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好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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秋元さんも・・・ :: 2012/02/26(Sun)

走ってたんですねぇ東京マラソン。
あっAKBの秋元さんですwww

さて、本日田村ゆかりさんのライブでしたね。
ライブかぁって思ったら無性にこの人達を
書きたくなりまして(@´゚艸`)ウフウフ。

出来上がったのをさっき読み返していたら
あら不思議・・・あれ?(・ω・)
二人が全く絡んでいない事が判明(;^ω^)。
そんでもってちょっと暗くないか?みたいな。

折角なんで二人一緒の所も追加しようかなって
思ったんだけど、何だかこのままの方が
いいような気もしたので、今回は書き足し
しないことにしたo(`・д・´)o ウン!!。

物足りなかったらごめんなさいね。

でもね、とうとう気が付いた人が現れたよ
┬|´ω`*)。oO(ヤッタ♪)

それでは続きから







■   □   ■   □   ■   □

「声を聞かせて」




ステージでスポットライトを浴びながら歌うフェイトちゃんを見つめる。ここは私だけの特等席。そんな私の所にこのライブハウスのオーナーでうちの喫茶店の常連さんのはやてちゃんが笑顔で手を振りながら近づいてきた。

「こんなトコにおったん!!」

ちょうど曲がアップテンポの明るいものに変わった直後でバンドの演奏も大きくなっていたから、必然的に声を張り上げる形になったみたい。

ーうん

一度だけ首を縦に振る。

「客席で見たらええやん!」

はやてちゃんは私用にと毎回席を用意してくれる。

ーありがと。でもここでいいの

今度は首を横に振った。

「さよか。なのはちゃんがそれでええなら構わんけど」

とわざわざ自分用にと椅子を用意して私の隣に腰を落ち着けてしまった。言っても私がここから動かないって事最初から分かってたみたいだね。でも周りのスタッフさん達オーナーのはやてちゃんがこんなところにいるから驚いてるよ?

ちょんちょんってはやてちゃんの肩を叩いてすぐ近くにいた照明の一人を指差しながら私ははやてちゃんにそれとなく伝える。するとはやてちゃんは「たまには緊張感をもたせな」とか言ってニカッと笑っているだけ。スタッフさんもちょこんって頭を下げて自分の仕事に戻って行っちゃった。

いいなぁって思う。お互い信頼し合って仕事してるんだね。そんな関係が物凄く羨ましいって思った。

「どないしたん?」

曲が少しだけスローテンポなものに変わった辺りではやてちゃんが私の顔を覗き込むようにして尋ねてくる

ーどうって?

突然そんな事を言われたけれど、特に理由が分からなくて首を傾げていたら

「なんや難しい顔しとったから」

ーえ?

「悩みでもあるんかなぁ思て」

ーあ・・・・

さすが、はやてちゃん。よく見てる。なんていうか私のごく身近な人達はどうして私の事何でも分かっちゃうのかな?そんなに分かりやすいのかな?。これでも結構平常心を心がけてたりするんだけど・・・・。

「フェイトちゃんの事か?」

あー、ほらまた。私一言もフェイトちゃんの名前なんて出してないのに。

「また、ファンの子らに何か言われたん?」

心配そうな顔をしながら私に尋ねるはやてちゃんに、そうじゃないよと首を横に振る。

「そか、なら良かった。けどまた何か言われたらちゃんと言うんよ?ええね?」

ーうん

小さく一度頷いた。
ねぇ、はやてちゃん。「また」言われたんじゃないんだよ。あの時言われた言葉があれ以来ずっと頭から離れないんだ。不思議だね。初めて会った時はこんな気持ちを持つことになるなんて思いもしなかったのに。今じゃ・・・・。


ーーあっ!

気持ちが沈んでいきそうになったその時、あの曲が流れてきた。まるで落ち込んでいる私を慰めてくれるみたいにいいタイミングで。ステージに目を向ける。こちらを見ていたフェイトちゃんと目が合った。今この瞬間だけは私の事だけ見てくれてるって自惚れてもいいかな。


イントロが流れていく。曲が始まって客席からは歓声が飛び交う。けれどフェイトちゃんの視線はずっと私に向いたまま。あの日出会った奇跡・・・・・そう、確かに奇跡だったのかもしれない。この歌のようにいつかフェイトちゃんとの「始まり」があるのかな・・・・・。それともそんな奇跡はもう二度とは起こらないのかな。



まだ私の「声」は戻ってこない。ねぇフェイトちゃん。前に言ってくれたよね。

「なのはの声はさ、きっとなのはが心から誰かに何かを伝えたくなった時に戻ってくると思うんだ。だから焦らなくてもいいと思うよ。なのはの大切なモノがきっとキミの声を戻してくれる」

私ね、想いを届けたい人が出来たんだよ。気が付いたばっかりで自分でもどうしていいかよく分からないんだけどね。それにその人自分に向けられる好意を素直に受け止められないんだって、怖いんだって言ってた。小さい頃の辛い出来事のせいだって言ってたかな。

それに私も怖いよ。私の言葉は一度人を傷つけてしまっているから。だから「声」が戻ってくるのは・・・・本当は怖い。

ねぇ、フェイトちゃん・・・・私は・・・・・。



一際大きな歓声が上がる。ちょうど曲が終わって、そしてライブも終わったみたい。客席のファンの子達がステージに向かって殺到し始めた。周りのスタッフさんたちが大声を張り上げながらフェイトちゃんに近づき過ぎないようにバリケードを張ってくれている。

(やっぱりフェイトちゃんはみんなのフェイトちゃんなんだね)

マイクスタンドだけが取り残されたステージ。なのはは何だか今の自分の姿を見ているような気がしていた。










ライブ中、ずっとなのはの事を見ていた。客席に座ればいいのにって言う私やはやての言葉をいっつも笑って自分はここが好きだからって言って断るんだ。特等席なんだよって話す席は、ケーブルや機材が煩雑に置かれた会場の端。周りには気の知れたスタッフしかいないから変な気遣いはしなくていいけど、私はちょっと不満だったりする。

だけどなのはがどうしてそこから動かないのか知ってるから、私はそれ以上は何も言えないんだ。

一度はやてに言われたよ。

「最近のフェイトちゃんはええ表情するようになったなぁ」
「・・・そんなに変わらないと思うけど・・・」
「いんやぁ。全然違うよ。前はもっと威嚇するように歌っとったもん」
「威嚇って・・・」

確かに、そういう所はあったかもしれない。私に近づくなってずっと思ってたから。昔は歌うのが大好きだった。家族が好きだって言ってくれたのがきっときっかけだったと思うけど。まだ歌うのが好きだった頃はやてと出会ってここで歌うようになった。けど、色々あって大好きだった歌がだんだん辛いモノでしかなくなり始めた頃なのはに会ったんだ。辛そうに見えたって言われた時は驚いた。気が付かれない様にしていたつもりだったから、まさか初対面のなのはにそんな事言われるなんてね。

「なのはちゃんのお陰なんやろうなぁ」
「なんでここで、なのはの名前が出てくるのかな」
「せやけど、自覚あらへんの?」
「いや、そのなんとなく・・・」

そう、不思議な事になのはと出会ってからの私はまた歌う事が好きだと感じ始めていた。あれだけ、もう止めようとさえ思っていた歌を。

「楽、なんだ。なのはといると」
「それは・・・なのはちゃんがしゃべらんからか?」

僅かに怒気を含むはやての声にそうじゃないよって苦笑しながら答える。

「自分を誤魔化さなくていいっていうか・・・そんな感じかな。うまくいえないけど」
「そうか・・・何にしてもフェイトちゃんの恩人やな、なのはちゃんは」
「うん、私もそう思うよ」


だから何も知らない癖になのはの事を悪く言う奴は、それが例え私のファンの子達だって許さない。大切な親友なんだ

なのはは・・・・・親友・・・

だけど、最近は親友なんだって思うたびに胸が苦しくなって仕方ないんだ。どうしてなんだろう。なのはが笑ってくれると私も楽しい。なのはが悲しい顔をしていると心配だし、私も悲しくなる。だから・・・かな。


ライブ終盤。ふとなのはを見るとなんだかちょっと元気がなさそうに見えた。一緒にいるのははやてだから、嫌な事を聞いたとか、されたとかではないのは分かる。あと思いつく事と言ったら、余計な事を思い出しているか、なんだけど。


ラストの曲に行く前にバンドのリーダーに声をかけた。

「ねぇ、ラストの曲変更してもいいかな」
「何かあったのか?」
「えっと、その・・・ちょっと元気が」
「分かった」
「え?」

まだ途中までしか言ってないのに分かった大丈夫だって笑ったリーダー。「あの子だろ?」って指差した先にはなのは。まだどの曲って言ってないのにリーダーの掛け声一つで始まったイントロ。メンバーの顔を見ると任せろってみんな得意顔だった。参ったなぁ・・・みんな優しすぎるよ。



「いつも探してたんだ本当の笑顔溢れる場所」


イントロが終わって歌い始めると客席から沢山の声が聞こえてくる。けれどその中になのはの「声」はまだない。だけどいつかきっと戻ると信じてるから。戻ったなのはの声を最初に聞けないのが残念だけど、二番目位には聞けるといいな。

私にとっての笑顔の溢れる場所はなのはなんだ。この歌好きだって言ってくれたね。キミに贈るから。だから元気を出して。キミが誰かの元へ羽ばたいて行こうとするその時まで私が


「ずっと傍にいるから・・・・・・」



胸の痛みには気が付かない振りをする。きっと今なのはが沈んだ顔をしていたから。だから悲しくなってしまったんだ。なのはが笑ってくれたら私の胸の痛みはなくなる。私はキミの笑顔を傍で見ているから、だからこの歌で元気になって・・・・・。














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テーマ:魔法少女リリカルなのは - ジャンル:アニメ・コミック

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