好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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最後もしもの話 :: 2012/04/29(Sun)

連休後半で武家屋敷通りの桜を見に行こうかなと思案ちぅ。
ここから2時間以上かかる上にぼっちでwww。
だけど、私そんな風にプラプラと1人で出かけるのは
割りと好き。ワイワイ賑やかなのも嫌いじゃないよ?

方向音痴のくせにろくに道も知らない所に行こうって
時はご一緒する人に不安を与えるので、それなら
1人の方が楽だよねぇ・・・って感じww

この時間があったらイベント行きたいよなぁって思うけど
上手くいかないね。東京はやっぱり遠い(;^ω^)。

さて、今回で最後。色々流れが無理すぎんなぁとか
思ったんだけど「これは妄想。だからいいのさっ」
って笑って書き終えたよww。
ちなみに予定より長くなったよ(爆)

まぁ、いいよって方は続きからどぞ










■   □   ■   □   ■   □



目の前にいるのは確かにフェイトなのに、その瞳になのはが映ることはなく、何度フェイトの名を叫んでも、フェイトの口からなのはの名が呼ばれることはなかった。けれど、それでも戦いながらなのはは必死にフェイトの名を呼び続けた。

「フェイトちゃん!!私だよ。なのはだよ!!」



ガキィン!


バルディッシュとレイジングハートのぶつかりあう音が響く。なのはの得意ではない接近戦。それでもなのはは構わずフェイトの攻撃を受け続ける。その戦いの最中、なのはは先程のスカリエッティの言葉を思い出していた。


(どうして、あんな事)
(プレシアさんも、アリシアさんもあの時虚数空間へと消えていった)
(それは、フェイトちゃんも知ってるはず)


フェイトはバルディッシュでレイジングハートを牽制しつつ、その手から金色のスフィアをなのはに向けて放つ。

「くっ」

シールドを張りそれを何とか防ぐなのは。と今度は後ろからハーケンフォームのバルディッシュが振り下ろされる。


《プロテクション》


咄嗟にレイジングハートがシールドを張るも、すぐに繰り出されたブレイクショットによって、そのシールドはあっさりと霧散してしまった。

パリンッ。

ガラスが割れるような音を発しながら霧散していくシールド。万全の体調ならば、簡単に砕け散るはずのないなのはのシールドは今のなのはの状態そのもののようでもあった。いつ、限界がやってきてもおかしくない、そんな綱渡りの状態。


(やっぱり、フェイトちゃんは強い)




なのはやはやて、機動六課の面々はフェイトがヴィヴィオと同じようにレリックとの融合によりその意思を奪い取られ行動を制御される可能性と、何らかの方法でフェイトに暗示をかけ、フェイトを操る可能性とを想定していた。だから、この事件の首謀者であるスカリエッティを確保する事。それがフェイトを取り戻す為の最善の方法と考えていた。


ーーお前の大切な母親と姉を見殺しにした白い魔道師


スカリエッティの先程の言葉。これを聞いたフェイトは疑う事無く頷き、そしてそれが合図であったかのように自分に攻撃を始めた。ただ相手を叩き伏せるのではなく、なのはが自分の大切な者を見殺しにした憎い敵だと最初から知っていたかのように。その目は確かに殺意を持っていた。けれどそれは想定していた事だと、まだこの時のなのははそう思っていた。


そんな時だった。フェイトがポツリとなのはに向けて何かを呟いた。


「・・・・したのに」
「え?」

よく聞き取れなかったなのはは、一瞬動きを止めその言葉に聞き入った。

「約束、したのに・・・。どうして母さんと姉さんを助けてくれなかったの?」
「え?どういう事?」
「とぼけないで!キミは言ったんだ。自分に任せてくれれば悪いようにはしないって。母さんと姉さんを助けてくれるって」
「待って、フェイトちゃん。違うよ?そんな事私は言ってない」
「嘘つき!!うおぉぉおおおお」

ガキィーン

「フェイトちゃん!!ぐっ、ぅわっ」

横薙ぎに自分の脇腹目掛けて振られるバルディッシュを辛うじて受け止めるが、その勢いを殺すことは出来ずに数メートル程弾き飛ばされた。なんとか体勢を立て直したなのはの目には左手をこちらに向けたフェイトの姿。

《Trident Smasher》

その砲撃は迷う事無くなのはに向けて放たれた。


「くっ」


それを寸前の所で辛うじて回避したなのはだったが、それを待ち構えるようにしていたフェイトのプラズマザンバーによって、なのはの身体は地に叩きつけられたのだった。














「なのはちゃん!!なのはちゃん・・・・っ!」
「ぐっ、ぅぅ」

倒れたなのはに駆け寄るはやては、その姿を見て言葉を失った。なのはのバリアジャケットはフェイトの雷撃により至る所が焼け焦げ、場所によっては肌が露出している所さえあった。裂傷は数多く、左腕には血がべっとりと張り付いていた。

「なのはちゃん」
「はやて、ちゃん?」
「フェイトちゃんは」

《やぁ、高町なのは。生まれ変わったフェイトは強いだろう?》

「くっ。スカリエッティ」

はやてが口を開く前にスカリエッティが楽しそうに話し始める。

《これでもまだお前達はフェイトを仲間だと言うのか?》
《今のフェイトにはお前達と仲間だった記憶は欠片もないと言うのに。くくくくく》

「記憶が・・・ない?・・・どういう事?」

《そのまま意味だよ。フェイトにあるのは、大切な家族を見殺しにした白い魔道師。そう、お前に対する恨みだけ》
《助けると約束した管理局は、それを守る事無くプレシアを危険分子と判断し虚数空間へと落とした》
《フェイトは自分を騙した管理局と白い魔道師を殺したいほど憎んでいるのだよ》

「そんなの、全部嘘じゃない!!そんな嘘なんて直ぐに」
《そこまでだ!!ジェイル・スカリエッティ!!》

なのはの言葉を遮るようにしてモニターから聞こえてきたのはシグナムの声。ドアを蹴破り一瞬にして間合いを詰めたシグナムはスカリエッティの喉元にレバンティンを突きつけていた。

「シグナムさん!!」

《やれやれ、どうやらゲームオーバーかな》

大げさに両手を挙げながら、それでも楽しそうに笑うスカリエッティ。

《さぁ、テスタロッサを元に戻してもらおうか》

誰もが、これで全てが終るとそう信じていた。だがスカリエッティの口から出たのは意外な人物の名前だけだった。


《元に戻す方法?くくくくく。それならば、ほら、そこにいる八神はやてが知っている。そうだろう?部隊長殿、くくくくっ、あっはははははは》


「はやて、ちゃん?」

《主はやて?》
《はやて!》

「・・・・・・フェイトちゃんは・・・・フェイトちゃんは」

苦渋の表情をしながら重たい口を開く。

「一番最悪な事態やった・・・」
「まさか・・・そんな・・・」
「なのはちゃん。フェイトちゃんは、記憶を・・・書き換えられとる」
「っ!!う、うそ、だよね?はやてちゃん!?はやてちゃん!!」

辺りになのはの悲痛な叫びが響く。そこにいる誰もが言葉を失っていた。


《ふむ、残念だな》
《貴様っ!!》

言葉とは裏腹にその顔にはなのは達を嘲るかのような笑み。その事に怒りを露にしたシグナムにその胸倉を掴みあげられた。

《陸のエースと言えどもその程度か》

「何が言いたい?」

スカリエッティの挑発ともとれるその言葉に今度ははやてが反応した。

《私は言ったはずだ、「記憶がないのだ」と》

「・・・・」

《PT事件の記憶だけを書き換えるのは危険を伴った》
《何しろ、それ以降のお前たちとの繋がりの方が長いのだからな》
《直ぐにその矛盾にぶつかり、混乱し制御は難しかっただろう》
《まぁ、時間さえあればそれも面白かっただろうがね。くくく》

「フェイトちゃんは実験の道具やない!」

《くくくく。親友・・・か?くだらんな・・・》
《さて、どこまで話したかな?・・・・ああ、そうだった》
《今回はそれ程時間に余裕はなかったんでね、手っ取り早く済ませる事にしたのだよ》

「どう言う事や」

《「書き換える」のではなくて「上書き」したのだよ。記憶を》

「なっ!」

《PT事件に関する記憶に手を加えてね。ほらそこにいる白い魔道師。キミが母親と姉を見殺しにしたのだとね》
《時間との勝負だったのだが、上手くいっただろう?》
《今のフェイトはあの事件以降の記憶はないのだよ。だから何も「知らない」。知らないものは思い出すこともない。あはははは》


静まり返ったこの場にスカリエッティの笑い声だけがずっと響いていた。











「・・・なのはちゃん?」

ずっと黙ったままだったなのはがすっと立ち上がった。

「フェイトちゃんはちゃんといるよ」
「え?」
「フェイトちゃんは、ここにいる」
「なのは、ちゃん?」
「約束したの。だから・・・私はフェイトちゃんを信じるよ」

《バカバカしい。くだらん茶番だ。どうやら殺されないと理解出来ないらしい》

「あなたには多分、一生理解出来ないだろうね」

《何?》

「私とフェイトちゃんの絆は・・・あなたが思っている程脆くなんてないんだよ」


そういい残しなのはは再びフェイトのいる空へと飛び立つ。既に体力は限界を超え、魔力も底を尽きかけている。手持ちにあるカートリッジは残り6発。けれどなのはは諦めない、その不屈の心を胸に、大切な者をこの手に取り戻す為に。













フェイトと対峙したなのはは先程までの焦りが微塵も感じられない事にそっと苦笑を零す。

(状況は最悪。フェイトちゃんから感じる殺気も変わらない)
(これが終っても、フェイトちゃんが元に戻るかなんて分からないのに)
(だけど、不思議なんだ。それでも私はフェイトちゃんと繋がっていると感じられる)

「レイジングハート」

《yes,my master》

「いつも大変な思いさせてごめんね」

《no problem》

「ありがとう。これが終ったらちゃんと検査してもらおうね」

《マスターと一緒に、ですね》

その言葉にクスリと笑みを零す。

「フェイトちゃん」
「・・・・・」
「辛かったでしょ?苦しかったよね?」
「何を・・・」
「でも、私、信じてるからね?約束、ちゃんと守るから・・」

なのはの言葉の真意が分からず訝しむフェイトに、それでもなのはは伝えたかった。

「フェイトちゃん。大好きだよ・・・・愛してる」
「なっ!!ふざけっ、え?」
「な、何?」

なのはに飛び掛ろうとバルディッシュを握りなおした瞬間、眩い光が2人を包んだ。

「え?どうして?バルディッシュ?」

フェイトの驚きの視線の先、主の意思に関係なくスタンバイモードへと形状を変えたバルディッシュ。そしてーーーー



【なのは】

「え?ふぇい、と・・ちゃん?」
「どうして?わた、し?」

バルディッシュから聞こえてきたのは、この場には全くそぐわない、けれども誰よりもなのはが聞きたかった愛する人の穏やかな声。

【なのは。なのはがこれを聞く事がない様にとずっと願ってきたのにごめんね。きっと今の私、なのはに凄く酷い事してるんだね】










「どうなっとるんや、これ?」

地上からもまたこの異変に驚きの声が上がる。これもまたこの男の手なのかとモニターを覗き込むと、自分達と同じように驚いている顔のスカリエッティがいた。

「あんたの仕業・・・いう訳でもなさそうやね」

《ばっ、バカな!!こんな事、あるはずが・・・》

「やから、言うたやろ?私らの絆舐めたらあかんて・・あの2人の絆はその中でも特に、や」

(なのはちゃん、フェイトちゃん。何やよう分からんけど、何とかなるような気がして来たわ)

空を見上げるはやてにいつもの笑顔が戻った瞬間だった。














【なのは、あのね。私は大丈夫だから、だから・・・遠慮はいらないよ。私の事を想ってくれるのなら、なのはの全力を私にぶつけて?私はなのはを信じてる。だからなのはも私の事、信じて】


「フェイトちゃん!!・・・・分かったよ。ちょっと痛いかも、だけど。全部終ったらちゃんと謝るから。だから・・・・」

そう言うとなのははフェイトから間合いを取る。

《はやてちゃん!!》
《おぅ、なんや!!》
《お願いがあるの》
《好きにしぃ》
《え?》
《なのはちゃんのやりたい様にしたらええよ》
《はやてちゃん・・・ありがとう。でね、結界を強化してくれるとありがたいんだけど》
《お、おぅ。まかしとき!》

「リイン!!」
「はいです!!」
「ちょお、私らもガンバろか?」
「はい!」








《エリオ、キャロ》

「は、はいっ!」

まさか自分達に声がかかると思っていなかったエリオとキャロ。状況があまりよくない事に落胆の色を隠せずにいたそんな2人になのはは手を貸して欲しいと頼む。

《一緒にフェイトちゃんを取り戻そう。そしてみんなで帰るんだよ》



「「はい!!」」
「よし、行こうキャロ」
「うん、エリオ君。フリード、お願い」



フリードの背に乗った2人がその想いを1つにして立ち向かう。



自分を守り大切にしてくれた人を取り戻すために。


「行くよ!ストラーダ、うぉおおおおおおおおお!」



自分の進む道を作ってくれた大切な人を守るために。


「我が求めるは、戒めるもの、捕らえるもの、言の葉に答えよ、鋼鉄の絡鎖、錬鉄召還っ!アルケミック・チェェェェェェン』っ!!」




ストラーダと共にフェイトに飛び込んだエリオ。それをギリギリで交わしたその直後、フェイトの足元に広がった魔法陣から無数のチェーンが伸びフェイトの足を絡め取る。バインドと違うその能力に驚いたフェイトの僅かな隙を突いてその機動力を奪う事に成功した。




「「なのはさん!!」」











フェイトがいる場所からまた更に上空。

「うん、みんなありがとう。今度は私の番だね。レイジングハート」

《yes,my master》

「体力温存なんて事は言わない。体力も魔力も全部。正真正銘全力全開で。行くよ!!」

《cartridge load》

残りのカートリッジを全て飲み込む。なのはの声を合図にレイジングハートが辺りに散らばった魔力を余すことなく収束していく。

「フェイトちゃん、行くよ。私の全力全開スターライトォーーーブレーーーカーーーーーーーー!!!」

凄まじい爆発音と共に発射された桜色の輝きは一直線にフェイトへと向かっていく。

「くっ、負けない。私は、仇をとるんだ。母さん達の仇を。だから負けられない」

フェイトは自分に向けて迫ってくる巨大な魔力の塊に向けて精一杯のシールドを張る。すると再びバルディシュから自分の声が聞こえてきた。


【なのはに辛い想いをさせた罰はちゃんと受けてもらうよ。それが例え私自身だとしても】

「う、るさいっ。お前は私じゃない、私は・・・私は」



【思い出して。分かるはずだ。その心にしっかりと刻まれているはずだから。私は私自身を信じてる】

「うわぁぁああああああああああああああああ」






ドゴォォォォオオン!!


なのはの手によって放たれたスターライトブレーカーはフェイトをシールドごと包み込んでいった。


















「はぁはぁはぁはぁ」

爆発と爆風が収まった上空で煙の合間から見えたのは

「なのはちゃん!!!」

そしてもう1人

「「フェイトさん!!」」

なのはの攻撃を何とか耐え切ったフェイトの2人。

なのはの最大魔法スターライトブレーカー。威力は申し分なく最大級だったが、術者なのはがそれを最後まで維持できなかった。既に空中に留まっている事さえ困難ななのはに対して、フェイトは満身創痍ながらもなのはにバルディシュを向けていた

「やっぱり、あかんかったんやろか・・・」

ポツリ、はやてが呟いた直後。グラリとなのはの身体が反転した。

「なのはちゃん!!」

既に意識はないのか、なのはの身体は地に引き寄せられる
ように落下して行く。

「なのはちゃん!!くっ」
「なのはさん!」

そんなみんなの叫びよりも一瞬早く、なのはに向かって手を差し伸べた者がいた。

















「なのはーーーーっ!!」















空を翔けたのは金の輝き













必ず帰ると愛する人に約束した。











必ず助けると愛する人に約束した。













「なのは!!」


掴んだ手はもう二度と離さない


「ふぇい、と・・・ちゃん?」
「うん、遅くなってごめん・・・・ただいま、なのは」
「うん・・・うん」


優しく包むようにその身体を抱きしめた。





ここが私の帰る場所。





ただいま、なのは






おかえり・・・・・フェイトちゃん。










ここに辿り着いたあなた。ありがとうございますww。

この文章、最初は怪我した2人とあと映画やTVで見た
落ちるフェイトちゃんをなのはが助けるあのシーン、
あれの逆パターンはどうだろうって思ったのが
きっかけ。んでコミックにあったよね?そういうの。

フェイトちゃんの拉致される場面と、フェイトちゃんが
スカリエッティに何かをされてたトコと最後のなのはが
落っこちて来るトコ。ここだけ頭に浮かんだ状態で
書き始めたものだから穴だらけでね(^^;ゞ。
だからちょっと自分的には満足はしてないんだな、
これが。こんな状態でホント申し訳なくて・・・。

ま、何はともあれこれで話としては終わりね。
いろいろ突っ込みどころは満載だろうけど(^^;ゞ。

もっと勉強しなきゃな。

ここまで読んでくれた☆⌒m9(*´ー`*)君、最高⌒☆。
【嬉】(´p・ω・q`)ぁりヵゞ㌧。


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テーマ:魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル:アニメ・コミック

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  2. | comment:0
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