好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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便乗 :: 2012/03/21(Wed)

25日に便乗して何か・・・とか考えたんですけど
ぶっちゃけ思いつかない(^^;ゞ。

あんまりでっかい事言って何も出来ないと
申し訳ないので、とりあえず何か浮かんだら
考えます。面目ない。

今日はなのはさん高3、フェイトさん高2の
パラレル小ネタで。







■   □   ■   □   ■   □


「ごめんね、フェイトちゃん。待った?」
「いえ、私もさっき来たばかりですから、大丈夫ですよ」
「もう、またぁ。フェイトちゃん!」
「何ですか?なのはさん」
「なのはでいいって言ってるのに。それに敬語も」
「ああ。それは無理ですよ」
「どうして?」
「どうしてって、なのはさんは先輩ですから」
「だからね、もう部活も引退したんだし、こうして恋人同士になってからも随分たつんだよ?いつまでもそんなんじゃ遠慮されてるみたいで嫌なの!」
「そんな事を言われても、私も困ります。けど、私がなのはさんに遠慮してない事くらい分かってますよね?」

そう言って私を覗き込んでくるのは、私よりも一つ年下の恋人のフェイトちゃん。私が3年生でフェイトちゃんが2年生。フェイトちゃんってば物凄く真面目さんで、しかも部活がバスケットっていう所謂体育会系なものだから上下関係も厳しかったせいで、念願かなって恋人同士になったっていうのに、いまだに私の事は「なのはさん」って呼ぶし、話す言葉も敬語。これってなんだか恋人同士って雰囲気じゃないよね?まぁ、確かに遠慮はなくなってきてはいるんだけど・・・・・



今日は明日から始まるテストのせいで部活はお休み。だから帰りは一緒に帰ろうって約束してて。だけど帰りがけに急に担任の先生に呼び止められたせいで待ち合わせた時間にちょっとだけ遅れちゃった。ごめんねって謝ったらフェイトちゃんは自分も今来たばかりだからって・・・。けど本当は結構長い時間待たせちゃったんだよね。だけどフェイトちゃん優しいから絶対にそういう事は言わないの。もうね、どれだけ私を惚れさせたら気が済むの?って言いたいくらいなんだよ。まぁ言わないけどね。


「帰りましょうか?」
「あ、うん。帰ろ」

私がちょっとだけ自分の世界に入りかけた所ですかさずフェイトちゃんが声をかけてくる。

「慌てなくていいですよ。また転んじゃいますから」
「なっ!もう、あれは忘れてって言ったのに」
「そうでしたっけ?」
「そうだよ!」
「ははは、それを忘れてました」
「もう、フェイトちゃん!!」

あははははって声を出して笑いながら歩き始めたフェイトちゃんに遅れないように小走りになる。追いついた所でフェイトちゃんの手を取ると一瞬驚いた顔をして、それから仕方ないですねって小声で呟いたフェイトちゃんは頬を僅かに朱色に染めていた。にゃはは、普段はとっても凛々しいフェイトちゃんなんだけど、こうやって照れてる時のフェイトちゃんって物凄く可愛くなるの。けどこんな風に手を繋げるようになるまで大変だったんだよ。何しろフェイトちゃん照れ屋さんだから。


「ねぇ、フェイトちゃん」
「何ですか?」
「やっぱりさ、普通に話して欲しいんだけどな・・・」
「無理です。なのはさんは私の先輩で、私は後輩です」
「うん、それはよく分かってるんだけど」
「別に呼び方なんてなんでもいいじゃないですか」
「なら、「なのは」って呼んでもいいんじゃない?」
「私はなのはさんって呼びたいんです」
「でも私はなのはって呼ばれたいの!」

もう何度目になるかわからない言い合い。確かに呼び方なんてどうでもいいんだけど。何ていうか、恋人同士なんだから、呼び捨てで呼ばれてみたいって思わない?

「どうしても駄目なの?」
「はい、諦めて下さい」
「なのはって呼んでくれたら、ご褒美あげるよ?」
「何ですか?それ」
「だから、ご褒美」
「小学生じゃないんですから」

呆れたようなフェイトちゃんの言葉。やっぱりね。これでも駄目か。仕方ないなぁ、じゃあ奥の手を使いますか。

「じゃあ、フェイトちゃん」
「はい?」
「名前で呼んで?」
「だから「先輩命令」っ!!」
「ん?」
「・・・・・・」
「フェイトちゃん?」

真面目なフェイトちゃんの事だから、先輩の命令って事にしちゃったら諦めてくれるかなぁって思ってたんだけど。これがなかなか。フェイトちゃんちょっと怒った顔してそっぽ向いちゃった。やり過ぎちゃったかなぁ・・・。でもなぁ。

(・・・・・はぁ、仕方ない。今日の所は)

「にゃはは、じょ」
「・・・・・は」
「え?何?」


いつまでもそっぽを向いたままこっちを見ようとしないフェイトちゃん。さすがにまずかったかなぁって思って今日の所は諦めようかなって思って「冗談だよぉ」って言おうとしたら、小さな声でフェイトちゃんが何かを呟いた。あまりにも小さい声だったから、つい聞き逃してしまって何って聞き返したらクルっとこっちを向いて

「なのはっ!」

一言私の名前を叫んで、そして私を置き去りにして早足で行っちゃった。

(わっ、わっ、わっ。フェイトちゃん、真っ赤)

私の名前を呼んだ時のフェイトちゃんの顔が真っ赤で、それがあまりにも可愛らしくて、そして嬉しくて。

「ちょっと待って。フェイトちゃん!」

私は慌ててフェイトちゃんの後を追った。



「はぁ、ちょ・・・フェイトちゃん。歩く、の・・早、すぎ」

やっとの事でフェイトちゃんに追いついて、手を掴むとあっさりと止まってくれた。けれどずっと俯いたまま顔を上げてはくれなくて。一瞬怒らせちゃったかなって思ったけれど、髪の間から見える耳が真っ赤だったから、つい口元が緩んじゃったのは仕方ないと思うんだ。

「フェイトちゃん。こっち向いて」
「・・・嫌です」
「もう、怒らないでよ」
「別に怒ってなんて・・・」
「嬉しかったよ」
「え?」
「嬉しかったの。初めてフェイトちゃんがなのはって呼んでくれて。すごく嬉しかった」
「・・・・・・・ご褒美」
「え?」
「ご褒美って何ですか?」
「ああ。やっぱり欲しいんじゃない、ご褒美」
「べ、別に私は」


ちゅっ


ムキになって言い返してくるフェイトちゃんの言葉を遮って私はフェイトちゃんの唇を奪った。

「な、な、な・・・・・」
「あれ?気が付いてなかったの?」

唇を押さえながら、真っ赤だった顔を更に真っ赤にしてうろたえるフェイトちゃん。てっきりご褒美の内容に気が付いてたと思ってたんだけど・・・。どうやら違ったみたい。まっ、いいよね。

「ば、バカじゃないですか?こんな道の真ん中で!!」
「誰もいないの確認してるもん。だから平気」
「だからって!」
「いいから、いいから」
「よくないです!」
「もう、フェイトちゃんは真面目すぎなの」

照れたり、怒ったり。ホント忙しい恋人なの。でも、そんな所も大好きだよ。

「さぁ、帰ろっ、フェイトちゃん」
「・・・・全く。あなたには負けました」
「ん?」
「ご褒美はいつまで有効ですか?」
「え?」
「・・・・大好きですよ。なのは」


じっと見つめられて告げられた言葉は、ダイナマイトよりも破壊力は大きかった。









ちゃんちゃんwww。結局フェイトちゃんの勝ちwww。
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テーマ:魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル:アニメ・コミック

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