好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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昨日のテンションはありえなかったwww :: 2012/04/19(Thu)

昨日は、おかしなテンションになってしまって、文章に全く
手を付けられませんでした(゚∀゚ ;)タラー。だってあの勢いのまま
書いたら、それこそ勢いでなのはさんを押し倒してしまった
だろうから←

そんなわけでまだ出来てないのさ、ごめん。゚(PД`q。)゚。


代わりに小ネタを1本おいて行きます。







■   □   ■   □   ■   □


とんとんとん


本局、とある執務室。
この部屋の持ち主は金髪ロングヘアで赤眼、均等の取れた体躯はどこぞのモデル並と評判のこの人、フェイト・テスタロッサ・ハラオウン。

冷静沈着で何事にも動じない(ある特定の人物は除く)、現場での指揮は的確かつ迅速。非の打ち所のないと噂のこの人が、今日は珍しく自室の執務机に向かって落ち着きをなくしていた。


とんとんとん

人差し指で机を叩きリズムを取り始めてかれこれ30分。

「フェイトさん、いい加減落ち着いてください」
「え?・・・あ、ごめん何か言った?シャーリー」

そろそろその音にも飽きてきた補佐官シャーリーに呆れ顔で諭されるフェイト。結局話を聞いていなかったようでシャーリーの眉間の皺をさらに深いものへと変えさせた。

「少し休憩したらいかがですか?私のこれまでの経験上あと30分はかかると思いますし」

その言葉は言外にイライラするから席を外せと言われているようで、フェイトは小さくごめんと頬を掻きながら重たい腰を上げた。

「奥にいるから、戻ったら教えて」
「はい、わかりました」

にこやかにそう返されたフェイトは苦笑いしながら奥の部屋、仮眠室へと入っていった。






「ふぅ・・・」

仮眠室に入りベッドに腰掛けて深い溜息を1つ。無意識に胸ポケットに手が伸びて、指先に触れた生地の感触にハッとして我に返る。一度はその手を引っ込めて、ベッドから立ち上がり近くの壁まで行きそこに背を預け腕を組みギュッと目を閉じた。

(大丈夫。問題はない)

心の中でそう言い聞かせながらもう一度溜息を1つ。そして今度は自分の意思で胸ポケットに手を伸ばしそこに入っていたものを取り出した。


カサリ

小さな音を立ててフェイトの手に収まっているのは煙草。紙箱の蓋を開けると2本分の隙間が見えた。躊躇う事無く1本抜き取る。左手でそれを持ち再び右手は胸ポケットへ。ポケットからでてきた手には、今度は細身のジッポーが握られていた。

カチッ

咥えたタバコに火をつける。深く吸い込みほぅと一息煙を吐き出した。ゆらゆらと立ち上る紫煙を見つめながらやっと心が落ち着くのを感じて苦笑した。


(煙草で落ち着くって、私もまだまだ未熟だな)

何かに頼らなければ平常心で構えていられなかった自分を少し反省する


《sir》

「ん?」

《不安ですか?》

「不安とはちょっと違うかな。なんて言うか娘を嫁に出すみたいな?」

口にして、それもちょっと違うかなと頭を傾げる。

「報告する概要に不備はないよ。それは私が保証する。けどなんだろう、この事件が終ったら独り立ちするって思うとちょっと・・・ね」

《心配はいりません》

「バルディシュ?」

《主と彼の者が大切に育てた人物です。問題はありません》

珍しく饒舌な愛機にクスリと笑みが零れた。

「なんだ、バルディッシュも心配してたの?」

主の言葉にしまったと思ったのか、今度は沈黙を守りただ1度だけチカと瞬いた。そんなバルディシュにクスリと笑みを零し、フェイトは再び煙草を咥えたのだった。






その1本を間もなく吸い終わろうかと言うその時、勢いよく仮眠室のドアが開いた。

「フェイトさん、許可が下りました!!って、えっ?!」

若干頬が高潮し、興奮を隠せない様子のティアナが、フェイトに煙草という初めて見る組み合わせに、驚きの声をあげる。当のフェイトは僅かに笑みを見せた後、煙草を携帯灰皿の中に放り込んだ。

「ご苦労様」

そう告げる顔は既に仕事モードへと切り替えは完了している。

「え?あ、はい!」
「じゃあ、次は?どう動く?」
「は?」

フェイトの言葉に疑問の声を上げるティアナ。

「卒業試験」
「え?」
「私とティアナが一緒に仕事をするのは今回ので最後、だよね?」
「あ・・・はい」
「だから」
「だから?」
「ティアナの成長振り、私に見せて?」

それは、昔。蒼眼の彼女が行ったあの模擬戦のようで。

「フェイトさん!でもっ」
「大丈夫。出来るよティアナなら。自信を持っていい」

願うのは後から自分を追ってくる者の更なる飛躍。

「さぁ、ティアナ。許可は下りたんだ。次はどう動く?」

逡巡は一瞬。落とした視線をすぐに上げて、フェイトと視線を合わせた。その瞳にもはや迷いはなかった。







「それじゃぁ、フェイトさんは・・・」







「・・・・了解。行くよバルディッシュ」
《yes,sir》




ティアナの作戦を確認し、愛機に声をかける。これが自分の補佐であるティアナにしてあげられる最後の・・・教導。



これから先、いかなる困難をも乗り越えられる執務官になれます様に・・・・そんな願いを込めて・・・・・





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