好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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今しか出来ない事 その2 :: 2011/10/13(Thu)

久しぶりに文章更新です。
タイトル、その2になってはいますが、前回のには
続いてません。全くの別物です(笑)

いくらなんでもなのはさんは、こんなにネガティブじゃないし
フェイトさんもポジティブ過ぎな気もするけど、いいんです(笑)

ぶっちゃけ、この間から最近にかけての私の心境そのものです( ;^^)ヘ..。
なのはさんからフェイトさんに変わってきた今日この頃。

半分は色々クリアかな。


文章更新ない間も、寄っていただいてありがとうございます。
まぁ、今日の文章もハッキリとしたオチはないんですけどね←









■   □   ■   □   ■   □


(何だかなぁ・・・・)

なのはは、頬杖を付きながら小さく溜息をつく。
その視線の先には、大好きな彼女フェイト・T・Hがいた。
フェイトは今、自身が休んでいる間に進んでしまった分の
課題を必死になって片付けている最中である。
今回は2日だけの欠席だったので、それ程課題のプリントが
多く残っていたわけではない。フェィトなら何の問題もなく
消化できるものばかりだった。
事実、今フェイトが取り組んでいる課題は最後の一枚と
なっていた。

なのはは、そんなフェイトと一緒に帰るために、教室で
待っている所。彼女の邪魔にならないように、本を読んだり、
グラウンドで練習している部活動の様子を眺めたりしながら、
課題を終えるのを静かに待っていた。

開けっ放しになっている窓から入り込む風が気持ちよくなのはの
頬を撫でていく。
この風も、もう少ししたら冷たくなってくるなぁと思いながら
再び視線をフェイトへ戻す。


(・・・・・)

一体いつからこんな状態なのだろうとなのはは首を傾げる。
この教室にいるのは、課題をこなしているフェイトと
それを待っているなのはの2人だけ。
それは変わらない。変わらないのだけれど、フェイトが少し、
いや、なのはの目から見たら「かなり」おかしい。

(どうしてそんなに楽しそうなの?)

誰でも居残りで課題をこなすとなると渋い顔をする。
それはフェイトやなのはであっても例外ではない。
ただ2人の場合、休む理由が理由だし、居残りしていても
大抵の場合は課題のない方が帰りを待っていてくれる為、
むしろ居残りの後に楽しいことが待っている状態なので
自然と顔が緩んでくるのだが・・・。
それにしても、プリントを見つめながら、ともすれば
鼻歌でも歌いだすんじゃないかと思う程の上機嫌ぶり。
それを見て、なのははそっとプリントを覗き込んだ。


(あぁ・・・・・。なるほど)


プリントを見たなのはは、フェイトが上機嫌な訳を理解した。

(・・・にしたって、ねぇ・・・)


苦笑いを零しながらフェイトに気が付かれないようにそっと
息を吐き出した。







「楽しそうだね、フェイトちゃん」
「ん?何が?」

なのはが声をかけたにもかかわらず、フェイトはプリントから
視線を外すことなく、気のない返事を返す。なのはもなんとなく
想像はしていたから、いやな顔をする事無くそれでも、何だかなぁ
なんて思いながらもう一度同じ言葉をフェイトに言った。

「楽しそうだね、フェイトちゃん」

それを聞いて、今度はちゃんと顔を上げて、どうしてと言う顔を
しながら首を傾げる。なのはは両肘を机について、両手のひらに
顎を乗せた状態でニコリと微笑んだ。

「顔、とっても緩んでるよ?」
「なっ!!//////」

ここ、と言いながらなのはは人差し指でフェィトの頬をつつく。
そうされて、ようやくフェイトは自分の緩みきった顔を想像し
一瞬にして顔から耳から、首筋までをも赤く染め上げた。

「・・・いつから、見てたの?」
「ん~、何が?」
「もう・・・ずっと、見てた?」

ちょっと上目遣いになりながらフェイトは小さく尋ねる。
まだ首元も真っ赤だった。

「んーー、そんなでもないよ?
フェイトちゃんが鼻歌歌ってた頃?からかな。にゃははは」
「なっ、は、鼻歌?!。歌ってないよ!鼻歌なんて。
絶対に歌ってない!」
「意識しなくても出ちゃうんだよ~。は・な・う・た」
「うーーーーー。絶対に、歌ってない・・・・・もん」
「にゃははははは。」

無意識に、と言われ些か自信はなくなったようで、それでも
歌っていないと主張するフェイトの声が段々と小さくなっていく。
それを見ていたなのはは、笑いながらごめんごめんと繰り返した。

「だってフェィトちゃんがあんまり楽しそうで、つい・・ね」
「うーー。もう、なのはのバカ」
「ごめんって。もう許して?」
「知らないよ」

ふんっと半ばイジケ気味にそっぽを向くフェイト。
なのはは少しだけ困ったなと言うような顔をし、それから
僅かに視線を落として呟いた。

「でも、それ。そんなに楽しい課題じゃないでしょ?」

そんななのはのさっきまでとはガラリと雰囲気の変わった話し方にフェイトはゆっくりとなのはに向き直る。

「なの、は?」
「私も一応提出はしたけど、正直ちょっとつまらなかったよ?」
「そっか。なのはは出したんだ。」
「うん・・・。どうしてフェイトちゃんはそんなに楽しそうなの?」
「そうだね・・・・」

フェイトは目の前のプリントを見つめる。
そこに書かれている課題の内容、それは


『修学旅行時の自主研修プラン』


だった。








「私達、行けるかどうか分らないよ?なのに・・・・」

視線を落としたままの状態で話を続けるなのは。
フェイトはただ黙ってそれを聞いていた。

「クロノ君とかリンディさんが私達の仕事を、学業優先って
考えてくれてるのは知ってる。だから運動会とか学校祭とか
沢山の行事に参加できたんだよね。だけどね、修学旅行って
日帰りじゃないじゃない?。もしその直前とか合間とかに
任務の要請があれば、きっと私も、それからフェイトちゃんも
任務の方、優先しちゃうと思うんだ。そうすると、折角立てた
計画だって無駄になっちゃうよ?それでも楽しい?」

言い終わって、ゆっくりとなのはは顔を上げる。
その顔は今にも泣きそうで、グッと唇を噛み締めながら
涙を堪えているようにも見えた。

「・・・・ホント、職業病だよね。私達」

そう言いながらフェイトはくすりと笑う。
なのはの頬にそっと指を伸ばし、零れてはいない涙を拭う。

「でもね、なのは。それでも私は諦めたくないんだ」
「あき、らめる?」
「そう、諦める・・・・多分だめだ。きっとダメになる。
そんな風にばかり考えてたら、出来る事も出来なくなっちゃう
気がするんだ。仕事、入らないかもしれないよ?母さん達が
うまく対処してくれるかも知れないよ?もし任務があったと
しても、出発までに片付くかも知れないし、事務処理だけなら
誰かが変わってくれるかも知れない。こう言うと人に頼って
ばかりなんだけど、それでも行けない可能性より行ける可能性の
方が高くなる事だってあるかもしれないじゃないか。」
「フェイトちゃん・・・」
「ちゃんと行けるのに、なのに計画を立てないなんて
おかしいでしょ?それにね。なのはと一緒に行けるって
考えてたら、ワクワクしてきちゃって。ははは、おかしいよね。
まだプラン考えてるだけなのに。なのはと出かけたら、ここを
見たい、とか。アリサやすずか達は何処に行くのかな、とか。
はやてだったら・・・とかね。一応これも授業の一環だから
遊びの計画とは違うんだけどね」

ペロッと舌を出しながらえへへと笑みを零すフェイト。
本当はなのはよりもフェイトの方が行けなくなる可能性の方が
高い。それでも「行ける可能性が高い」と言って笑うフェイトを
見ていると、後ろ向きにしか考えていなかった自分の考えが
物凄く恥ずかしいと感じてしまう。

「私・・・・」
「ん?」
「私、もう一回書きなおしたいな」
「なのは」
「もう一回、ちゃんと。」
「うん、じゃあ、一緒に考えよ?私まだ何も書いてないし」
「え?だって結構時間かけてたんじゃ・・・」
「あっ、えっと・・・・見てたんだっけ?は、ははは、はは・・・。
その、資料見てたら、なんて言うか、なのはと一緒に見てるトコ
想像、しちゃってて・・・。それだけで楽しくて・・・・」
「・・・・で、結局書けてないんだ?」
「う・・・・・・はぃ」
「・・・もぅ、フェイトちゃん?折角カッコいい事言ってたのに」

もう一度書き直したいと言ったなのはを見てフェイトは、
自分のプリントを指差して一緒に考えようと誘う。
随分と時間をかけて資料を見ていたわりには、全く先に
進んでいないそれを見てなのはは若干呆れたような顔をする。

「でも、フェイトちゃんらしいかな?」
「ふェっ?」
「締まらないよね?案外・・・・・にゃは」
「あーーーー、だね。あははははは」


2人何となく笑いが零れる。
暫く笑いあった後、フェイトはなのはに資料を手渡した。
それを受け取ったなのはは静かにページを捲っていく。

行けない時の事を考えるのではなく、行く為の計画をちゃんと
立て直すために・・・








修学旅行そのものがあったかどうかなんて
調べてないので分かりません(笑)。
でも、あったとしたらきっと行ったと思うんだよね。

娘を溺愛している母親が、修学旅行にわざわざ任務を
あてるような、そんな輩なんてサッと肩のゴミを払うかのごとく
振り払っちゃうと思うんだよね。
それかシスコンの兄貴が変わりに行くか(笑)。


ただ、最近の自分の気持ちの変化をフェイなのに
乗っけて話してもらったと言うね( ;^^)ヘ..。
へへへ、贅沢~



スンマヘン・・人(´Д゜`;)))((_(*;゜Д`)_土下座



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