好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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独占欲 :: 2011/12/09(Fri)

いいわけは後で(笑)


続きからどうぞ。








■   □   ■   □   ■   □



「なのは・・・・」
「ん・・・ぁ、ふぇいと、ちゃん」

自分のこの感情がなんなのか、分からないほど子供じゃない。けれど笑って、なかった事に出来るほど大人でもない。

「なのは・・・・・。かわいい」
「や・・・・・だ、め・・・・・ふぇい・・・」

昼間の教え子たちに囲まれて楽しそうに笑うなのはの、とても優しい瞳をした表情が頭から離れない。あの瞳の意味を私は知ってる。大切な何かを想い出している時の瞳だ。そしてその「大切な何か」が私の事だという事もちゃんと知っている。
自惚れなんかじゃなくて、信じてるから。あんな顔をする時のなのはは自分と一緒にいる時か、或いは心で私を思っている時だから。
だから、それだけだったら何も問題なんてなかったんだよ。でもね、忘れないでなのは。キミに触れていいのは私だけなんだ。キミの髪の毛一本、涙の一滴までも全部私のモノなんだよ?







それに特別な意味なんてない。あったのは単なる親切心。その生徒の厚意だけだ。

『なのはさん。ゴミがついてますよ?』
『えっ?どこ?』
『あぁ、こっちです。ちょっと動かないで下さいね・・・・・はい。取れましたよ』
『あっ。ありがとう』
『どういたしまして』

そう、何もおかしくはない。なのはの髪に絡み付いていた糸くずを、生徒の1人が気づいて、取り払ってくれただけ。ただそれだけの行為。いつもの私だったら、笑って見過ごす。そんな程度の出来事。

そう、「いつもの私」だったら、だ。

でも今日は違った。
久しぶりに二人揃って取れた休日。
前回2人の休日が重なったのは1ヶ月以上前の話だったから、今日のこのデートはとても楽しみだったし、実際楽しかった。つい30分ほど前、あの子達に会うまでは・・・。

『フェイトちゃん、あの子達この間の生徒達なんだ』
『そうなんだ・・・。ねぇ、なのはに話があるんじゃないかな?』

なのはに話しかけたくてウズウズしている様子にホンのちょっと気を利かせただけだった。「少しなら平気だから、行っておいで」なんて余裕のある振りなんてしなきゃ良かった。ちょっとだけのつもりが10分過ぎて15分過ぎて・・・・・・。気が付いたら30分がたっていたのを確認したその時、あの生徒の行動が目に入った。「あっ」と思った時には既に彼女の手がなのはの髪に触れた後で、その瞬間、胸の奥深い所でドロドロとした「それ」が目を覚ました事を私は、はっきりと自覚した。
そんな私の想いに気が付くはずもないなのはと、その後もデートを楽しんで・・・・。






そして今。

ベッドを照らし出すのは、カーテンを開け放した窓から差し込む月明かり。そこに横たわるなのはは一糸纏わぬ姿で。もちろんそれは私も同じ。直接触れ合う肌の感触は何にも変え難い幸福感を私に与えてくれる。そんな私の目の前で艶やかな声を上げながら、熱の篭るこの身体をどうにかして欲しいとその蒼い瞳が懇願する。けれどそれには気が付かない振りをしながら、私はなのはの耳元で囁きかける。


「なのは、忘れないで。キミに触れていいのは私だけ。例え髪の毛一本でも他の人に触れさせたらダメなんだ」
「ゃぁ・・・・・・・めん・・・な・・・さい」
「ああ、謝らなくていいよ。誰もね、悪い訳じゃないんだから。」

言いながら私の手はなのはの身体を這い回る。

「ン、ぁああっ!!・・・・」

再び上がる艶を含んだ声に、私の中のそれが頭に直接訴えかけてくる。

―――――なのはが、欲しい

うん、わかってる。心配しなくていいよ。なのはの中を私でいっぱいにしよう。私以外の誰かの事なんて考えられないくらい私で満たしてあげよう。
でも少しだけ待ってて。ちゃんとなのはに言っておかなくちゃ。

「だけどね。なのは」
「ぁ・・・・・ゃあ・・・・・ふぇ、と・・・・ちゃん?」
「今日の私は優しく出来ないよ?」


僅かに息を飲む彼女。
けれどその瞳が私から逸らされる事はない。
徐々に荒くなる息遣い。白磁のようだった肌が朱を帯びていく。
潤んだ瞳、私の名を呼ぶその声。私にしがみ付く両の手。シーツに波を作り上げる細くしなやかな足。全部全部全部。その存在全てが私だけの者。私だけの、なのは。


キミに触れていいのは私だけ。
誰にも渡さない。


「なのは・・・・・キミに私を刻んであげる・・・・・」


長い長い夜の始まりだった。



















どっかに投下した文章の、その後みたいな感じです。
なのはさんの生徒に目一杯やきもち妬いて、メラメラと
湧き上がってきた「独占欲」。
それに抗わず、従うフェイトちゃんを見てみたかったw。

そして、後半の台詞を言って欲しかったんだwww



ここまで読んでいただいて、ありがとーっ!



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テーマ:魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル:アニメ・コミック

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