好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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頭の中はこの歌でグールグルww :: 2011/12/19(Mon)

秋元氏にまんまとやられてしまったww。
歌に妄想って付き物だよね。
けど、ファンの方にはごめんなさいだよね。
イメージ違うじゃんって言われると凹むから
あえて何も言わずに投下しちゃる(爆)。

察してやって下さい。そして思い出す。
前にも私、秋元氏にまんまとやられていた事にwww







■   □   ■   □   ■   □



「フェイトちゃん」
「なんだ、なのはか」
「なんだって酷いなぁ」
「はは、ごめん。けどどうかしたの?こんな所まで」
「ん?別にとくに用事って程じゃないんだけど・・・」
「あっ、もしかして呼び出し?」
「・・・・・」
「返事がないのは肯定してるって事でいいのかな」

屋上で1人ぼんやりと空を眺めていたら、背後からなのはに声をかけられた。途端に私の心臓はいつもの倍の速さで仕事を始めてしまう。そんな風に跳ね上がった心臓の音を聞かれてしまうのではないかと思うけれど、それでも自分からこの場を立ち去る事は出来なくて、何でもない振りをしながらなのはに話しかける。無意識に振ってしまった話題は私にとっては最悪なもので、しかも当たってしまっていたから性質が悪い。困ったような顔で笑うなのはに私はもう何もいう事は出来なくて・・・。


「そっか、じゃあ私がここにいたらダメだよね」
「えっ?行っちゃうの?」
「だって、告白の現場に他人がいたらいい気分はしないでしょう?なのはだって」
「私は・・・別に」
「今度はどんな人?」


私はなのはから視線を逸らして遠くを見ながら、本当は聞きたくもない話を続ける。

「よく知らない人だよ」
「そぅ、なんだ」
「うん。ホント困っちゃうよね」
「・・・それは・・・・困ったね」

相手の人は良く知らない人で、なのはも困ってる。そんな事を確認してホッと胸を撫で下ろす。

(私は、最低だな)

なのはと私は親友だからね。なんてよく口にするくせに、なのはが誰かに告白されると知る度に相手の男に嫉妬する。そして今みたいになのはにその気がないのを確認して安心するんだ。

(最悪だ)

けれど、と思う。例え報われなくても自分の想いを告げられるだけ彼らは幸せなんだと思う。上手くいかなくたってその気になればその後も友達でいられるんだから。それに比べて「女同士」になると話は別だ。どこの誰にだって相手を想う気持ちで負けているとは思わないのに、同性と言うだけで「恋愛」の対象からは外れてしまう。想いを口にすることさえ出来やしない。思い切って告白しても、多分その瞬間から、相手は離れていってしまうんだ。そして二度と友達にすら戻れないだろう。だから口を噤んでいる事しか出来ないんだ。

「さて、そろそろ相手の人来るんじゃない?」
「うん、そろそろかな」
「じゃあ私は行くよ」
「あ・・・・・」
「ん?どうかした?」
「ぅぅん、なんでも、ない」
「そう?」
「うん、また明日ね。フェイトちゃん」
「うん、また明日。なのは」

そう言って私は屋上を後にした。途中階段を駆け上がる男子生徒とすれ違う。緊張した面持ちで僅かに頬が赤くなっている。ああ、きっとこの人が今日の呼び出しの相手なんだと、そう思った。ズキリと胸が痛んだ。








ある日の放課後、数人の生徒が教室に残っておしゃべりをしていた。私はその日は日直で提出するはずの日誌を必死になって記入していた。だからそれが耳に入ったのは本当に偶然だったんだ。この日私が日直じゃなかったら、或いは、私じゃなくてもう一人の日直の子がこの日誌を書いていたら、きっとこんな日は来なかったはずなんだ。
その中になのはがいるなんて、その声を聞くまで気がつかなかった。



「なのはは誰かと付き合ったりとかしないの?」
「えーー、どうして急にそんな事聞くの?」
「だって、あんたって随分いろんな人に告白されてるじゃない?」
「ううう、そうかも知れないけど、だからって付き合わなきゃいけないって事はないはずだよね?」
「まぁ、そうだけどさ。中には結構いい男とかいたんでしょう?」
「うーん。どうかな。私あんまり興味ないかも」
「興味ないって、なのは・・・・。まさかあんた女に興味があるとか言わないよね?」


まさかあの中になのはがいるとは思っても見なかった。しかもよりによって恋の話なんてしてるし。聞きたくないと思う反面、誰かが言った「女に興味があるのか」と言う質問になのはがどう答えるのか気になって仕方なかった。このままここで聞き耳を立てて、もし「女同士なんて気持ち悪い」なんて聞いてしまえば、きっと私は立ち直れないだろう。思いを告げないとは言っても、自分は既に恋愛感情をなのはに持ってしまっているのだ。万が一それが知られたら、ただ嫌われるだけではなく、もしかしたら同じ教室にいるのもイヤだと言われてしまうかも知れない。

(そんなの、私は耐えられないよ)

結局私は、なのはの答えを聞くのが怖くて、さっさと日誌を先生に渡して帰ろうと思った。帰り支度を済ませてから日誌を手に立ち上がる。なのはが話し始める前にここから出なければと思った瞬間、「そうだな」となのはが話し始めてしまった。

(まって。なのはあと少しだけ)
「私は、多分どっちでも構わないと思う・・・・かな」
(・・・・・えっ?)

なのはの答えに驚いた私は、その場から動けなくなってしまった。

「えーーーっ!?冗談のつもりで聞いたんだけど、なのはそれ本気?女同士だよ?」
「まぁ、本気だね。好きになった人が女の子だったら、私はそれでもきっと受け入れると思うんだ」
「いやぁ、ちょっと私はムリかな・・・」
「にゃははは、人それぞれでしょ?。私は見た目や外見、性別じゃなくて、その人を理解したいと思うから。好きだなって思った人がたまたま女の人だったって事も十分にあるんだよ」

まぁ、誰かを好きになる事が先だけどねってなのはは笑っていた。なのは、その言葉。私、信じてもいいのかな。ねぇ、私少しは期待してもいいのかな?。そしてその日を境に私のなのはに対する想いはずっと溢れっぱなしだった。














『高町なのは様。放課後、屋上で待ってます』

差出人の名前はない。けれど、何故かなのはには確信があった。この文字を書く人を私は知ってる・・・・・。けれど、実際に会うまでは不安で仕方なかった。














「フェイトちゃん」
「・・・・なんだ、なのはか」
「なんだは、酷いなぁ」

いつかの光景を見ているようだった。あの時のように今日も空が高かった。


「こんな所で誰かと待ち合わせ?」
「・・・・ん、多分ね」
「多分・・・なの?」
「名前がなかったから、もしかしたら悪戯かなって」
「ふーん・・・・・。誰の字か・・・・分からなかった?」
「ううん、多分、知ってる」
「だから来たの?」
「・・・・・・」
「なのは、誰からのものか判ってて・・・・・・・来たの?」

そうして見つめたなのはの目には、大粒の涙が溜まっていた。

「・・・・ずるいよ。フェイトちゃん。それ私に、言わせるの?」
「ごめん。ずるいよね」
「ずるいよ・・・・・」


ねぇ、なのは。私ね、あの日からムリになのはを想う気持ちを抑えようって想わなくなったんだ。なのはがそうさせてくれた。臆病だった私の背中を少しだけ押してくれたんだ。だからね、この気持ちが溢れ出すくらい溜まったら1人で想い続けるのを終わりにしようって決めたんだ。
そう思ったら何だか周りが良く見えたよ。そして気がついた。



「なのは」
「何?」
「私ね、なのはの事が好きです。初めてなのはに会ったときから。他の全ての人が霞んでしまうくらいなのはしか見えなくなった。」
「・・・・・」
「私のなのはを好きって気持ちが私1人で抱えきれないくらい大きくなったら、1人だけで想うのはやめようって決めてたんだ。これからはなのはと2人で想いあっていきたい。なのは・・・・・私はなのはの事が大好きです」
「っ!!・・・・・・もぅ。・・ぃよ」
「ぅん?」
「遅いよ!フェイトちゃん。ずっと・・・ずっと待ってたんだからね!」
「ごめん。ちょっと時間がかかっちゃった」
「もう・・・・・ばか・・・・・・・」
「うん、ばかだね。私は」
「ぅん、ばか。・・・・でも、私も好きだよ。フェイトちゃん」






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テーマ:魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル:アニメ・コミック

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