好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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誘ったつもりはなかったんだけど・・・ :: 2012/05/30(Wed)

単に不器用なフェイトちゃんを書きたかったの( ・´ー・`)プッ。

実際苦手な人は多々あれど、さすがにここまで酷いのは
ないだろなって思ってますが、( ´Д`)なにか?


さて、そのうち上げようと思っている文章は
今日の文章の倍以上あります。
その位長くても平気ですか?。


では続きから、不器用なフェイトちゃんですww







■   □   ■   □   ■   □


「ただいま」

深夜。控えめに帰宅の挨拶をしながらリビングへと続くドアを開ける。持っていたバックを無造作に床に置き先ずは洗面所へと向かった。泡タイプのハンドソープを適量手にとって両手でそれを指の間まで満遍なく広げ更に手首までキッチリと洗う。そしてうがい。風邪対策のはずだったその行為は一緒に暮らしている彼女のお陰でしっかりと習慣付いてしまっていた。そうしてから前面に備え付けられている鏡で自分の顔を確認する。


(・・・・・)


多少疲れた感はあるもののいつもと変わらない自分の顔が映っている。だけの筈だったのだが、今日は気になる所が一箇所。それを確認する為に更にグッと鏡に近づいて自身の赤い瞳を見つめた。

(やっぱり、これって・・・)


左目下方部分、やや真ん中寄り。ほんの少し「あかんべー」の要領で目の下を引っ張ると、そこにはフェイトの想像した通りのものが、まだ初期症状ではあるもののしっかりと目視できた。

(ああ)

ガックリと肩を落とす。夕方、それを意識し始めてからもしかしたらと思っていた。正直「それ」でなければいいと何度思ったことか。しかし現実は非情なもので、間違いであって欲しいと思う事ほど、案外その通りだったりするのだ。

だがしかし、いつまでもここにいる訳にもいかない。とりあえずとフェイトは気を取り直してリビングへと戻った。






「確か、あったと思うんだけど・・・・・ぁ、あった」

独り言を呟きながらキッチンの食器棚の上の救急箱に手を伸ばす。蓋を開けてガサゴソと中身を物色して底の方にちょこんと並んだ目当てのものを取り出した。


コトリ


それをテーブルに置き暫しにらめっこ。


(うーん・・・・。とりあえずお風呂入っちゃおう)


先延ばしにしても結果としてそれを使わなければならないのは充分承知。だけど、と考える。

(お風呂に入って髪を洗ったりすると濡れちゃうしね)

なんて、もっともらしい理由をつけてフェイトは薬を使うのはお風呂から上がってからと、着替えを取りにリビングから寝室へと移動した。


出来るだけ音を立てないように中に入るとベッドには、こちら側を向いて眠っているなのはの姿。規則正しく上下する肩にホッと息を吐きながら手早く着替えを手にし浴室へと向かったのだった。








「ふぅ」

お風呂上り、濡れた髪をタオルで拭きながらリビングに戻るとそこには出来れば今はいて欲しくなかった人物、なのはがちょこんとソファに座ってフェイトが戻るのを待っていた。ハッと強張った表情は一瞬。すぐに愛しい人に向けて穏やかな目を向ける。



「なのは」
「おかえりなさい。フェイトちゃん」
「うん・・・ごめん、もしかして起こしちゃった?」
「ううん、何となく目が覚めちゃっただけ」
「そっか・・・・・えっと、寝ないの?」
「寝るよ?フェイトちゃんももう寝るだけなんでしょう?」
「え?あ、うん。そうなんだけど」

言葉を濁しながらチラリとキッチンのテーブルに目を向ける。そこにはさっき薬箱から取り出した薬、目薬が・・・・・

「あれ?」
「どうしたの?」

急に疑問の声を上げたフェイトになのはが声をかける。

「いや、えっと・・その」

もう一度確認の為にテーブルに目を向けるが、やはりなくなっている。おかしいなと首をひねるフェイトにクスクスと笑いながらなのはが「これでしょう?」と手を差し出した。

「あっ!えっと、それはその・・」
「やってあげようか?」

と悪戯っぽく笑うなのは。

「い、いいよ!。これくらい自分で出来るから!」
「ふーん」

それでもなのはのニヤニヤは止まらない。

「そ、それより。寝てていいよ。私もすぐに行くし」
「んーん。待ってる。すぐ終るんでしょう?」
「も、もちろんだよ」

本当は寝室に戻っていてもらいたい。それでなくてもこれ苦手なのにとフェイトの内心の葛藤を実はよく理解しているなのは。割と何でも器用にこなすフェイトなのにどうもこの目薬の点眼と言うのが苦手なのだ。


「絶対に目に落ちてくるんだもん。普通は目を瞑っちゃうでしょう?」

なんて、目薬をなんだと思っているの?と首を傾げたくなる理由を力説していた中学生の頃が懐かしい。いつまでたっても慣れないよねと、目薬を手にしたまま動こうとしないフェイトを、そんなフェイトちゃんも可愛いんだけど、と思っている事はわざわざ口にはしないけれど。


そんな事を考えているなのはの一方で、さっと差して終わらせればいいだけなんだからと意気込むフェイト。目薬のキャップを外しいざ、と決意したところでなのはから一言「あ、直接容器の先を目に付けたらダメだからね」なんて非情の言葉が告げられる。「わかってるってば」と口にしながら実は少しだけその手を考えていた事を悟られたくないフェイトはゆっくりとした動作で天井を見上げ、ついでにあげた手にある目薬の容器を睨みつけていた。

(大体世の中にこんな薬なんて必要ないんだ)

何を愚痴った所で今更「やっぱりやめる」とは言えない。大体この状態を一晩放っておく事で翌日確実に症状が進行するのは目に見えている。早く見つけたのだから早目の処置をする事は2人の職業上当然の義務。たかがこれ位と軽視する事は決していい判断ではないのだから。


「ねぇ、大丈夫?」
「もちろん。すぐに終るよ」

なのはの言葉に軽く返事を返しフェイトは思い切って容器に力を加えた。



ポタリ


一滴、それがフェイトの左目目掛けて一直線に落ちる。

「ぁ」
「・・・・・」

情けない声はもちろんフェイト本人のもの。案の定それが目に届く前にギュッと目を瞑ってしまっていた。




気を取り直してもう一度、ポタリ。今度は手に力が入り過ぎて目標からは随分遠い頬に到達。更にもう一回とフェイトが今度こそと手に力を入れようとした所を何故かなのはに阻止された。


「なのは?」

疑問の声を上げるフェイトに苦笑いを零すなのは。

「いつまでたっても終る気がしないんだもん」

とその手から目薬を取り上げて、フェイトをソファへと無理やり座らせた。


「一人で出来るのに」
「そうだね。でもその前にこの中身がなくなったら大変だから」

頬を膨らませながら抗議の声を上げるフェイトにフルフルと容器を振ってみせる。もともと中身はそれ程多くはなかったのだ。見せ掛けで膨らんでいた頬は一瞬にしてしぼんでいた。

「う・・・じ、じゃぁ、ぉ、ぉねがぃします」

色々と思う所はあるけれど(まぁ、いい大人としてのプライドとか・・・プライドとか)この際それをグッと我慢してフェイトはなのはに全てを託した。



のだが・・・・。

「フェイトちゃん」
「ん」
「そんなに力を入れなくても」
「ぅ、だって」

いざ任せると決めたのはいいけれど、実は人にやって貰うと言うのもこれはこれで緊張するもので、例に漏れずフェイトの瞼は閉じたり開いたりを繰り返し、今現在はギュッと瞼は閉じられていた。仕方なくなのははフェイトの目を開かせようと親指と人差し指を添えているのだが、そうすると余計力が入るようで、「力を抜いて」「抜いてるよ」「もっと」「だって」を繰り返していた。

(ホントにもう)

とフェイトが目を瞑っているのをいい事になのはは盛大に溜息を零す。

(でもこの体勢って色々我慢出来なくなりそうでまずいんだよね)

出来れば早急に対処しないと、自分の理性が主にヤバイとなのはは思う。さっきフェイトを無理やりソファに座らせた時になのはは入れ違いに立ち上がっていた。目薬を差すからと言う事でフェイトをソファに深く座らせ、背もたれに頭を凭れさせた。その一方で自分は座面に片膝をつきフェイトの顔の横に片手を置き目薬を構えたのだ。正直こんなに手間取るとは思っていなかった結果なのだが、こうして無防備に全てを自分に預け目を瞑るフェイトの顔に、正確にはその唇に視線が縫いとめられて仕方ないのだ。しかも、フェイトがなかなか目を開けてくれないせいで背もたれにあった手はいつの間にかフェイトの頬に添えられたりする始末。どうしようかなと思案して、とりあえず自分で目を開けられるようにしないと、と考えてある事を実行する事に決めた。

見下ろす先には相変らず、今か今かと何故か目を瞑って待つフェィト。なのはは静かに所定の位置に手を置いて、ふぅと静かに息を吐く。

「そう言えばフェイトちゃん」
「ん?」
 
さり気なく話しかける。まだ目は閉じたまま。

「私、最近ちょっと・・・・・」
「え?!ぁっ!」
「にゃはは、成功」

なのはの一言に驚いて目を開けた瞬間、それは一直線にフェイトの目の中に落ちていった。一瞬感じた冷たさと、目の中に進入して来た異物にパチパチと数回瞬きを繰り返す。それが落ち着いた頃にようやく目を開けたフェイトの頬は何故か赤みを帯びていた。



「どうしたの?フェイトちゃん」


ニヤニヤと笑うなのは。聞かなくたってわかるでしょう?とフェイトの目は訴える。そんなの知らないもん、と唇を尖らせながら自分から視線をはずしたなのはをグイッと力一杯引き寄せた。

「きゃっ」
「なのは・・・・」

驚いて声を上げたなのはを見つめるフェイトは先ほどよりは落ち着いて見えるが、その瞳は情欲に満ちていた。

「なのはのせいだ」

膝の上に跨る様な格好のなのはを見上げる。ゆっくりと持ち上げられた両手はなのはの頬を撫で、そのまま両耳を塞いでしまった。

「フェイトちゃん?」

それの意図する意味がわからずなのはが体の力を抜く。その瞬間フェイトはグッとなのはの頭を引き寄せそのまま噛み付くようにしてその唇を塞いでしまった。

驚きで僅かに開いた唇からすぐさま舌を差し込んだフェイトはわざと音を立てながらなのはの口内を蹂躙していく。耳を塞がれた状態のなのはは普段とは違って脳内に直接響いてくる淫靡な水音に自分の意思とは無関係に体が火照り始めるのを感じ取っていた。



「ん・・はぁ、ンっ・・・ぅんっ・・ンン」
「ふぁっ・・・・はぁ、はぁ・・・・」

苦しくて僅かに離した唇もすぐにフェイトに塞がれてしまう。酸素を求めて大きく口を開けばそこから容赦のないフェイトの舌先がなのはを襲っていた。

どれだけその唇を貪っていたのか分からなくなった頃、漸くフェイトはなのはを解放した。ぜぇはぁと荒い呼吸を繰り返し、くたりと自分にもたれ掛かるなのはを支えるフェイト。





「ずっと誘ってた」
「え?」
「なのはは、ずっと私を誘ってた」
「そんな、事」

なのはの呼吸が整い出した頃、フェイトがポツリと呟いた。

「我慢してたけど、もう無理」
「な、ぁん・・・」

フェイトの手がなのはのパジャマの裾から入り込み直にその肌に触れる。触れるか触れないかの微妙な加減で縦横無尽に這い回るその手になのはからは艶を含む声が漏れ始める。

「なのは、それわざとだよね」
「ん・・な、なに、が?」
「ボタン。外れてる」
「え?」

会話を続けながらもフェイトの手は止まらない。少しずつ与えられる感覚が段々と強くなってくるせいでなのはの言葉も途切れがちになる。なのははフェイトに言われて自分の今の格好を見下ろした。

「あ・・・・ぁン」
「ずっと、気になって。我慢、してた。ん・・・」
「で、でも・・んぁ、わざと、じゃ・・・ないっ」

目薬は差してもらわないといけない。でも開けるとそこにはなのはの肌蹴られた胸元が目の前に飛び込んできていた。僅かに見えるか見えないかの微妙な位置。ずっと我慢していたのに、それをなのはの一言が全部壊してしまった。


「もう、無理。もう、我慢なんて出来ない」
「ふぇ、いとちゃん」
「なのは」

いつの間にか全て外されていたボタン。フェイトはなのはを見つめながら両手を滑らせその腕からパジャマを抜き取った。目の前に晒される真っ白な肌にフェイトは何の躊躇いも見せずに唇を寄せていった。













まぁ私は何の苦もなくさせますがね目薬


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テーマ:魔法少女リリカルなのは - ジャンル:アニメ・コミック

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