好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




スポンサーサイト :: --/--/--(--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


  1. スポンサー広告

今年最後はこの二人 :: 2011/12/29(Thu)

なのはブースで流されていたらしい劇場場のPVが
とても気になるんですが。。゛(ノ><)ノ ヒィ。

公式サイトで流れるのはいつなんでしょうかぁ!!!!!!!。
ますますコミケいきたい・・・・・。



さて、年内の更新はこれが最後です。
最後はなんとなくこの2人にしてみました。

本当に拙い文章ばかりでしたが、沢山の方に
読んで頂けて、本当に嬉しいです。
拍手やコメントも物凄く力になりますし、
励みになります。多分もう少しこんな感じで
存在してると思いますので、また寄って
頂けたら嬉しいです。

1月後半にはなんと1周年を迎えるんです。
自分が一番驚いてますよ(笑)。
何か出来たらとか思うんですけど
どうしましょうか?←

そんな感じでゆる~く、楽しく続けていけたらと思います。

来年の目標

ついったでひっそりストーカーしている皆さんを思い切って
フォローしてみよう・・・・・とかw。

では皆様、良いお年をお迎え下さいませ。


続きから「声を聞かせて 3」です。
前回のお話の少し前くらいの話になってます。
楽しんでいただけたら幸いです。









■   □   ■   □   ■   □




『私、前にも言ったよね!。ちゃんと自分の事も大事にしてって。私の事心配してくれるのは凄く嬉しいけど、そのせいでフェイトちゃんが無理してるんだったら、私、フェイトちゃんについてて貰わなくていいよ。もう怪我だって随分良くなったんだし、ちょっと引きずっちゃうかもだけど松葉杖なしで歩けるようになったんだもん。ねぇ、フェイトちゃん。フェイトちゃんの事心配してる人、私だけじゃなくてたくさんいるんだよ?アリサちゃんやすずかちゃんだって。今日だって、アリサちゃん凄く怒ってたんだからね。フェイトは自分の事を大事にしてくれないって、凄く怒ってた。覚悟しておいてね?学校に行ったらきっと叱られちゃうよ?すずかちゃんなんて笑ってたんだよ?知ってる?あんな顔して笑う時のすずかちゃんって物凄く怒ってるんだよ?もしかしたらアリサちゃんよりも怖いかも知れないからね。あっ、言っておくけど私も怒ってるよ?。こんな風になっちゃうまで黙ってるなんて・・・・。風邪だって油断してたら大変な事になるんだよ?そんなの今時の小学生だって知ってるんだからね?・・・・・・・。ねぇ、フェイトちゃん。もっと自分を好きになって?もっと自分を大事にして?ねぇ、ちゃんと分かってる?!』

ずいっと迫るなのはに、一瞬たじろぎながら

「えーーーーっと・・・・・はぃ。ごめんなさい・・・・・・」

と一応素直に謝った。


「でもね、なのは。朝はね、本当になんでもなかったんだよ?そりゃあ、ちょっとは熱っぽいかなって思ったりもしたけど、でもご飯もちゃんと食べたし」

そう、確かに朝は平気だった。これまでだって多少熱っぽい時はあったけれど、それでも一日過ごしているうちにケロッと治ってしまっていたし。だから今回だってきっとそんなものだろうと高を括っていた。所が、今回ばかりはそう上手くはいかなかったみたいで、授業に出ているうちに段々と具合が悪くなってしまって・・・・。結局、体育の時間に倒れてしまった。具合が悪かったのなら見学なりしていればよかったものを、体調不良をアリサたちには知られたくなくて、無理しちゃった。うん、それについての自覚は・・・ある。

で、倒れたのが体育館で、しかも熱のせいで意識を無くしていたらしくて頭を庇うとか、受身を取るとかそんな事なしで倒れたものだから大げさにも救急車を呼ばれたみたいなんだよね。まぁ、学校側としては最善の対応をしましたって事なんだろうけど、たかが風邪で倒れたくらいで、救急車まで呼ばなくたっていいと思うんだ。

(おかげで、この有様・・・・)

目の前にいるのは、思いっきり頬を膨らませて怒ってるんだぞオーラ全快のなのは。授業が終わっても現われない私の事を心配して教室に行ったんだって。そこで私が倒れたのを知って、ここまでやって来たと、そういう訳。

私はと言うと、なのはの来る少し前には目が覚めていたんだ。一応、頭を打ってたからそっちの方の検査もしたんだけど、全く問題なし。まぁ、頭を打ってしまったのは事実だったから見事なタンコブがあったんだけど。本当にそれだけ。熱は、まぁ・・・点滴のお陰で下がったようで、だけど無理しないで今日と明日くらいはきちんと休むようにって言われちゃった。

(まぁ・・仕方ないかな。そんなことよりも、問題は・・・・・)

目の前でほっぺたをぷくりと膨らませているなのはをどうやってなだめるかって事だけ、なんだよね









「本当にごめんなさい。反省してます。」

と今度は顔の前で両手を合わせて謝る。
そしたらほぅってため息が零れて、キッとつり上がっていた眉尻が今度はへにゃって下がったんだ。あーー、本当に心配させてたんだなぁって心の底から反省したんだよ?うん。にしても・・・。


「なのは。これわざわざ書いてきたの?」


そう問い掛けると、さも当然と言ったように胸を張られてしまった。いや、そこ自慢するトコじゃないと思うんだけど・・・・


私の目の前にズイッと差し出された1冊のスケッチブック。よく小学生の低学年がスケッチをするために持たされるような大きなヤツ。そのスケッチブック2ページにわたって書かれたお説教。ご丁寧に「怒」って言う字が全部「赤」で書かれている。これは相当ご立腹だったようで・・・・。うーん。なかなかやるなぁ。ってまぁ、感心してる場合でもないんだけど。





なんて考えていたら、なのはがスケッチブックをペラリと捲った。


(えっ?まだ何か書いてきたの?)

ーー熱は測ったの?

「熱?うん、もう下がったよ」

ーー苦しく、ない?

「平気、随分楽になったから」

ーー頭は?倒れた時打ったって

「それも平気。まぁ、タンコブは出来ちゃったけど、ね」

ーーフェイトちゃん・・・・・心配、したんだよ?

「っ。なのは・・・・・ごめん。もう大丈夫だから、ねっ?」


捲られていくページを目で追ってしまっていたから、なのはの表情が変わっていくのに気が付かなかった。最後のページを捲った後に、ポタリとシーツに出来たシミ。それを見て私はなのはが泣いている事に気が付いた。

「ごめん。もうホントに大丈夫だから。少しだるい気がするけど、それだってちゃんと休んでいればよくなるよ。だから、お願いなのは。泣かないで・・・・」

恐る恐るその頬に触れた。涙のせいで少しだけ冷たくなっていた。自分のせいでなのはが泣いていると思うと申し訳ない気持ちと、こんな自分でもこうして心の底から心配してくれる人がいると言う事に、何だか胸が熱くなった。












で、今は私の部屋・・・・なんだけど。あっそうそう、私はちょっと訳があって一人暮らししてるんだ。一応体裁だけは気にする人だから、高校生が住むにはちょっと贅沢すぎるんじゃないかって程の部屋。まぁありがたい事と言えばセキュリティはしっかりしているって所。これでも女の子だからね、そういうのは大事だよ?うん。っとこんな事はどうでもいいんだった。それよりも今は、なのはだよ。

私の事が心配だからって部屋までついてきてくれて、自分じゃそんな事ないって思っていたんだけど、時々ふらつく身体を支えてもらいながら、なんとか寝室までたどり着いたんだ。クローゼットから部屋着を出してもらって、それに着替えて。いや、自覚がないって怖いよね。着替えてベッドに潜り込んだら、とたんに身体がズズッて沈んでいくみたいに重くなっちゃって、あー、私本当に具合悪かったんだってようやく理解したんだ。病院にいる時は、逆に気が張ってた見たいだね。我が家に戻って安心した、みたいな。

で、私がそうやってベッドに沈み込んでいた間になのははキッチンでおかゆを作ってくれたり、からだの温まるスープ(保存可能)を作り置きしてくれたり、おまけに散らかし放題だったリビングまで掃除を始めてしまったようで。それはもう甲斐甲斐しく動き回ってたんだ。だけどね、忘れてるかも知れないんだけど、なのはだってまだ怪我、完治したわけじゃないんだよね。ひょこひょこと身体を揺らしながら歩く後姿を見るたびに

「なのは、お願いだから大人しく座っててくれないかな?」

ってお願いするんだけど、その度に

ん?

なんて。あー、なんて素敵な笑顔。思わず乾いた笑いがこみ上げる。まだ付き合いの浅い私達だけど、その顔は知ってるんだ。何を言っても自分の考えを貫き通しちゃう、そんな顔。嬉しいんだけど、だけどやっぱり心配なんだよ。なのは。


(仕方ないな、ちょっと卑怯な気もするけど・・・・)


何度目かのやり取りの後、私は静かにベッドから抜け出した。残念な事にあの程度横になった位じゃ全く効果はなかったようで一瞬グラリと視界が揺らいだ。それをグッと足を踏ん張る事で耐えて、私はリビングへと急いだ。


「なのは」

私が背後から声をかけると、大きな目を更に大きくして驚いて、慌てて私に駆け寄ろうとした。

「なのは!!」

突然大きな声を出したからなのはがビクッとしてその場に止まる。

「なのは、走らなくていいよ。まだ痛いでしょ?あのね、気になっちゃうんだ。ホントは直ぐにでも眠ってた方がいいんだけど、けどなのはがそうやって痛い足を我慢している姿が見えちゃうと・・・・」

そう言うとなのはは「あっ」と驚いた顔をして直ぐにごめんなさいってその唇が動いた。

「あのね、嬉しいんだよ、凄く。だけどなのはにだって無理はして欲しくないんだ」

分かるでしょ?って言うとしゅんとなって俯いてしまった。うん、分かるよね。だって今それを感じているんだから。ごめんね、こんな事言うとなのはますます心配しちゃいそうだけど、同じように私も心配してるって事でお相子にしてね。

暫く俯いていたなのはは、ゆっくりと顔を上げると黙って私の方に近寄って来て、そっと身体を支えてくれた。ありがと、そろそろキツくなってきたなって思っていたから凄くありがたい。そのまま寝室まで連れて行ってもらって、ようやくベッドに横になった。


「なのは、ごめんね」

ううん。私もごめん。なのはがそっと首を振っていた。

「少し、だけ・・・・眠ったら・・・・・・。なのは、の・・・つく、った・・お、かゆ、食べて、もいい?」

安心したのと多分薬が効いてきたのとで一気に睡魔が襲ってきた。シーツから右手を出したら、それに気が付いたなのはがギュッと握ってくれる。その温かさに安心して、私はそのまま眠りについた・・・・・

















こんなバカップルですが、お付き合いはしてないんですよ。奥さん(笑)。
お互い親友だと言う思いが強いですからね。




スポンサーサイト

テーマ:魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 声を聞かせて
  2. | comment:0
<<お元気ですか? | top | お返事とご挨拶>>


comment

comment


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。