好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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続々もしもの話 :: 2012/04/27(Fri)

先日「続きは?」と言われていたお話(^^;ゞ。

σ(-ω-;)もずっと気になってたんだよ?
ホントだよ。ただね、こう、勢いで書き始めた
話だったうえに戦闘シーンなんて入ってくる
ものだから、どうやって書いていったらいいのか
悩み捲くりでね(;^ω^)。

でもまぁ、なんとか書いた・・・・・んだけど(爆)
ホントは3話位で終わらせるつもりだったのに
まだ終わってないんだよ?あれ?(´・д・`)おかしいな。

まぁさすがに次回で終わりそうだけど。

でもねぇ・・・。正直、この話もっとがっつり
書きたくなったんだよね。って言うか、内容をもっと
煮詰めて出さなきゃいけないんじゃね?
って言うね。そんなやりきりなかった感。

グダグダ言い訳ばっかで(;´・ω・`)ゞごめんなさい。

ちなみに間が空きすぎて何の事か分からない人の為に(^^;ゞ
これこれなんだけど。ぶっちゃけ読み返したら手直ししたくなったけど、我慢してそのままでwww。


まだ続くけど、それでもいいよって方は続きからどうぞ







■   □   ■   □   ■   □


「フェイトちゃん」

ポツリとなのはの口から零れた言葉に、目の前のフェイトはゆっくりと顔を上げた。バルディシュを片手にこちらを見返すのは、間違いなく機動六課ライトニング分隊長のフェイト・T・H。けれどその瞳はフェイトの想い人であるなのはを映してはいなかった。

「フェイトちゃん!!」

堪らずフェイトの名を叫ぶなのは。後方からははやてやシグナム、ヴィータ。それにスバル、ティアナ、エリオ、キャロ。フェイトを慕う全ての者達の声が響く。

「フェイトちゃん!!」
「フェイト!!」
「テスタロッサ!!」
「「「「フェイトさん!!!」」」」

だが、どれ程声を張り上げてもその声にいつもの笑顔が戻る事はなかった。いつでも優しくみんなを包み込むように笑うその顔からは表情が消え、ルビーのように赤く煌くその瞳はこれまで一緒に戦ってきた仲間や最愛の人すらも映す事無く暗く澱んでいた。そう、手を伸ばせば届く場所にいるのに、目の前で微動だにしない彼女は、今はフェイトであってフェイトではないのだと、そう認めざるを得なかった。

予測は出来ていた。フェイトが連れ去られたと聞かされた時点で、恐らく次に会う時は戦わなければならないだろう事は。だが、スカリエッティを追う為ではなく、守る側へとその身を墜としたフェイトを目の当たりにして、なのはの心は悲鳴をあげていた。ギリッと唇を噛み締める、つぅと口端を流れる血を拭う事無くただ目の前に立ち塞がるフェイトをじっと見つめていた。




《やぁ、機動六課諸君》

そんな沈黙を破ったのは、今回の首謀者

「ジェイル・スカリエッティ・・・・」

《思っていた以上に早くここに辿り着いた事、褒めてあげよう》
《どうだい、感動のご対面は上手くいったかな?》
《何、遠慮する事はない。私からのささやかなお礼のつもりだからね》

「・・・シュート」

ドンッ

クックックと言うスカリエッティの笑いが漏れたモニターに向け、なのはのシューターが放たれた。


《・・・随分と乱暴な事をする》

シューターにより霧散したモニターが再び同じ空間に展開された。

「あなたに彼女は渡さない。そしてあなたの事も逃がさない」

《・・・・出来るかな?君に》

「出来る!」

《くっくっくっ。随分な自信だ。いや驕りかな?》
《君はその真っ直ぐで揺るぎのない心で幾つもの不可能を可能にして来たようだが・・・・》
《君のその自信に満ちた顔が絶望に歪んでいく様が私には手に取るように見えるのだよ》

「そんな事!!」

《ない・・・・と言い切るかい?くっくっくっく》


フェイトを取り込んだ為の余裕なのか。あるいはまだ他にこちらで確認できていない兵器が存在するのか。いずれにせよ、スカリエッティには焦りの色は全くと言っていい程見られない。アジトは六課の隊員に包囲され、その周辺は半径数十キロにも及ぶ結界で覆われている。万が一にもここから脱出出来るとも思えないはずなのに、なのはを始め、はやて達全員が言い知れぬ不安を胸に抱えていた。



そんななのは達を嘲笑うかのようにスカリエッティはフェイトの名を呼んだ。

《やぁ、フェイト》

「はい、ドクター」
「っ!!」

自分達があれ程呼びかけても眉1つ動かすことのなかったフェイトがスカリエッティの呼びかけに何の躊躇いも見せずに答える様子を見てなのはは息を飲んだ

(フェイトちゃん・・・)

《以前私に話した事を覚えているかい?》

「・・・管理局の白い、魔道師」

《そうだ、いい子だね》
《お前の大切な母親と姉を見殺しにした白い魔道師の話だ》

「はい」
「なっ!!」

スカリエッティの言葉に淡々と答えていくフェイト。だがそれは全て事実に反する事。

《フェイト》

「はい」

《今、お前の目の前に立っているのは誰だい?》

これまで視線を合わせても、決してなのはを映すことのなかったその赤い瞳が、スカリエッティの言葉を受けて初めてなのはの姿を映し始める。




「フェイトちゃん。違う!、そうじゃないよ!!」


最愛の人に言葉が届かない。


「フェイトちゃん、あかん。そんな男の言う事信じたらあかん!!」

命を懸けても守りたい親友に言葉が届かない。


「管理局の白い、魔道師!!」




キィーン!!




「くっ!」
「なのはちゃん!!」

地を蹴ったフェイトが渾身の力でバルディシュをなのはに向けて振り下ろした。咄嗟に反応したなのははシールドではなく、レイジングハートでそれを受け止める。ぶつかり合ったそれぞれの愛機から金属音が空に響き渡った。












『なのは』
『フェイトちゃん?』
『なのはとレイジングハートのリミットブレイク、ブラスターモード。なのはは言っても聞かないだろうから使っちゃダメ、とは言わないけどお願いだから、無理だけはしないで』

目を細め心配そうに自分を見つめる瞳に苦笑が零れた。いつでもそうだった。己自身の事よりもまず私の事を一番に考える。フェイトちゃんとバルディシュのリミットブレイクも性能が上がった分身体にかかる負担も危険も大きいのに。いつだって『私は平気、大丈夫』そう言って危険に飛び込んで行くんだ。

約束、したよね?。ヴィヴィオを連れて元気に一緒に帰ってくるって。私約束守ったよ。ちゃんとヴィヴィオを取り戻したよ?。ねぇ、フェイトちゃん。私達の帰る場所にフェイトちゃんもいてくれなきゃダメじゃない。帰ろう?フェイトちゃん。ヴィヴィオが待ってるよ・・・・。










「フェイトちゃん!フェイトちゃん!」

空では2人の戦いが繰り広げられていた。フェイトの一撃は鋭く、そして重い。

「ファイア」

自分に向けられる怒り、そして紛れもない殺意。その全てがなのはの気力と体力を少しずつ、そして確実に奪っていった。










「なのはちゃん」

《すばらしい。フェイト、お前はやはり私の最高傑作だ》

「フェイトちゃんに何をしたん?!」

空を見上げ2人の攻防・・・いや、一方的に攻撃を続けるフェイトとそれをただ受け止めるだけのなのはを視界に捉えながらはやてはモニターに向けて口を開いた。

既にスカリエッティには捜査の手を伸ばしていた。スバル達フォワードの面々には外に群がるガジェット達の掃討を。シグナム、ヴィータ等にはいつの間にか姿を消していたナンバーズの残党とそしてスカリエッティの居場所の特定を。

(結界は張った。ここからは絶対に逃げられん。外のゴミはフォワード陣がきっちり片してくれる。後はシャマルの探査魔法でスカリエッティ達を探し出して、捕まえる。今度こそ、絶対に逃がさん)


《何をしたか?だって?》

「せや」

《随分つまらない事に拘るのだな。管理局の人間は》

「つまらない事やない!フェイトちゃんは私らの大切な仲間や」

《刃を向けられていて尚仲間と呼ぶのか?、お前達は》

「あんなん、フェイトちゃんの本心やない。そんなフェイトちゃんに刃向けられた所で誰が敵や、思う?。私らの絆、舐めたら痛い目、見る事になるよ」

《くだらんな、実にくだらない》
《絆?仲間?そんなモノ、戦場には必要のないものだ!》
《見るがいい!。ホンの少し事実を変えるだけで絆は壊れ、仲間は敵となる。本心など意味のないものなのだよ》

はやての言葉に語気を荒げながら吐き捨てるように言葉を繋ぐ。そんなスカリエッティの話をじっと聞いていたはやてはたった今その口をついて出た言葉に動揺を隠せなかった。

「今・・・何て?」

《・・・・・》

「事実を変える?・・・フェイトちゃんに何を吹き込んで・・・・いや・・・せやけど、そんな事が出来る訳が・・・」

《ほう、これは、なかなか》

はやてが何かに気がついた。それはもっと早くに懸念しなければならなかった可能性。けれど時間的余裕や人格崩壊といった危険を伴うであろう行為に誰もが「その可能性は限りなくゼロに近い」と思い込んでしまった。



けれど、もしもーーーーー


もしも目の前のこの科学者が何らかの方法でそれを可能にしていたとしたら?


事態は思っていたよりも最悪な状況なのかもしれない。


「PT事件・・・・まさか、フェイトちゃんの」



ドォォォオオオオオオオオン!!!



「な、何や!!・・・・・っ!なのはちゃん!!!」

最も考えたくはない可能性をはやてが口にしようとしたその時、凄まじい爆音と、その衝撃によって起こった爆風で土煙が上がった。爆音のした方に意識を向けたはやてが目にしたのは、フェイトのプラズマザンバーによって地に叩きつけられたなのはの姿だった。










次回に言い訳をば( ;^^)ヘ..



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テーマ:魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル:アニメ・コミック

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