好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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ラブレター&キスの日 :: 2012/05/23(Wed)

欲張ってみた。゚(゚^∀^゚)゚。。
何気に去年のこの日の文章にリンクさせて
見ましたの(テヘペロ)


でも何と言うか、欲張りすぎると文章が
纏まらないというね(゚∀゚ ;)タラー。
よく考えれば分かりそうなものなのにね。


そんな感じの仕上がりです。
( ・`ω´・)○)`Д)・∵.ドカッ






■   □   ■   □   ■   □


親友として傍にいるだけで我慢出来るって思ってた。ううん、我慢しなきゃって思ってた。


フェイトちゃんは皆に人気があるから、私が独り占めできる人じゃないってずっと自分に言い聞かせてきたのに。なのに私、なんで・・・








私がこの気持ちに気がついた時には、もうフェイトちゃんは色んな人から呼び出されては想いを告白されていたんだよね。フェイトちゃんは今は誰ともお付き合いするつもりはないからって断っていたけれど、でもそれは一体いつまでなの?


私達は中学を卒業したら高校へは進学しないで魔道師として働く為にミッドへ引っ越す事は早くから決めていた。だからここでは誰とも付き合うつもりがないって言うフェイトちゃんの答えもきっと本当の気持ちなんだと思う。だけど、ミッドに移ったらどうするの?


誰か好きな人が出来たらお付き合い・・・するの?


そしたら私は、どうなるんだろう。親友なんだからずっと傍にはいられるよね。だけど、私の居場所はフェイトちゃんの隣ではなくなる。


今はまだいい。学生の間は例え任務があって数日離れ離れでも、戻ってくればまたこうしてフェイトちゃんの隣で笑っていられるから。ここでならまだ私はこの場所にいてもいいのだと自分に言い訳が出来るから。


一番の親友だからと・・・・。


でもね、苦しいの。胸が痛くて泣きたくなるの。どうしたらいいのか分からない。このまま黙っている事が本当に正しい事なの?それも分からない、私は一体どうしたら、ううん、どうしたいんだろう・・・・。




ずっとそんな事を考えていた。そんな時だった。


「なのは」
「どうしたの?フェイトちゃん」
「ごめん、ちょっと呼び出しなんだ。先に帰ってていいよ」


ああ、またかと思った。いいよ、そう答えようとしてちょっとだけフェイトちゃんの様子がいつもと違う事に気がつく。何だかそわそわしてる?何かを期待しているような、そんな感じ。

ハッとした。もしかしたら、今日の相手はフェイトちゃんも気になってる人なんじゃないかって思った。そんな筈ないって思う一方で、もしかしたらこっちに居る間だけでもお付き合いしたいって思う程の人なのかも知れないって考えたら「行かないで」そう口にしようとしていた。


何とか思いとどまって「今日は先に帰るね」って無理やり自分の気持ちを押さえ込んでフェイトちゃんを見送ったけど、私は帰れなかった。足がこの場所から動いてくれなくて、心が行きたくないって叫んでいた。


仕方なく私はもう一度自分の席に座る。もうダメだった。このままじゃいつか自分勝手な想いをフェイトちゃんにぶつけてしまうんじゃないかってそう思ったら怖くなった。




ふと思い立って鞄からレターセットを取り出す。いつだったかフェイトちゃんと一緒に買い物に行った時に見つけたもの。なのはの色だねっていってくれたのが凄く嬉しくてつい買っちゃったんだ。今はメールでやり取り出来るし、私達には念話って言うちょっと特別な力もあるからあえて手紙を書く事なんてしないんだけど。でも何となくあれ以来ずっと持ち歩いていたレターセット。



親友のままでいいなんて嘘だった。いつだって私の事を見て欲しかったし私の隣にいて欲しかった。これがきっと最初で最後。自分勝手な想いをぶつけてフェイトちゃんに避けられる事だけは絶対に嫌だったから、それならいっそ。


一枚便箋を取り出した。伝えたい想いはたくさんあったけれど「今、この時」伝えたいのはたった一つだけ。








『フェイト・テスタロッサ・ハラオウン 様


あなたが、好きです』
















フェイトちゃんの下駄箱に封筒を入れた。そして私は2人の始まりの場所へと向かった。





































「で、結局思い出に浸りながらいちゃいちゃしていたと?」
「えっと、まぁ・・・そんなトコかな」

ねっフェイトちゃんって、なのは軽すぎ!ヴィヴィオが思いっきり冷めた目でこっちを見てるよ!!

「いや、あのねヴィヴィオ。いちゃいちゃしてなかったでしょ?私となのは2人で話をしていただけで」
「キスしそうだったのに?」
「うっ。・・いや、それはね、ほらなんて言うのかな」
「もう、フェイトちゃん。ビクビクしすぎなの。いいじゃない、別に」
「だ、ダメだよなのは!ヴィヴィオまだ子供なんだよ。そんな教育上・・・ぁっ」
「へぇ・・フェイトちゃんは私との事そんな風に思ってたんだぁ」

って、ヤバイ。色々間違えた。なのはの目も何だか据わって・・・。ってそうじゃなくて、だってキスするトコだったんだよ?いくら娘だからってそんなの人に見せるものじゃないでしょ?ってなのはに言っても・・・だめかなぁ。




頭の中でグルグルと勝手に物事を難しく考え込むフェイトに思わず苦笑いのなのは。2人で休日の今日、少し昔のものを整理しようかとダンボールを引っ張り出して片付け始めたのはいいけれど、フェイトの私物にあった、昔なのはが渡したラブレターを見つけた事からちょっと色々と脱線してしまった。

あの頃はこんな気持ちだったとか、そんな事があったっけ?とか昔話に花が咲く内に


「そう言えばなのはとのファーストキスもあの時だったね」

なんてフェイトが言うものだから、気持ちは段々とそう言う雰囲気に変わって行って、なんとなく2人で見つめ合って後ちょっとでゴール。と言うその時に




「こんな時間から何やってるの?」

と帰宅直後のヴィヴィオに冷ややかな目で見られたと・・・・・。



む、娘の目が冷たい。とか思っているフェイトはとりあえず無視しておいて、なのははヴィヴィオに「随分早かったんだね」と笑みを零しながら聞いていた。所が「これからデートなんだ」なんてサラリと口にした娘にピタリと二人の母の動きは止まった。


最初に、ニヤリと口元を歪めたのは蒼い瞳の母親の方。


2人にこれ以上口を挟んで自分にとばっちりが来るのを避けたいヴィヴィオは「だから続けてていいよ。ママ達」なんて言いながらさっさと二人に背を向けた。

「だ、ダメだよヴィヴィオ。まだ早すぎるよ!!」

とやっと活動を再開した赤い瞳の母親の方が声を張り上げたのを背中で聞きながらヒラヒラと手を振る娘に、「今度紹介してね~」と楽しそうな表情のなのは。そんななのはをジロリと睨むフェィトに「私達だってヴィヴィオ位の時はもうキスだってしてたでしょ?」と涼しい顔でのたまった。



あーそう。そんな事言っちゃうんだ、なのは。私思うんだけど、なのははもうちょっと恥じらいとか言う物を覚えたほうがいいと思うよ。一体どの口がそんな風に軽々しくプライベートな事をペラペラと口走るのかな。


そんなフェイトが見つめる先にあるのは、さっき寸前でお預けを食らった愛しい人の真っ赤な唇。心なしか薄っすらと開いたそこからチラチラと舌先が覗いて自分を誘っているような気さえしてきた。



プチン



フェイトの中で静かに何かが切れた。すーっと細められる瞳にまだなのはは気がつかない。ヴィヴィオはもう既に出かけてしまった。


「なのは」
「ん?」



呼ばれて振り返ったなのはが見たものは果たして・・・・・。















多分そこには飢えた狼さんがいたのかもしれない(≧ω≦ )
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テーマ:魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル:アニメ・コミック

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