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好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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恋人候補は幼稚園児? :: 2011/02/16(Wed)

こんばんわ、戦闘シーンをかっこよく書きたいなぁと思う今日この頃。


今日の1本目はパラレルで・・・・




「ねぇ、なのは。あっちでお砂場遊びしよう」



「あっ、なのは。こっちきて、一緒にお絵かきしよ」



「なのは、おままごとだよ」



「なのは」



「なのは」









「はぁ・・・・」

「なんや、随分あの子に気に入られたみたいやね、なのはちゃん」
「はやてちゃん・・・・・」


隣の席に腰掛けながら、はやてちゃんが私に声をかけてきた。

「にゃはは、嬉しいんだけどねぇ。」

「なんや、さすがに幼稚園児は恋人候補にならんか?」

「恋人候補って・・・・・はやてちゃん、面白がってるよね」

そう言ってちょっと睨むと、あたりまえやんって言って笑った。まぁ、わからなくはないけどね。




私、高町なのは13歳、中学一年。昨日から校外学習の一環でここ聖祥大付属幼稚園で3日間の職場体験中。隣で楽しそうに笑っているのは、八神はやてちゃんで私の親友。他にもう2人親友がいるんだけど、「何が楽しくてガキんちょの相手しなきゃいけないのよ」っていって他の所に行っちゃった。

ガキんちょって言うけど、ちっちゃい子って可愛いじゃない。私は自分が末っ子だから弟とか妹とかすっごく欲しかったんだもん。そう思って幼稚園の方を選んだんだけどね。



「はぁ~」


「なんや、さっきから辛気臭いなぁ。そんなに難しく考えんでもええやん。所詮幼稚園児の言う事なんやし、どっちにしたって明日でお終いやし」

「それは分かってるんだけど・・・・」

って言うかはやてちゃんのせいでもあるのにーーー


何度目かの溜息のあと、はやてちゃんに呆れられた。そりゃあ確かに幼稚園児の言葉ではあるんだけど・・・・・










職場体験初日。

お天気が良かったので、園庭でみんなで遊んでいたときの事。ふいに私のエプロンの裾を掴んだ子がいた。綺麗な金髪の女の子。紅い瞳がとても印象的で、6歳にしてはどことなく大人びた雰囲気をもった子供だった。

(えっと、確かこの子は・・・・)

その子の目線までしゃがんで

「どうしたの?フェイトちゃん」

って尋ねたら、あのね、えっとねってもじもじしてたから、おトイレに行きたくなったのかなと思って、

「おトイレ行きたくなっちゃった?」

って聞いたら、真っ赤な顔してちがうもんって拗ねられた。拗ねた顔が可愛いなぁとか思っていたら、



「なのは先生って、こいびと いるの?」



って聞かれた。まさか6歳の子にそんな事聞かれるとは思ってなかったし、突然の事でちょっとえっ?ってなっちゃってたら、横からはやてちゃんが


「おらんよ、目下恋人募集中なんよ。フェイトちゃんがなのは先生の恋人になってくれたらええのに~」


とか言い残して他の園児達と走り去っていってしまった。

(えぇーーーーー、なんて事いってるのはやてちゃん)

「あのね、はやて先生の」

冗談なんだよって言おうとしたら、それより早くフェイトちゃんが

「いいよ、じゃあ なのは先生、私のこいびとにしてあげるね」

ってそれはそれは可愛らしい顔で微笑まれた。ついうっかりその可愛さに見惚れた私って・・・・・・ぅぅぅぅ











それからと言うもの

「なのは、おえかき しよう」


「なのは あっちいって あそぼう」


「なのは ぶらんこ のろうよ」


「なのは」


「なのは」



と満面の笑みを浮かべて私に近寄って来るようになった。慕ってくれるのは嬉しいし、可愛いからいいんだけど、他の園児もいるし、やっぱり呼び捨てはちょっとね・・・・・


「ねぇ、フェイトちゃん」

「なに? なのは」

「あのね、ちゃんと皆と一緒になのは先生って呼んでくれないと困っちゃうなぁって思ってね」

「えっ?だって こいびとどうしは なまえでよんでも いいんだよ」

「ぅ・・・うん、それはそうなんだけどね、私とフェイトちゃんは先生と園児で、他の子もいるから、ね」

って私は幼稚園児に何をそんなに真面目に話しているんだろ、なんて「あー」とか「うー」とか頭を抱えていたら、フェイトちゃんがちょっと寂しそうな顔で


「なのは、うわき してるの?」

「へっ?」

ちょっ、ちょっと待って、何浮気って、いやいや、してないし浮気なんて・・・・じゃなくて、そもそも先生って呼んでっていったのに、なんで浮気って単語が出てくるの。って違う、浮気なんて言葉どっから教わってきたの・・・・ってこれも違うし!!

大体まだフェイトちゃんとは恋人同士でもないのに・・・まだっ?、まだって何!えぇぇーーーーーって、もう!!


6歳の園児に言われた一言に右往左往してる私って一体・・・・


「なのは うわき してるの?」

もう一度言われてはっと我に返る。

「ちっ違うの。そういう事じゃなくて・・・・」


「ぷっくくっっっ、あはははははははははは、もうあかん、お腹痛いわ・・・・・って睨まんといてフェイトちゃん、堪忍。あんなフェイトちゃん、浮気なんてそんなんやないよ。なのは先生はな、このままフェイトちゃんが なのは って呼んでたら、他の子供達にフェイトちゃんが仲間はずれにされるんやないかなって、心配しとるだけやよ。今やって、フェイトちゃん一人やろ。そうなったら、なのは先生悲しいんよ、あっ、もちろん私もな」


「そうなの?なのは?」

「えっ?、う、うん そうなの。だからね皆みたいに先生って呼んで欲しいな。そして仲良くお友達とも遊んで欲しいなって思ってるよ」


「・・・・・・・・ぅん、わかった」


私があたふたしていたら、いきなり大笑いしながらはやてちゃんが現れた。笑いすぎてフェイトちゃんに睨まれてたけど、全然堪忍って顔じゃないよね。って私もちょっと怒ってるよ。いつからいたのかな、もう。

だけどはやてちゃんの機転のお陰でなんとかフェイトちゃんに分かって貰ったけど。ちょっと不満って顔に出てた、にゃはは。なんか後姿が寂しそうに見えるのは、気のせいかなぁ・・・。












色んなハプニングもあったけど、楽しかった職場体験。今ははやてちゃんと学校へ戻る途中。そしたら


「なのは・・せんせい」

って呼ぶ声がして振り向くとフェイトちゃんが一生懸命走ってくるのが見えた。驚いて駆け寄って

「フェイトちゃん、危ないよ。転んだら大変。どこいってたの?さよならする時いなかったから、なのは先生ちょっと悲しかったよ」

って言ったら、これって何か差し出された。
差し出された小さな手には

「四葉の、クローバー・・・・」

うんって笑った顔が少し泣き顔になっててちょっとドキッとした。

「これ、探しに行ってたの?」

「うん、これはね、しあわせをくれるんだよ」

そう言ったフェイトちゃんが愛しくなって、ついギュって抱きしめちゃった。いたいよぉ、なのはぁって言われて、ごめんねって言いながら離れたら、フェイトちゃんにちゅってほっぺにキスされた。へへへへって照れた顔が可愛くて、これ大事にするからねって御礼にほっぺにキスを返した。


じゃあね、バイバイって手を振ったら

「ねぇなのは、わたし おっきくなったら なのはのこと むかえにいくからね。うわきしちゃだめだよ」

ってとっても大きな声で宣言されちゃった。
隣でまたはやてちゃんが笑ってるけど、なんかもう、可愛いからいいかなとか思って、

「うん、待ってるからね」

って言ってあげたんだ。その時のフェイトちゃんの嬉しそうな顔が忘れられない・・・・・・。











何かちっちゃいフェイトちゃんにあたふたしてるなのはさんが書きたかったんです(笑)。附属って書くとなんか便利な感じでいいですね、聖祥大附属は幼稚園から大学までのエスカレーター式で、中学からは外部入学も可能とか。んで再会は中学あたりですかね。フェイトちゃんが13歳でなのはさんが20歳。なのはさんが年の差に悩むちょうどいい年齢です(笑)読んでいただけて嬉しいです。





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テーマ:魔法少女リリカルなのは - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 恋人は・・・・・・シリーズ
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