好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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クリスマス寒波到来でしたよ :: 2011/12/25(Sun)

寒かった。ホントに寒かった。
大荒れのクリスマスなんて何年ぶりだろうね。


六課の部隊ちょが頑張りました(笑)







■   □   ■   □   ■   □


「ねぇ、なのは。はやて見なかった?」
「はやてちゃん?さっきまであそこに・・・・あれ?」

12月25日。ここミッドではクリスマスという風習はなかったのだが、そこは地球出身でお祭り好きのリーダー、機動六課部隊長、八神はやての鶴の一声。


「みんなーーーーっ。今日はクリスマスパーティーするよーーーー!!」

と言うわけで、普段は食堂として利用されている場所を急遽パーティー会場として、勤務時間の終わったものから交代で参加させていた。

「まさか仕事残ってたとかじゃないよね」

となのはが苦笑交じりに言えば

「でも、リインが今日は絶対に残業はさせないからって頑張ってたから、それはないと思うんだけど」
「だよね、こんな楽しいことにはやてちゃんが参加しないはずないし」
「そうだよ。大体あんな格好させよとうとまでしたんだから」
「にゃははは、あれは参ったね」
「あんな格好、なのはにさせようとするなんて」
「でも、あれ。フェイトちゃんの分も実は用意されてたんだよね」
「えっ?でもはやて私には言わなかったよ?」
「言う前に私が気が付いたから、ちょっとお話聞いてもらったの」
「あぁ、ふふ。はやても懲りないよね」
「だよね。でもそれがはやてちゃんだもん」
「ははは。確かに」

何げに酷い言われようではあるのだが、事実なので仕方がない。と、それはさておき

「でも、ホントにどこに行っ、フェイトちゃん」
「うん、これ結界だね、シャマルだ」

どこに行ったのだろうといいかけて、なのははフェイトに声をかける。フェイトもなのはと同じように極微弱な結界魔法の気配を感じて首を傾げている。


会場内をもう一度見渡すと、はやてだけではなく騎士達全員の姿が見当たらない事に気が付く。一瞬緊急事態があって、自分たちに気が付かれないようにはやてと騎士達だけで出動したのだろうかとも考えたのだが、さすがにそれは部隊を指揮するものとしてありえないと2人とも意見は一致した。

多分みんな一緒にいるだろうと考えたなのはとフェイトは先ほど感じた魔力の元、訓練スペースへと行ってみる事にした。



「この辺りだよね?」
「うん・・・・・あっ、いたよ」


訓練スペースを一望できる場所に、シグナム、ヴィータ、シャマル、ザフィーラがいた。けれどはやての姿だけ見当たらない。


「シグナム!!」
「ヴィータちゃん!!」

ぞれぞれの部隊の副隊長へと声をかける。ホンの一瞬だけ驚いたような顔をしたが、2人はすぐに苦笑を零しこちらに手を挙げて答えてくれた。

「どうした?こんな所まで」
「それはこちらの台詞です。シグナム」
「だから言ったんだ。絶対見つかるって」
「どういう事?ヴィータちゃん」
「ねぇ、ところではやては?」
「そうだね、どこ行っちゃったの?」

なんとか誤魔化そうと考えたのか、それとも最初からこの2人の目を欺くのは無理だと分かっていたのか、はやてはどこかと問いかけられた2人は揃って空を見上げた。それに倣うように2人も空を見上げた。

「上、にいるの?」

なのはが人差し指を立てて空を指す

「上?一体どうして?」
「報告、してるんだ」
「報告?」
「ああ、主はやてはこの時期になると必ず報告に空へとあがる。どこにいても、どんな状況であっても、それは変わらない。これまでの自分とこれからの自分と。見ていてくれたか?、見ていてくれるか?今は空へと還ってしまった友に・・・・な」

そう言われてなのはとフェイトはそれが誰に当てた言葉なのかすぐに理解した。遠い昔の記憶。けれど色あせる事のない自分達にとっても大切な友の事を。


「お前達も行ってくれるか?」
「いいの?」
「ああ、構わん」
「でも、みんなは?」
「私達はもう報告したからな」
「それじゃあ、フェイトちゃん」
「うん、行こう。なのは」


レイジングハート
《yes,my master》

バルディシュ
《yes sir》


それぞれの愛機に声をかけ、バリアジャケットを装着した2人は、はやてのいる上空へとその身を躍らせた。




雲を抜けた所にはやては1人月を見上げながら佇んでいた。声を掛ける事が躊躇われた2人は少しだけ距離をとってはやてを見つめていた。


「・・・・見つかってしもうたね」
「はやてちゃん」
「はやて」
「こんばんわです。なのはさん、フェイトさん」
「リイン、お邪魔するね」
「はいです」

2人の気配は訓練スペースに来た時から当然感じていた。だからここに来るだろう事も分かっていた。

「報告、してたんよ。あの子に」
「うん」
「私は頑張ったつもりやけど、これで良かったんかなって」
「はやてはちゃんと部隊を纏めてくれたよ」
「みんなの事、私の夢にただ巻き込んだだけちゃうかなって」
「はやてちゃんの夢は私達の夢でもあるんだよ」
「・・・・ほらな、リインフォース。2人共、馬鹿みたいに優しすぎるんよ。こんなんじゃ、いつまでたっても恩返しできへんなぁ・・・・」
「恩返しなんて必要ないよ」
「そうだよ。はやて。私達はずっと一緒に戦ってきたんだ。それはこれからも続くんだよ。私達の背中ははやてが守るんだからね。だから恩返しなんて必要ない」

なのはとフェイトの言葉に目を丸くして、それから「かなんなぁ」と俯きながら小さな声で呟いた。


それからホンの数分。三人はただ静かに空を見つめていた。




「・・・・よっしゃ。報告終わり!!シグナム準備はええか?」
「はい、いつでも。主はやて」

区切りの一声を発したはやては、いつもの何かを企んでいるかのような不敵な笑顔を零しながらシグナムへと声をかける。

「ヴィータはどうや?」
「こっちもいつでもいけるぜ。はやて」
「よっしゃ。ほならシャマル。結界の方よろしくな」
「はーい。任せてください。はやてちゃん」
「地上の方はザフィーラ、任せたで」
「おぅ」
「はやてちゃん?何するの?」
「今日はクリスマスやからね。部隊長から六課全員にクリスマスプレゼントや。なのはちゃんもフェイトちゃんもよう見たってや~」

何をするのかとなのはが問いかけると、クリスマスプレゼントだとはやては言う。なのはとフェイトは一体何が始まるのかと少し離れたところから見守る事にした。



「さーて。それじゃあリイン」
「はいです」
「「ユニゾン、イン!!」」

リインとユニゾンしたはやては氷結魔法の詠唱を始める

「仄白き雪の王」
「えっ?ちょっ、はやて?」
「銀の翼以て」
「はやてちゃん!」
「眼下の大地を白銀に染めよ・・・・ほなら、行くよ。シグナム!、ヴィータ!」
「はっ」
「おうよ」
「来よ、氷結の息吹、アーテム・デス・アイセス。平和利用編や!!いっけーーーっ」

はやてから放たれた氷結魔法アーテム・デス・アイセス。その4本の氷柱は寸分違わずはやてやなのは達より僅か下方に待機していたシグナムとヴィータ目掛けて突き進む。

「レバンティン!飛竜一閃!!」

シュランゲフォルムから繰り出される斬撃。それが自身に迫る氷柱を粉々にしていく。


「グラーフアイゼン!テートリヒ・シュラーク!!」

ハンマーフォルムのグラーフアイゼンがヴィータに迫る氷柱を打ち砕く。

そして、それらから逃れた欠片は地上に届く前にザフィーラによって粉々に粉砕されていく。
三人の手により砕かれた氷の欠片たちは小さな結晶となって空から追い降りてきた。


「なのは」
「うん、フェイトちゃん。綺麗だね」
「うん、とても、綺麗だ・・・・」
「よっしゃー。どんどんいくでー。アーテム・デス・アイセス!」

地上では、突然響いた轟音に慌てて外に飛び出した者達がこの氷の結晶を見て、歓喜の声を上げていた。

「いいなぁ、はやてちゃん」
「なのは?何、考えてるの?」
「にゃはははは」


はやての行動に触発されたなのはがなにやらウズウズとし始めた。何となく嫌な予感しかしないフェイト。と、突然なのはが急降下を始めた。


「わっ!ちょっ、待って!なのは!!」

地上に降り立ったなのははシャマルに結界をもう少し強固にする事を頼んで、空へと向かってレイジングハートを構えた。

「なのは、ダメだって。いくらなんでも、それじゃあ結界が壊れちゃうよ!!」
「平気平気。魔力は思いっきり抑えてるし、結界だってシャマル先生なら問題ないよ。ねっ」

なのはに笑顔を向けられたシャマルは、引きつった顔でフェイトへ視線で助けを求めていた。

「無理だよ。なのはっ」
「じゃあ、フェイトちゃんも結界、お願い。じゃあ、いっくよーーーーっ」
「待って!待って!私結界魔法得意じゃないんだってば」

青ざめた表情のフェイトを他所にとても楽しそうななのはは10年ぶり位かな、なんてレイジングハートと話している。


「それじゃあ。SRB打ち上げ花火バージョン。平和利用編!ブレイクぅシュート」


なのはの声と共にレイジングハートから放たれた桜色の魔力光は、はやてや騎士達が作り出す氷の結晶に混じり弾けた。遥か上空でそれを見ていたはやては

「あちゃぁ。相変わらず無茶しよるなぁ。なのはちゃんは」

と楽しそうに笑っていた。一方のフェイトはスターライトブレーカーが放たれる直前、シャマルの結界に被せるようにして自身の結界を張り巡らすのに成功してホッと胸を撫で下ろしていた。



地上では上空で繰り広げられているクリスマスパフォーマンスにいつまでも止まぬ喜びの声が響いていた。














ちゃんちゃん(笑)。なんかね、うん、こんな感じのが見たかったんだ。うまく表現できてたのかは心配だけど、自分得で楽しかったよ(笑)

フェイトちゃんが結界魔法苦手かどうかなんて知らないよ(爆)。そもそも使えるのかな?使えるよね。さすがに。いろいろ突っ込みどころは満載でしょうが、クリスマスって事で多目に見ていただけたら嬉しいです(笑)



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テーマ:魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル:アニメ・コミック

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