好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




スポンサーサイト :: --/--/--(--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


  1. スポンサー広告

無自覚で鈍感で・・・・・ :: 2011/09/10(Sat)

大好きな百合漫画のパロディ。

コミックとアニメと捏造と妄想と(笑)。
兎に角色々ごっちゃ混ぜ。

知ってる方っているかな。結構古い作品のはず・・・











・・・・・・・・・うん、古かった←確認したらしい(爆)。




多分似たような台詞使っちゃってるかも。
ごめんね。って先に謝っておく( ;^^)ヘ..。



じゃあ続きから








■   □   ■   □   ■   □





人気のない美術室。
カラリ、と静かにドアが開き、一人の女子生徒が
入ってきた。壁にかかった時計を見上げ現在の
時間を確認する。

午後3時40分

風紀委員がこの教室の鍵を閉めに来るまであと20分。

(さてと・・・)

小さく呟き窓際まで移動した。日陰になる場所を選び
そこに椅子を数脚並べる。ちょうど人一人が横になれる
数だった。スカートがめくれるのも気にせずに無造作に
その椅子に横になり、窓の縁に頭を預け目を閉じる。



それから僅か5分程たった頃。再びカラリと美術室の
ドアが開いた。

(あれ?今日はちょっとい早いかな?)

と一瞬考えるも、近づいてくるその人物からほのかに
香る匂いで自分の待ち人ではない事を悟る。
ああ、またか。と内心でほくそ笑んで女子生徒はそのまま
寝た振りを決め込んだ。


その人物は寝ている生徒を見下ろして、何かを待って
いるようにも見えた。けれど依然として目を覚まさない
彼女を本当に眠っていると判断したのか、今度は
キョロキョロと辺りを見渡したと思ったら、すばやく
チュッと寝ている彼女の唇にキスをした。


ガラッ

勢い良く開くドア。

「っ!!」

慌てて離れる生徒を見て、入ってきた生徒は一瞬眉根を
顰めるも、取り立てて問い詰める事もせず、つかつかと
寝ている生徒の傍までやって来た。



「もう!!テスタロッサさん。
またこんな所でサボってたんですか?」
「ぅん・・・ふぁああ。ん?ああ、高町さんか」
「「ああ、高町さんか」じゃありません。
とっとと起きて下さいよ!!」


さも今、起きました。という仕草をし、目の前に
迫っている彼女を見てその名を口にした。
それから、その隣で所在無げにたっている生徒に
ニコリと微笑んでから視線でそこを動くなと釘を
刺した。


「もうちょっと、優しく起こしてくれると嬉しいんだけどな」
「何で私がそんな事しなきゃいけないんですか?」
「んーーー。なんとなく?」
「はぁ?。もう、あなたの遊びに付き合うほど
暇じゃないんです、私。この後まだ戸締りの確認をしなきゃ
いけない教室があるんですから、用がないならさっさと
下校してください!!」

腰に手を当てて仁王立ちして、ズビシッと人差し指を
突きつける彼女にテスタロッサと呼ばれた少女は小さく
溜息を零す。

「もう、可愛くないなぁ」
「あなたに可愛いと思ってもらわなくても結構です」
「ホント、可愛くない」

とブツブツと呟きながら、美術室から3人揃って
廊下に出た。


カチャリ


鍵が掛かったのを確認して高町と呼ばれた少女は
2人に向き直る。

「遊んでないで帰ってくださいね。じゃあ、さようなら」
「あっ、さ、さようなら・・・・」

さっきから一言も口を開けなかった生徒が慌てて
挨拶を返す。テスタロッサと呼ばれた少女はただ微笑んで
いるだけだった。

「じゃあ」

そう言って踵をかえした少女の背に向かって
「またね、なのは」と小さく小さく呟いた。

「えっ?・・・・呼びました?」
「ふふ、呼んでないよ。さよなら、高町さん」
「?・・・そう、ですか。・・・さよなら、テスタロッサさん」


小さな呟きを拾って振り向いた彼女に嬉しそうな笑顔を
浮かべる少女は、なんでもないと別れの挨拶を再び告げる。
首を傾げながらもそれに答えたなのはは、今度は振り返る事無く
廊下を歩き去っていった。









「あ、あの・・・・フェイトさん?」
「・・・・・・」

恐る恐る声をかける少女。見上げた先の顔は、たった今まで
なのはに向けていた優しい笑顔はとうに消え、その感情を
読み取る事は出来なかった。


「あの、その・・・・」
「どうだった?」
「は?」
「どうだったって聞いてるんだけど?」
「ど、どうって?」
「もう、私の唇。勝手に奪ったでしょ?」
「っ!!ご、ごめんなさい。すみません。許してください!!」
「っ、もう。声が大きいよ。どうだったかって聞いただけでしょ?」
「そ、それ、は・・・・・」
「良かった?」
「・・・・・・はぃ」


フェイトの問い掛けに、消え入りそうな声で答えを返す。
その顔は真っ赤だった。


「そう。じゃあ、一緒に来て」

そう言ってなのはが歩いていった方向とは逆に歩き出した。


「早く!置いて行っちゃうよ」
「あっ、は、はい」

一瞬何を言われたのか理解できずに呆けていると
早くとフェイトから呼びつけられた。慌てて返事を返して
女子生徒はフェイトの後を付いて去っていった。






















『それ、おいしいの?』

一人ぼっちで公園でおやつを食べていた。
一人の少女が近づいてきて、クッキーを
指差しながら尋ねてきた。

『あ、えっと。食べる?』
『いいの?』
『うん、お母さんが沢山作ってくれたから』
『じゃあ、いただきます。』


クリクリとした大きな瞳が印象的だった。
つい見入ってしまっていたら

『ん?』

逆にじっと見つめられた。
恥ずかしくて、何とか誤魔化そうとして

『お、美味しい?』

ってそう聞いたんだ。そしたら

『うん、すっごくおいしいよ』

って言って笑ってくれた。
その後ちょっとだけ一緒に遊んだんだ。





『なのはーっ』
『あっ、おかあさーん』

そう言って嬉しそうに笑う女の子。
ああ、楽しい時間も終わりだなってちょっとだけ
寂しくなった。

『お母さんが来たからかえるね』
『うん、さよなら』
『さよなら』

そう言って手を振っていったキミ。
けど、すぐに立ち止まってこちらを振り向いて
頬に手を当てながらちょこんと首を傾げてるから
何か忘れ物でもしたのかなって思ってじっと
見ていたら、たたたってキミが走り寄ってきたんだよ。

『何か忘れた?』

って聞いたら、うん、ちょっとね、なんて
悪戯を思いついたみたいな顔をして笑っているから
不思議に思っていたら、突然柔らかくて甘いものが
私の唇に触れたんだ。

驚きに固まっていると「にゃはは」って笑うキミの
笑顔がすぐそこにあった。「またね、フェイトちゃん」
そう言って今度こそ本当に走り去るキミの後姿を
私は火照った顔を両手で押さえながら何も言えずに
ただ見送ったんだよ。


あの後、なのはがあの公園に来る事はなかった。






いまだに進行中の私の初恋。


告げることも出来ずにいる私の想い。
いつかなのはに伝えられるかな・・・・・。





スポンサーサイト

テーマ:魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル:アニメ・コミック

  1. リリカル パラレル
  2. | comment:1
<<お返事ですよ | top | 質問なんですが>>


comment

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2011/09/24(Sat) 19:38:22 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集 ]

comment


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。