好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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社長と秘書3 :: 2011/02/10(Thu)

覚えのある名前がちょいちょい出てきます。
ホントにちょびっと何ですけどね。

えっとまだ終れません。
矛盾とかあるかも知れないですけど、そこは
大目に見てください(^^;ゞ。

それでもいいよって言う方は続きからどうぞ


高町なのは
19××年○月○日生 現在25歳。
海鳴市で喫茶店「翠屋」を営む両親と兄・姉の5人家族。
現在は自宅を出て一人暮らし。
私立聖祥女子大を成績優秀で卒業。


「で、その後にウチに入社してきたのか・・・」


プライベート用のパソコンに送られてきた一通のメール。
送信先は私の数少ない友人の一人だ。
ちょっとした調べモノや、今回の用な急ぎの仕事も
彼なら安心して任せられる、迅速かつ正確。そして
なにより口が固い。大抵の事は彼に頼めばほぼ
間違いのない情報を提供してくれる。
私は全ての内容に目を通し、メールをすぐに削除した。


(今度、ユーノにお礼しないとなぁ・・・)


(それにしても、金銭的なトラブルはなさそうだし、男性関係も
それほど悪くない。なら目的は何?)

(私に近づくため?)

(いずれにしても、このままにしてはおけないな・・・)

「さてと、キミはどう動くのか楽しみだね。高町なのはサン」



偶然とはいえ、今日の内に彼女に接触できるのは
ありがたかった。

















就業時間も既に2時間ほど過ぎ、やっと秘書課にも
人がいなくなった。私は、一つ溜息をついて立ち上がった。
向かう先は社長室。一つ深呼吸してから


コンコン


「どうぞ」


相手が私なのが既にわかっているからか、人物の確認をせずに
中へ入るように声がかかる。


「失礼します」

「へぇ~。ちゃんと来たんだね。誉めてあげるよ」

「・・・・約束ですから」

「約束、ね。まぁいいや、それよりここからは私の
指示に従ってもらうよ。いいよね」

「はい」

相変わらず、その瞳は冷たいままだ。誰の事も信用しないと
そう言われている様で、少しだけ胸が苦しかった。
あの時見かけた社長の笑顔。あの笑顔の秘密を知りたい。
その為だけに私は若干震える足を踏ん張って今、この場に
立っていた。








「とりあえず、食事に行こうか。昼は食べた気がしなかったし」
そう言われて連れて来られたのは、一流ホテルのスイートルーム。
そこに所狭しと並べられている料理の数々、こんな料理
見たことない・・・・


「口」

「は?」

「口、開きっぱなしだよ」

「えっ、あ、あの・・・す、すみません。その・・・えっと」

「はは、私もお腹すいたし、まずは食べようか」

「はい」




その後の食事は、楽しかった。並べられていた料理も
そうだけど、一緒に飲んだワインもとても美味しかった。
社長の生れ年のワインだって言ってたっけ。
お話も退屈せずに聞けた。それにこんなに話す社長を
見たのは初めてかもしれない。普段は割と無口なんだよね。
私の事も聞かれて、家族の事とか、友人の事。まぁ隠すような
事でもないから、結構話しちゃったけど、いいよね。
社長も笑ってくれてたし。あの子達に向けるものとは違う
仕事用のそれだったけど、でも睨まれながら食事する事を
考えたら・・・・うん、今日はもういいや。




食後のデザートまでしっかり食べて、最後にワインを飲んだ。

「ごちそうさまでした。とても美味しかったです」

「そう?それなら良かった」

「・・・・・・あの」

「ん?何かな」

「あ、の・・・です・・ね」

あれ、おかしいな。なんだろ。口がちゃんと回らない

「しゃ、ちょ・・・・」

社長が揺れている・・・・

「キ・・・の目・・・・は・・・かな」

「え?」

うまく社長の声が聞き取れない。それに凄く

「・・・ね、むい」


ふと目が合った。社長が笑っていた。
あの時みたいに冷たい目をしたまま。

(ああそう、か。いま、の・・・・・わたしの じ、かんは・・・・)

社長のモノだった。そう思い出して私の意識は途絶えた。











ピピピ、ピピピ、ピピピ

「うーーーー。ん?あ、れっ」

「えっと、ここは・・・・・ったぁ」

頭が痛い。少しぼぅッとする。ベッドのすぐ傍でなり続ける
時計を止めようと起き上がって気づく。

「えっ!・・・・う、そ。私・・・・・・はだか?」

一瞬で目が覚めた。
えっと昨夜の食事の後の記憶が・・・・・ない。



何気なく胸元を見るとそこには赤い痕跡。

「~~~~~~」

顔を真っ赤にしながら私はバスルームへと飛び込んだ。
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