た社長のその
紅い瞳の前に私は、言葉を続けることが出来なかった。





ふと伸びてきた手に一瞬体に力が入る。
顎を僅かに持ち上げられ、顔を近づけられた。
僅かに笑った表情ではあるもののその瞳は少しも笑ってなど
いなかった。顎にかかっていた指がゆっくりと喉元を過ぎ
開襟シャツの隙間から見える素肌に触れる。
触れられた瞬間ぞわりとした感覚が背中に走った。



「キミの所属と名前は?」


「だ、第一秘書課の高町なのはです。」
突然尋ねられて一瞬言葉に詰まる


「そう・・・・。今回はキミの顔を立ててあげるよ。
その度胸に免じてね」


「あっありがとうございます。」


「ただし・・・・」


「えっ?」


「私の貴重な一時間をキミの為に潰すんだ。キミにも
それなりの代償は支払ってもらう。」


社長が折れてくれた、そう思ってホッと胸を撫で下ろした
私を見て社長は代わりに代償を払えと言い出した。
呆然としている私に向かって


「そうだな、今日の就業時間後から深夜12時までの
キミの時間を差し出してもらおうかな」


社長の言い放った言葉に私はただその場に立ち尽くす事しか出来なかった。










とってもワンマンな社長さんです。名前出せなかったんですけど
分かっていただけますよね( ;^^)ヘ..。
パラレル短編なのに、個人的に裏設定がたくさんあります(笑)。




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