好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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ユー達、告白しちゃいなよ :: 2011/09/09(Fri)

六課始動時のつもり。

なんとなく・・・・・



続きからですよ。






■   □   ■   □   ■   □



部屋に戻ると、なのははもう寝ていた。
当然だ。そうあって欲しいと願いながら
この時間に帰宅したのだから。

本当はもっと早く帰ってくる事も出来た。
けれど、どうしてもなのはと2人きりになる
この部屋で、いつ壊れるかも知れない心の鍵を
抱えた状態でなのはの近くにはいられなかった。


そっとベッドで眠るなのはを見つめる。
ぐっすりと眠っているようで、規則正しい
息遣いが聞こえる。


頬に触れようと手を伸ばして、寸前で思いとどまった。
私は一体何をしようとしているのか。


「なのは、私の前で無防備すぎだよ。」


そんな事面と向かってなんていえない。
もし、なのはがこんな私の気持ちを知ったら
なんていうだろうか。

なのはと同室で喜んでしまった事を今更
後悔する。出来るなら、私の理性という
結界が壊れないよう、祈っていて欲しい。


誰に言うでもなくフェイトは呟いた。













シャワーを浴びて戻ってくると、なのははシーツを蹴飛ばして
眠っていた。珍しい光景にちょっと笑みが零れる。


「暑かったのかな?」

自分はシャワーを浴びてきたので、幾らか火照っているが
部屋全体で感じる気温はそれほど暑くないと思うのだが。
とりあえず蹴飛ばされたシーツを直そうと思いベッドへと
近づいた。というか、どっちにしろ寝るためにはベッドへと
横にならなければならない。もしソファで寝ようものなら
その理由を突き詰めて追及されるだろう。
それだけは絶対に避けなければならない。


足元に気を付けながらベッドへと近づく。
と、何かに足を取られて前のめりに
倒れこんでしまった。

「ぅわっ!!」


咄嗟になのはの両脇に手をついて身体を支える。
こんな状態だというのに、ありがたい事に
なのはは熟睡しているようで、目を覚ます気配さえない。

ほっと胸を撫で下ろす。一体何に躓いたのだろうと
思って足元を見ると、別に何という事のないスリッパだった。


「全く・・・・っ!」

自分に呆れて、足元から視線をなのはへと戻す。
と、目の前になのはの顔がある事を失念していて焦る。
あっと思ったときには、自分の目はなのはの唇から
離れてはくれなかった。

あの唇は、触れるときっと柔らかいだろうなと
思わせるには十分な距離。フェイトがかけた鍵など
容易く壊してしまう破壊力を持っていた。

その唇に吸い込まれるように自分の顔を近づけた。
ゆっくりと目標に向かって突き進む。
あと少し、ほんの数センチ動けば触れられる
その距離で・・・・フェイトは止まった。



ガチャリとなんとか欲望の扉に鍵をかけなおし
ギリギリ踏ん張ってなのはの横に転がった。

(あ、危なかったなぁ・・・・)

とドキドキと破裂しそうなほどの心臓に手を当てて、
ギュッと目を閉じ呼吸を整えた。


ばか
「ぇっ?」

唐突になのはの声が聞こえた・・・・・気がした。


慌ててなのはを見たけれど、丁度寝返りをうったのか
自分の方へ背を向けていた。相変わらず規則正しく
その肩が上下していた。


(今、ばかって・・・・・・)

聞こえたような気がしたけれど、空耳だったのか。
暫くなのはを見ていたけれど、起き出す気配も
なかったので、やっぱり空耳だったのだろうと
無理やり結論付けて、そうしてフェイトは眠りについた。











それから30分ほどして。もぞりと動き出したのは
なのはの方。


「もう、バカ。フェイトちゃんのばーか。」

そんな憎まれ口を叩きながら、なのはは
なんの躊躇いも見せずにフェイトの
唇へと自身の唇を重ねるのだった。
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テーマ:魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル:アニメ・コミック

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