好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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初めての・・・ :: 2011/10/18(Tue)

何て言うか、ちゃんとご挨拶したいなぁとか考えて
「そうだ名前カード(名刺とも言うww)作ろう」なんて
大それた事を考えてみた。

だけど、ε-(・´ω`・)ゞ・・・・・。
いきなりそれを持って行ってもも失礼かしら?とか
思ったら、先に進まなくなった(^^;ゞ。
折角だから裏面の白紙部分に小ネタをちりばめようかとかね(笑)。

これってどうなんだろ?



さて、先日の「初めての○○」。
考えてみたらデートとかキスとか初ほにゃらら(笑)とか
定番過ぎじゃねとか思ったんで、違う方面で行ってみまたした(笑)。

今回は魔法少女なみんなではありません。
ごく普通の女子高生って事で。

続きから「初めてのおもてなし」です。
ごめんなさい。タイトルのセンスまるでなくって(^^;ゞ。





■   □   ■   □   ■   □


いつものメンバーでの下校中。あっ、となのはが何かを
思い出したように声を上げた。

「どうかした?なのは」
「うん、あのねみんな」

一度私の方を向いて、それから前を歩く3人に向かって
声をかける。

「何?なのは」

最初に口を開いたのはアリサ。

「あのね、みんなこの後何か予定あるのかなって思って・・」
「予定?どうして?」
「朝、お母さんに頼まれてたんだけど、ハロウィン用のね
新作を試食してみて欲しいって」
「ハロウィン・・そうか、もうそんな時期なんやね」
「そうなの。だから良かったら、一緒に翠屋に行って欲しい
んだけど、どうかな」
「うーーー、桃子さんの新作は食べたい。食べたいんやけど。
あーーーーー、あかん。今日はシグナムに付き合う約束が。
ぬぁああああ、こんな事なら安請け合いせんといたら良かった」

頭を抱えてガックリと項垂れるはやて。あーー、シグナムね。
彼女との約束は破ったら後が怖いからなぁ・・・。それは残念。

「は、はやてちゃん、大丈夫だから。ちゃんとはやてちゃんの分
取っておくから。ねっ?」

とガシガシと頭をかきむしるはやてに向かってなのはが声をかける。
密かにはやての分も私が、とか思っていたフェィトは内心で舌打ち
をしながらも、そんな事は億尾にも出さず

「シグナムとの約束なら仕方ないよ。そっちが終ってから合流
すればいいんだし。」

と当たり障りのない相槌を入れた。

「あたしとすずかもムリね。」
「そうなんだ」
「ごめんね、なのはちゃん」
「ううん、気にしないで。急な話しだし、ね。」
「だけど、フェィトは行くんでしょ?」
「うん、この後は何も予定はないし、私一人でもよければ、
だけど」

となのはを見る。

「もちろん。フェイトちゃんがいてくれれば私はそれでいいよ」
「ふふふ、じゃあ決まりだね。あっ、でも私一人で平気かな?
新作の試食なんでしょ?感想とか色々あった方がいいんじゃ・・・」
「あ、大丈夫だよ。お母さん、フェイトちゃんから美味しいって
言ってもらえたケーキ、物凄く評判が良いって喜んでたし。」
「え?そうなの?だって桃子さんの作るケーキってどれも
みんな美味しいんだもん。さすがなのはのお母さんだよね」
「にゃはは、ありがと。フェイトちゃん」
「お礼なんて、ホンとの事しか言って「ゴンッ!!」」

なのはとの会話に夢中になっていたら、突然後頭部に
衝撃が走った。一瞬クラッとしてしまってその場に蹲る。

「ふぇっ、フェイトちゃん!!大丈夫?」
「~~~ったぁ・・・。アリサ!、今グーで殴ったよね?」
「それがどうしたのよっ!!」
「いきなり殴るなんて、なにす「公衆の面前でいちゃこらするなっ」」
「って何回言えば分るわけ?あんた達は?」
「別にいちゃこらなんてしてないし、だからっていきなり
グーで殴るのは酷すぎるよ」
「ふんっ!!。これくらいが丁度いいわよ、あんたの溶け切った
脳みそにはね。」
「なっ、失礼な!!」
「ふんっ!!。ほらっ、いくわよ。すずか」
「えっ?あっ、まって、アリサちゃん。
じゃあね、なのはちゃん。ごめんね、フェイトちゃん」
「すずかが謝る事じゃないよ」
「うん、そうなんだけど・・・・。」
「大丈夫だから。アリサが待ってる。行って、すずか。」
「うん、じゃあまた明日ね」
「また明日。」

そう言ってとりあえずアリサとすずかを見送った。

「大丈夫?フェイトちゃん」

殴られた後頭部を擦りながらなのはが心配そうな顔で
覗き込んでくる。

「ちょっと、ビックリしただけだよ。大丈夫」
「そう?」
「いやぁ、にしてもアリサちゃん、段々パワーアップ
していってへん?」
「「はやて(ちゃん)?」」

と暢気な声を出すはやてに思わず私達の声が重なった。

「もう。はやても、止めてよね。アリサの近くにいたんだからさ」
「あほか。うっかり止めて、こっちに八つ当たりされたら
たまらんやん。それに、あの場合フェイトちゃんが殴られるのが
一番自然や」
「はぁ?何さ。それ・・・・全く、」

殴る前に止めて欲しいとはやてに言ったら、逆に私が殴られるのが
自然だとか言い始める。何さそれ。全く納得いかない。けど
このまま言い合ってても仕方ないから、私は気持ちを切り替える
事にした。だって、この後は2人っきりで・・・言ってみれば
デートだからね。まぁ、なのはの両親の経営する喫茶店に
行くだけだけど。


「いいよ、もう。それよりはやてはいいの?、時間」
「にょわっ!、あかん。約束の時間に間に合わん。ほなら
なのはちゃん。私の分、よろしゅうね」
「うん、分った。じゃあね~」
「フェイトちゃんも、なのはちゃんのご両親の前で
あんまりいちゃこらしたらあかんよ~。ほな、また明日な~」
「ちょっ、いちゃこらって・・・・・・もう、また明日はやて」

言いたい事を言い切って、全力で走っていくはやて。
いっその事、時間に遅れてシグナムに目一杯お説教されれば
いいんだ、と密かに期待するフェィト。

「全く、落ち着かないんだから。」
「にゃはは、ホントだね。でも大丈夫?もう痛くない?」
「ん?ああ、もう平気。不意打ちだったから驚いただけ。
大丈夫だから。そんなに心配そうな顔しなくてもいいよ。」
「けど・・・・」
「ほら、私達も行かないと。桃子さん達待ってるでしょ?」
「・・・うん。そうだね。じゃあ、行こうかフェイトちゃん」

気を取り直して、なのはに手を差し出した。
それに重なったなのはの手をきゅっと握って私達も
翠屋へと急いだのだった。













「お待たせ、フェイトちゃん」
「ご苦労様、なのは」

厨房から2人分のケーキとコーヒーを運んで来たなのは。
一応、今は制服の上からだけど、翠屋専用のエプロンを
つけていた。

(なのは、可愛い)

とか、内心で思ったけれど、うっかりそれを口にして
トレーをひっくり返さないとも限らないので、これは心に
留めておくだけにする。


「はい、どうぞ。フェイトちゃん」
「うん、ありがとう。」

2人がけのテーブルに向かい合って座る。時期的にオープンテラス
に出るには、少し肌寒くなってきているので、今日は店内の窓際の
席に座っていた。
目の前に置かれた皿に乗っているのはもちろんかぼちゃをメイン
にしたケーキ(まだ名前は決まっていないらしい)。
スポンジが薄っすらと黄色くなっているので、多分生地にも
かぼちゃが入っているのだろうと思われた。スポンジの上に
乗っているのはかぼちゃのクリーム?とそれからかぼちゃの
ランタンを模したチョコレート。ハロウィン限定と言う名に
ふさわしいケーキである。


「ねっ、食べてみて?フェイトちゃん」
「うん、じゃあ、早速・・・」

一口頬張る。と同時に鼻から抜けた香りにまず驚いた。

「なのは、これってブランデー入ってる?」
「あっ、気が付いた?にゃは。そうなの。香り付け程度
なんだけど、少しだけ入ってるんだって。ちゃんとアルコールは
飛ばしてるから大丈夫だよ」
「そか・・・うん。美味しいよ。かぼちゃの味もちゃんと分るし
それに、甘さが控えめ・・・って言うか、かぼちゃそのものの
甘さが丁度いいんだね。このスポンジもふわふわで・・・。」
「良かった。ねっ、コーヒーも飲んでみて?」
「あっ、うん・・・・・・・あれ?」

二口目のケーキを口に運んだところでなのはにコーヒーも
飲んでみてと言われた。普段そこまでは言わないなのはに
ちょっとだけあれ?と思ったけれども、言われるままに
コーヒーカップを持ち上げた。

「・・・なのは、今日のコーヒーいつものと違う?」
「えっ?その・・・うん、ちょっとね。にゃはは」

と、しどろもどろになるなのはの様子が気になったけど
とりあえず、一口飲んでみる事にした。
一口含んで、それがちょっとどころの違いではない事に気が付く。
ほぅと息を付いて、出てきた言葉は無意識から。

「美味しい・・・・」
「ほんと?」
「うん、凄く美味しいよ。いつも飲んでるのも本当に美味しいって
思うけど、今日のは・・・何ていうか、その・・・・苦味も酸味も
私に丁度いいって言うか、凄く・・・ホッとする。」
「にゃは。やったね。」
「え?」
「良かったじゃないか、なのは」
「あっ!えと・・・え?」

いつの間にか私達のテーブルの傍まで来ていた士郎さんの言葉に
思わず疑問の声を上げた。

「今日のコーヒーはなのはが淹れたんだよ。」
「え?そうなの、なのは?」
「にゃは、うん。」
「なのはがね、フェイトちゃんの為だけにブレンドしたものでね・・」
「ちょっ、お父さん!!もういいから!あっち行ってて!」
「そんな、ちょっと位いいじゃないか」
「だめなの。ほらお母さんが呼んでるよ?」

なのはに追い立てられて少し肩を落としながら厨房へと向かう
士郎さん。けれどそれも一瞬で、厨房に戻るなり桃子さんに
嬉しそうに何かを話しているのが見えてちょっとだけ笑ってしまった。

そして目の前の可愛い人。
その顔は真っ赤になっていて、俯きながら「お父さんが
余計な事言った」とかなんとかブツブツ言っていた。

「なのは?」
「・・・・・」
「ねぇ、顔上げて?なのは」
「やだ」
「どうして?」
「だって・・・・」
「あっ、ねぇなのは。ほっぺにクリームついてるよ?」
「えっ?うそ、どこ?」
「あはははは、やっと顔あげた。」

そう言って笑うと、なのはは一瞬キョトンとした目をして、
それからハッとした顔をしてプイッとそっぽを向いた。

「もう、ずるいよフェイトちゃん・・・」
「はは、ごめん。でもなのは私の事見てくれないんだもん」
「だって・・・。」
「ねぇ、ホントなの?これ、なのはがブレンドしたって」
「・・・うん。みんなが一緒だったらいつもみたいに
お父さんの淹れたコーヒーもって来てたと思うんだけど、
なんか、タイミングよく2人になれたし。いつか私の淹れた
コーヒーをフェイトちゃんに飲んで欲しいってずっと思ってたし。」
「でも、これ、思いつきの分量で出来ないよね?」
「にゃはは。あのね、結構前から練習はしてた。」
「練習?」
「そう、いつかお店に出せるくらいのもの淹れれるように
なりたかったし、その・・・大好きな人に美味しいって言って
飲んでもらいたかったし・・・・。ね。」
「なのは・・・」
「前にフェィトちゃん、ちょっと言ってたでしょ。酸味よりも
ホンのちょっと苦味の強いものが好きって」
「え?そんな事言ったっけ?私。」
「うん、言ったの。だからね、それを意識しながらブレンドして、
やっとね、この間納得いくものになったから、いつか飲んで
欲しいなって思ってたんだ。だから今日は凄く嬉しかったよ」

ありがとう、って笑うなのはを今すぐにでも抱きしめてしまいたい
衝動を何とか堪えて、

「そんなに、頑張ってたなんて全然知らなかったよ。でも
私も嬉しい。だってホントに私が飲みたかった味になってるし、
香りだっていい。飲んでホッとして気持ちがあったかくなった。」
「良かった。フェイトちゃんが美味しいって言ってくれたら
お店で出してもいいって言われてたんだ。フェイトちゃんの
御墨付きなら自信を持って出せるから。」
「そんな、私のなんて素人の感想なのに。」
「いいんだって、それが一番大事なんだって。お父さん言ってたよ」
「そう?なら・・いいけど」


それから、残っていたケーキを食べて、なのはの淹れてくれた
コーヒーをもう一杯飲んで、私達は翠屋を後にした。




















翠屋から私達の家は近い。
歩いても五分くらいだ。その程度の距離を手を繋ぎながら
ゆっくりと帰る。どんなにゆっくり歩いても家に着く時間に
然程変わりはない。先に着くのは私の家の方で・・・。

だけど、今日はなんだかすぐにこの手は離したくなくて。
私は翠屋にいる時から思っていた事を口にした。

「あのね、なのは」
「どうしたの?」
「その、さっきのコーヒーなんだけど・・・」
「うん」
「あれ、お店で出すの・・・・その、止められない、かな?」
「えっ?・・・やっぱり美味しくなかった?」
「あっ、ち、違うんだ。美味しかったよ!。それはホントだよ。
そうじゃなくて、その・・・・。私の為にブレンドしてくれたって
言ったよね?」
「うん、フェイトちゃんに私の淹れたコーヒーを飲んで
欲しかったから」
「うん、ありがと・・・・でね、それを・・・その、他の人に
飲ませたくないって、いうか・・・・私だけに淹れて欲しいって
言うか・・・・ああ!!ごめん!何言ってるんだろ私。
そんな我侭言ったらいけないよね。うん。ごめん今のなし。
忘れて」

自分にだけ淹れて欲しいだなんて我侭だ。それじゃあ、折角
なのはのコーヒーがお店で出せる事になったって、さっき
あんなに喜んでいたのに、私は今酷く矛盾した事を言ってる。
なのに、なのはは


「・・・いいよ」
「えっ?」

そんな私の我侭を許してくれる一言を言ってくれた。


「あのコーヒーはお店では出さない。」
「でも・・・なのは。折角・・・・」
「ううん。私もそれがいいの。フェイトちゃんだけに淹れる
フェイトちゃんと私だけのコーヒー。ねっ、ちょっといいよね?」
「なのは・・ごめん。私凄く我侭だ。分ってるんだけど、でも
嬉しい、よ。ありがとう、なのは」
「そんな、私の方こそ、ありがとうなんだよ?フェイトちゃんに
そう思って貰えるコーヒーが出来たんだから、ね?」
「・・・・・なのは・・・・。そしたら、我侭ついでにもう一つ
いいかな?」
「ん?なに?」
「今度の週末、ウチに泊まりにこない?」
「え?今度?」
「うん、それで、朝起きたらそのなのはのコーヒーが
飲みたいんだけど・・・・だめ、かな?」
「・・・えと・・・リンディさん達は?」
「母さん達は会社の会議で出張なんだ、だから家には
私一人、なんだけど・・・」
「そか・・・じゃぁ・・・・・おじゃま、します」
「へへ、良かった・・・じゃあ約束」
「うん、にゃは楽しみだね。」






こうして2人は週末の約束を交わし、それぞれの家へと
帰ったのだった。


















うーん、〆がなんか、しっくりこない・・・
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テーマ:魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル:アニメ・コミック

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