好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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誰のもの? :: 2011/02/14(Mon)

折角なので、バレンタインって言葉を使ってみました(笑)

続きからどうぞ








「あれっ?フェイトちゃんは?」

職員室に日誌を届けに行っていた僅か数分の間に、フェイトちゃんがいなくなっていた。どこ行ったのかな。

「ん~~、さっき誰かに呼び出されとったみたいやけど・・・・」

「ふ~ん、そっか」

「へぇ~」

「・・・何、かな?」

「いやいや、本妻の余裕ってヤツかなぁ思てな」

「へっ?」

「いつもやったら、呼び出されたって言うと、鬱陶しい顔しとったもん」

「鬱陶しいって・・・・・。そんなに酷くないよ」

力なく言ってみるが、多少自覚があるのであまり強くは言えない。だって、ねぇ。心配だったんだもん。仕方ないじゃない。でも、本妻ってどうなのかなそれ。ちょっと、いやかなり嬉しいけどね。そう言うとアリサちゃんが怒り出しちゃいそうだから言わないけど。


なんていつものメンバーでおしゃべりしていたらフェイトちゃんが帰ってきた。


「おかえりな・・・さい?フェイトちゃん?」


ねぇフェイトちゃん、どうしてそんなに不機嫌なのかな。って

えーーーーーーーーーっ!!

その手に持っているのはも、もしかして、チョコレートですか?なんで、なんで貰っちゃうのかなぁ。なのはさんはちょっと、いやかなりショックです。はぁ・・・・


「なぁ、フェイトちゃん。なんでそんな、おっかない顔しとんの?」

「そうよ、呼び出し、そんなにイヤだったなら行かなきゃいいでしょ」

「・・・・・違うよ」

ポツリと零す。

「これ、なのはに渡して下さいって預かったんだよ!!」

「「はぁ?」」

「おっ、いい感じにハモレたな、アリサちゃん」

「そうね・・・・って違うでしょうが」

「なんであんたがなのはの分のチョコレートなんて預かってんのよ、ばかね」

「だって、『いつも一緒にいて、高町さんと仲いいですよね。』って言いながら無理やり渡されたんだもん。」

仕方ないじゃないか。とかブツブツ言ってる。って言うか、もうフェイトちゃんそんなの貰ってこなくてもいいのに。なのははフェイトちゃんのものなんじゃなかったのかな。悲しいよ私は・・・・・。

「なのは?」

ずっと黙っていた私を不審に思ったのかフェイトちゃんは私の顔を覗き込んできた。

「ねぇ、フェイトちゃん。なのははフェイトちゃんのものじゃなかったの?」

「えっ、だって・・・・えぇっ!」

「・・・・・・・・」

「って言うか、それ、人に言ってもいいの?なのは」

「へっ?」

「いや、だって。あんまり言いふらしたりするのもどうかと思ってたし、いや私は出来るなら皆になのはは私のモノだって公言して歩きたいんだけど、だけどそうすると、なのは恥ずかしがって手もつないでくれなくなっちゃうかなとか、色々考えちゃってて・・・・・」

「そっそりゃあ、ちょっとは恥ずかしいけど、でも私はフェイトちゃんのモノでいいし、あっ、もちろんフェイトちゃんはなのはのモノだし。」

「うん、私はなのはのモノでいいよ。じゃあ今度呼び出しがあったらちゃんとそう言って断るね、なのは」

「うん、そうしてね。フェイトちゃん」

「じゃあ、遅くなっちゃうから帰ろうか」

「そうだね、帰ろ。・・・・・・あっ 手、つないで帰ろうね」









「なぁ、私らいつからおらん事になっとんの?」

「完全に2人の世界よね。張り倒す暇もなかったわよ」

「って言うかすずかちゃん、ひっとこともしゃべらんかったね」

「うん?幸せそうでいいなぁって思ってた。」

ねっアリサちゃんって、これまた怖いくらい綺麗な笑顔やねぇ。
せやけど・・・・・・

「このチョコレート、どないすんねん!!」




机の上には、完全に忘れ去られたバレンタインのチョコレートが一つちょこんと残っていた・・・・・





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テーマ:魔法少女リリカルなのは - ジャンル:アニメ・コミック

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