好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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好きが溢れて止まらない。 :: 2011/09/05(Mon)

私がストーキングしているサイトさんで、乙女ななのはさんが
めちゃ可愛くてですね。ついついフェイトそんを乙女に
したくなったんですね(*ノωノ)ポッ 。

だけど、なんか出来上がったのって、乙女じゃないよね?
って感じの仕上がりなんですよねぇ。おかしいなぁ(笑)

まぁ、いいよね(笑)


続きから、どうぞ。






■   □   ■   □   ■   □


昼食を食べ終えて、慌しくそれを片付けると、私は
アリサやはやて、すずかが何かを言うより早く教室を
飛び出した。


「何、あれ?」

アリサが呆気にとられた様な顔で呟く。

「もうすぐ、なのはちゃんが戻ってくる時間なんよ」

とはやてが大きな溜息を付きながらそれに答えた。

「素早かったね」

とすずかが珍しく目を丸くしながら零すと
アリサとはやては顔を見合わせて「はぁ~」と
もう一度大きな溜息を付いた。




教室でそんなやり取りが交わされているとも知らずに
私は全力で屋上へと続く階段を駆け上がっていた。


ギィーッと大きくきしんだ音を立てて、屋上と校内とを
隔てる重たい扉が開く。念の為に誰もいない事を確かめる為に
狭い屋上をクルリと一回りした。


「よしっ」

誰もいない事を確認して、私は乱れた呼吸を整える為に
フェンスへと凭れかかる。

すぅはぁすぅはぁ

2度3度深呼吸を繰り返して空を見上げた。
今日も雲ひとつない蒼空が広がっている。

ポケットから携帯を取り出して時間を確認する。
午後の授業が始まるまで後15分程だった。


呼吸が落ち着いた辺りから今度は心臓がバクバクと
激しい脈動を始める。それを感じたフェイトは
苦笑いを零しながら、今度は両手でフェンスをつかみ
1度2度と屈伸運動を始めた。


「参ったな、なんでこんなに緊張してるんだろ」

なのはが任務を終えて戻ってくる。
その連絡を受けたのが今朝。
それからフェイトはソワソワと落ち着きがなくなってしまった。

なのはと付き合い始めて3ヶ月。もともとの付き合い自体が
9歳のころからなのだから、改めて指折り数えるのは
おかしいといつもはやてに言われるが、フェイトにして
みれば、全く違う3ヶ月なのだ。

ずっと秘めていた想いをなのはに告げて、なのはも
フェイトと同じなのだと知った。
いつもと同じ待ち合わせが、恋人同士のそれに変わった。
手を繋いで帰る道のりも、恋人同士のひと時のデートへと
言葉を変えた。

それ程までに違いを見せた3ヶ月だったのだ。

そして付き合い始めて、初めてなのはの方が長く学校を
留守にした今回の任務。落ち着いて迎えろと言う方が
無理な話なのだ。



フェンスに腕をだらりと引っ掛けて前のめりに身体を
預けながら、フェイトはポリポツリと想いを口にし始める。


「なのはは、いつもこんな風に私を待っててくれるのかな。」

どちらかと言えば長期の任務をこなすのは執務官である
フェイトの方が多い。付き合い始めてからも数回、長い時で
1週間程休んだことがあった。

今のフェイトの気持ちをそのままなのはに当てはめて
いいものかどうかは定かではないけれど、少なくとも
こんな緊張をなのはも経験しているのだろうかと思うと
若干申し訳なく感じてしまう。


「なのはが帰ってきたら、なんて言って迎えたらいいかな?
やっばり、おかえりって笑って言ってもらえると嬉しいのかな。
私は、なのはが笑顔で「おかえり、フェイトちゃん」って
言ってくれるとそれだけで、疲れなんて吹っ飛んじゃうんだけど、
なのははどうなんだろ?。お帰りって言って、ギュッて
抱きしめたら、なのは、怒っちゃうかな?ホントはギュッて
抱きしめて・・・・その、き、す・・・・とかしたいなぁ、
なんて思ってるんだけど。いやいや、流石にそれはいきなり
過ぎるかな。ううん、だって、ずっとなのはと会えなかったし、
手も繋げなかったし、それに・・・・・・。
き、キスも出来なかったんだから、少し触れる位なら・・・」

などとアリサ達が聞いていたら確実に張り手の2.3発は
食らってしまうような独り言を続けるフェイト。
どうやってなのはを出迎えようかとそればかりに気をとられ、
背後に降り立った大切な彼女の気配に気がつかなかった。




ふわり
 


風が纏わり付く



ちゅっ



頬に柔らかいものが触れた。









「ふぇっ!!な、な、・・・・なのはぁ?!」
「にゃは、うん。ただいま、フェイトちゃん」



























「・・・・到着っと」


予定していた時間とほぼ同じく学校の屋上へと転送されて、
ホッと息をつくなのは。

「良かった。午後の授業に間に合った」

午後からというとても短い時間だけれど、授業に出れるように
配慮してもらった今回の任務。残った事務処理は他の局員が
代わってくれていた。

「今度、お礼しなきゃ、だね」

と小さく一人ごちて、急ぎ教室へ向かおうと一歩足を踏み出して、
止まった。



「フェイトちゃん?」

なのはの視線の先には、フェンスに凭れているフェイトの姿。
待っててくれたのかな?。そう思ってもう一度声をかけようとして
フェイトが何かを呟いている事に気がつく。
盗み聞きは良くないなと思いながらも、僅かばかり好奇心の方が
自制心を上回った。

抜き足差し足でそっとフェイトへと近づく。その距離は
フェイトの声が聞こえるギリギリのライン。きっとこれ以上は
流石にフェイトも気がつくだろう。なのはのいる場所が
風上だったから出来た所業だと言えなくもない。

そしてその呟きに耳を傾ける事、僅か数秒。
なのはは瞬間湯沸かし器のごとく顔に血液が集中して
火照っていくのを感じていた。

(フェイトちゃん。恥ずかしいよ・・・・)

そんな事を思うのだけれど、突き詰めて考えると、なのはも
フェイトと考えていた事はそれほど変わらない。
ただ、フェイトは教室にいるだろうと思っていたから
それを実行すると言う事を妄想しなかっただけの話。

だがしかし、今現在、フェイトはなのはを待ってくれていた。
フェイトの、そしてなのはの想いを叶えられる絶好のチャンスと
いえた。

だからなのははこれっぽっちも躊躇わなかった。


たんっと地を蹴って、後ろからフェイトの首へと自身の
腕を絡ませる。突然の事に一瞬強張ったフェイトに構わず
フェイトの頬へと唇を触れさせた。


「ただいま、フェイトちゃん」


最高の笑顔というおまけ付きで。




























それは、ほんの一瞬の感触。無意識の内に、離れていくそれを
目が追っていた。


「なっ・・・なのはぁ?!」

私の驚いた声に、悪戯っぽく笑うなのは。




あぁ、やられた。




その満足そうな顔。先を越されてちょっと悔しい。
でも、なのは。甘いよ?。私はもうそれだけじゃあ
満足できないんだよ?


離れてしまったなのはの腕を引いてその身体を私の腕に
閉じ込める。

「ふぇ、フェイトちゃん?」

まさか、そんな反撃が来るとは思わなかったのか
なのはの顔が一瞬で真っ赤になる。
へへへ、ちょっと楽しいかも、これ。

「なのは、ほっぺだけ?」

耳元でそんな事を囁くと、だってとか、授業がとか
もごもごと口の中で何かを呟くなのは。
私はそんななのはを見つめ続けた。
暫くはわたわたと色んな言い訳を並べていたけど
私が全く腕を緩めない事で諦めたのか「もぅ」と
小さく呟いた後、「1回だけだからね」と真っ赤な顔が
私を見上げていた。


あぁ、なのは。ごめん、多分一回じゃ止まらない。
そんな事が頭を掠めたけれど、さすがにそれを
口には出さず、代わりにまだ言っていなかった
一言を添えて、その甘く柔らかな唇を奪った。







「おかえり、なのは。大好きだよ・・・・・」

























きゃーーーーーっ。甘っ(笑)。
フェイトそんを乙女にしたかったんだけどなぁ・・・。
これが私の限界なのね。゜゜ヽ(´□`ヽ。)°゜。ぃゃ~~~~~ん。




そうそう、この後ね。

何時までたっても帰ってこないフェイトちゃんに
「絶対にいちゃこらしとるはずや」っていうはやてからの
お叱りの念話が届いた模様。
ついでに教室に戻ってから、アリサのゲンコツが炸裂と、
そんな感じです(笑)





ここまてせお付き合い、ありがとうございます。







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テーマ:魔法少女リリカルなのは - ジャンル:アニメ・コミック

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