好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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社長と秘書11 :: 2011/02/13(Sun)

はい、ラストです。今までお付き合いありがとうございました。
今回の分、いらなかったと思わなくもないですけど・・・・。
終わり方って結構難しい。えっここ?って思わなくもないけど
私の中では、区切りがついちゃったので( ;^^)ヘ..・・・・


あれやこれやは、後で言い訳します(爆)。

とりあえず続きからどうぞ。



しばらく2人で見詰め合っていて、なんだか急に恥ずかしくなって
目を逸らした。となんとなく引っかかる事があったので目の前の
人に聞いてみる。

「あの~、どうしてウチの場所が分かったんですか?」

「えっ・・・・・あぁ、それはね以前キミを調べたからだよ」

なにやら聞き捨てならない言葉が飛び出した。
調べた?ってどうして。
私が難しい顔をしていたのを見て社長が申し訳なさそうな
顔で話し始めた。


「前にね、キミがお昼にどっかの会社の社長との食事を
入れた事があったでしょ。」

(どっかの社長って・・・ちゃんと相手の名前くらい覚えて下さい。)
とりあえず黙ってその先を促す。

「あの食事の後にはやてに電話したんだ。急にいけなくなって
ごめんって言おうと思って。」

「そしたら、キミが代わりにあそこに行ったって聞いて」

(ああ、そうでした。あの時配ったクッキー見て皆、なんか
複雑そうな顔してたもん)

「また嫌がらせでもあるのかと思っちゃって」

(前にそんな事があったのか)

「偶然その日はキミと一緒にいる事にしてたから、先手を
取ろうと思って・・・・・」

と話したところで何かを考えているような素振りをした。



「・・・・・・」

「あの~社長?」

「ちょっと待って、今何か思い出せそうな・・・・・・ぁ、そうだ」

そうだそうだと嬉しそうに笑う社長を眺めていたら急に
私に向かって笑った。とても綺麗な・・・・・だけどどうして
そんな妖艶な微笑みに変わってしまったんでしょか?
物凄く嫌な汗が背中を流れていくようで気持ち悪い。
そんな私の考えを読み取ったのか、社長が口を開く。





「ねぇ、高町さん。やっぱり、さっきの辞表、受け取る事にするよ」

「えぇっ!」

「うん、そうする。もう決めた」

そんな、いきなりさっきはあんなに嬉しい事言ってくれてたのに
どうして。悲しくなって泣きたくなってきた。そんな私を尻目に
社長は続けた。



「明日からは、私の個人秘書になってもらう」

「はぁ?」

何を言ってるの、この人は。あたふたとする私を無視して
一人でうんうんうなってる。なんか、最初からこうすれば
良かったとか、難しく考えすぎたとか色々言ってるけど

「ちゃんと説明してください!!」

そう言って社長の肩を思わずつかんでしまった。
相変わらずその笑顔は・・・・・・非常に怪しい。




「ねぇ、高町さん。私思い出したんだ。どうしてこんな大事な事
忘れてたんだろ。もっと早く思い出していれば、それこそ
倒れるまで無理しなくても良かったのに。」

そう言って私に手を伸ばす。そっと後頭部に触れられ
思わずピクリとしてしまった。その反応をみてまた社長の
笑みが一層妖艶さを増す。その手はゆっくりと首筋をたどり

「ここと」

すっと胸元に降りてくる

「ここ」

もう忘れちゃった?そう聞かれ、何がですかと言おうとして

「ぁ・・・・」

思い出した。ボンッと音が出そうなくらいの勢いで赤くなったと
思う。恥ずかしい。どうしてそんな事今更言い出すの。


「あ、れは・・・だって、でも・・・・そんな事・・・・・いや、その」

もう何を言っているのか自分でも分からない。でも社長の顔が
それはもう嬉しそうな微笑に変わっていた。

「う~~~~~~」

「キミはもう、ずっと前から私のモノだったんだ」








とどめの一撃だった。










ホントに、こんな大事な事どうして忘れていたのかな。
自分に呆れながら、でも最高の手札を見つけた私は
それを惜しげもなく使う。

彼女の首筋から胸元にふれて、彼女にも思い出してもらう。
実際には何もなかったなんて、彼女は知らないから、敢えて
口にはしない。本当はもう一箇所あるんだけど、これは
可哀想だから秘密にしていてあげる。今はね。

この際だから、ずっと思っていた事を全部やってもらおう。


「私の個人秘書なんだから、これからはもう社長って
言っちゃだめだよ。ちゃんと名前で呼んで」

(はやてだけが名前で呼ばれるのイヤだったんだ)



「それから私はキミの事、なのはって呼ぶから」

(はやてにだけ名前で呼ばせてずるいよ)



「これから、お昼はなのはと食べるから絶対に仕事
いれちゃダメだからね。」

(あの時の食事楽しかったし)



「あっ、そうだ。また私が無茶したら困るから、これからは
一緒に住もうね。そうすれば、なのはが私を見ててくれるでしよ」

(うん、それがいい。絶対そうしよう)




「あっそうだ、その前に」

「まだ何かあるんですかぁ~?」

今まで黙って聞いていたなのはが情けない声を出す。
呆気にとられて今まで口を挟めなかったみたいだ。

「大事な事を忘れてたよ」

またですか、もうどうとでもして下さい。そう言って彼女が笑う。
あっ、完全に諦めた。やった。私の勝ちだ。




「はやてに、報告しなきゃ」


「ぁ・・・・・そう、ですよね」

そう言ってなのははふわりと微笑んだ。













おしまい。










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