好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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女子寮物語 :: 2012/01/26(Thu)

女子寮でイチャコラって良くない?

って思ったヤツwww





■   □   ■   □   ■   □



某県某市にある某女子大。
そこの女子寮に大学内でこの2人を知らない者はいないんじゃないか?って言う位のバカップル・・・・・・もとい、ラブラブなカップルがいた。

あっ、そこのあなた。女子寮なのにカップル?とか思ったでしょう?ちっちっち。今時全然珍しくないんだよ、女の子同士のカップルって。

この大学では、特にこの2人が目立っているから気が付かれないけれど、他にもカップルは存在するんだよ。そのどれもが非常に仲の好いバカッ、ゲフンゲフン・・・ラブラブカップルなのです。


これは、そんな女子寮を舞台にした、お話。もし、時間がありましたら少しの間お付き合い頂けたら、これ幸い・・・・・。







「わーー、遅くなっちゃったなぁ」

時計を見ながら、当初の予定よりも1時間ほど遅れてしまった事に、同室のスバルに申し訳ないなぁと思う。今日、なのはは実家の喫茶店でのアルバイトの日。予定では、なのはの仕事上がりは午後7時のはずだった。けれど、突然の団体客の来店に父親であるマスターの士郎から「悪いけど、もう1時間だけ手伝ってくれないか?」とお願いされてしまった。

目の前でてんてこ舞いになっているパティシエの母親やウェイトレスの姉を見てしまっては、さすがにダメだとはいえない。「大丈夫任せて」そんな言葉をかけてなのははバイトの時間を延長していたのだった。



「ただいまーー。スバル?ごめんね遅くなっちゃった」
「あっ、おかえり。なのは」
「うん、ただいま。フェイトちゃん・・・・・って、え?」

部屋にいるのはてっきり自分と同室のスバルだと思って声をかけたら、戻ってきたのはスバルとは似ても似つかない耳に優しいアルト。

(あれ?おかしいな。私、慌てて部屋を間違えた?)

結構おっちょこちょいだと親友から言われている事を、不本意ながらも認めているなのはは、自分が戻る部屋を間違えただろうかと、一旦部屋の外に出た。そこで改めてルームナンバーと住人の名前を確認する

《高町なのは&スバル・ナカジマ》

(間違えてないよね?って事は・・・・)

自分が部屋を間違えたのではない事を確認してまずは安堵した。そんななのはの様子に痺れを切らしたフェイトが勢いよく扉を開けた。

「なのは。何やってるの?。早く入りなよ。ご飯は?食べてきた?」
「もう、フェイトちゃん。どうしてここにいるのかな?」
「どうしてって・・・恋人に会いに来たらいけないの?」
「そう言う事じゃなくて。またスバルを追い出しちゃったの?」
「そんな、いっつも私がスバルを追い出してるみたいな言い方しないでくれるかな。スバルだって好きな人に会いたいだろうから、その事をちょっと相談しただけだよ?だって私の同室。ティアナだもん。なのはだって知ってるでしょ?」
「まぁ、知ってるけど。フェイトちゃんは良くても、向こうの部屋、私達からしたら上級生の部屋なんだからね。周りも全員上級生。そんなトコにスバルを放り出して・・・・」
「大丈夫だよ。スバルなら。あれで結構皆に好かれてるんだよ?もともと人懐っこさには定評があったんだし」

なんてしれっと言ってくれるけど・・・。全くもう。

「あれ、なのはは私には会いたくなかったの?」
「そんなっ、そんな筈・・・ないでしょ。私だってフェイトちゃんに会いたかったよ。今日午後からずっと会ってなかったんだもん」
「なら、問題はないよ。折角こうしてなのはと恋人になれて、こんなに近くにいるのに同じ部屋に住めないなんてさ。そんなの絶対おかしいんだからね」

そう言ってなのはを腕の中に閉じ込める。なのはも何だかんだといいつつもそんなフェイトにされるがまま。



さて、感のいい皆様は既にお気づきかと思うのですが、この2人。フェイトとなのは。彼女達がこの女子寮のみならず、大学内でも有名なバカっ・・・・・・・ラブラブカップル。とは言っても、今でこそこんなに仲のいい2人ですが、実はフェイトが一方的になのはを好きになって、友人知人、果ては両親たちまで巻き込んでのすったもんだがあった挙句の両思いと言う。そんな経験を積んできた結構深い繋がりの2人だったりするのだが、それはこの際割愛するとして。

本来、なのははこの女子寮に住む程通学が困難な訳ではなかった。何しろ今現在、駅前の両親が経営する喫茶店でアルバイトをしている位なのだから。だから入学当初はもちろん自宅から大学に通っていたのだ。

それがどうして大学の女子寮に住んでいるのかと言うと、全部フェイトの我侭のせい。





「どうして、一緒に寮で住まないの?なのは」
「え?だって私の家ここから歩いたって15分位なんだもん。寮に住む程じゃないし、それに寮に住むには、条件があったでしょ?」
「そんなぁ。だってやっとなのはの事落としたんだよ。それなのに・・・ずっとなのはとイチャイチャしていたいんだよ!!」

何げに言われている事は恥ずかしい。けど言っている本人は至って本気。

「イチャイチャって・・・・もう、恥ずかしいよ。それに私、フェイトちゃんに落とされちゃったの?」
「あれ?違うの?私の魅力にこの腕の中に落ちてきてくれたのかと思ったんだけど」

なんて、私の方がちょっと背が低いから上から見下ろされながら言われると、何だか物凄くフェイトちゃんに負けてる気がするよ。しかもその顔。もう、悔しいくらいにニヤ付いてるし。あーー、もう・・・・ってか、イヤ、今はそんな事じゃなくてね

「あのね、フェイトちゃん。私お父さんと約束してるの。いずれ家を出なきゃ行けない時が必ず来るんだから、その時までは家族と一緒に過ごすって」
「うーーー。分かるけど・・・・・・あっ!!そうだ」
「えっ、何?何を考えてるの?フェイトちゃん」

キラキラと目を輝かせて、いい事思いついたなんて。それって絶対いい事じゃないような気がするよ。フェイトちゃん・・・・・。


「私がなのはの家に居候しよう!うん、それがいいよ!」
「ちょっ、何バカな事言ってるの?」
「バカな事じゃないよ?私達の事、ちゃんと知ってるし。私士郎さんや桃子さんとなら上手くやっていける自信はあるよ?」

って・・・・・ちょっと惚れ直しちゃうような笑顔で言わないで。けどフェイトちゃんウチの両親、って言うかお父さんの事全然分かってないよ。確かに2人の事応援してくれてるし、喜んでくれたよ。でもねあくまでも表面上ではなんだよ。お母さんから聞いたんだけど、フェイトちゃんが私との交際宣言した後、

「フェイトちゃんは何か格闘技は出来るのかな?」

なんて真剣な顔で聞いてきたらしいよ。私の知らないところでお父さんとフェイトちゃんが戦うのみたくないからね!!



「ダメだよ。それは絶対にダメ!!」
「だったらやっばりここで一緒に暮らそう?ね?なのは」
「・・・でも、それだって私とフェイトちゃん学年が違うんだから同室にはなれないよ?」
「そんなの、なんとでもなるから平気」

って、あーー、本当に何かを考えちゃってるんだろうなぁ・・・・ってそんな目をしてたよ?

結局フェイトちゃんの

「じゃあ、私も我慢するから、なのはも家に帰るの我慢してね」

なんて言葉で、結局私は寮で生活する事になってしまった。意味わかんないよ?フェイトちゃん!!
それでも寮長のはやてちゃんが同室にだけは絶対にせぇへん!!って言う宣言の通り、私はスバルと同室で。そしてフェイトちゃんはティアナさんと同室っていう事で、一見丸く収まったんだ。

一見って言うのは、結局文句タラタラなフェイトちゃんは今日みたいに、事ある毎にスバルを部屋から追い出しちゃって、私の部屋に来ちゃうから。ホントははやてちゃんも知ってるみたいなんだけど、口で言うほどには厳しくなくて、割と見逃してくれたりしてる。






「なのは、何考えてるの?」
「んー?」

フェイトちゃんが腕の中で急に静かになった私を心配して声をかけてくれる。いつもは自信たっぷりなフェイトちゃんなんだけど、私がこうして一瞬会話を止めちゃうと凄く不安そうな顔をする。知ってるんだ私。本当はフェイトちゃん物凄く寂しがり屋さんだって事。私と両思いになる事が出来たけれど、いつまで続くかなとか心配してるんだって事も。

「私が、この寮に住む事になった時の事、思い出してた。」
「そうなの?」
「うん、フェイトちゃん、随分無茶な事言ったなぁって思ってね」

なんてクスクスと笑っていたら、笑い事じゃないんだからねってちょっとだけ赤くなった顔を背けながらそう言った。にゃはははは、可愛いな、フェイトちゃん。そう言うとなのはの方が可愛いよって私の額にキスをくれる。

嬉しいんだけど、何だか物足りなくて。
それだけ?ってちょっと拗ねて見せたら、クスクス笑いながら、ちゅって唇に一瞬触れるだけのキスをくれた。それでもやっぱり足りなくて、離れていこうとするフェイトちゃんの襟元をギュッて引き寄せて、今度は私の方からキスをする。

深くて、甘くて・・・・とっても大人なキスを、ね。







おしまい
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テーマ:魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル:アニメ・コミック

  1. リリカル パラレル
  2. | comment:0
<<1周年です。ありがとうヾ(≧∇≦*)/・・・そしてお返事w | top | お返事です♪>>


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