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好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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ヤキモチの対象は生きとし生けるもの、その全て :: 2012/08/28(Tue)

えちゃって楽しいねw。
見る見る間にフェイトさんとかなのはさんが
生き生きとしだすんだよ(≧ω≦ )。

凄いよねぇ。。。感動したよ。


今日は、まぁタイトルを見れば大体分かっちゃうような小ネタ。
中学生・・・かな
元々は、こういう文章じゃなくて、違うのを妄想してたの。
とある方との雑談でね。だけど、気がついたらこうなってたw。
もちろんその方と話してたのは、こういう事じゃ全くないからね?

その内、ちゃんとカッコいいフェイトさんを書きたいなぁ。


って事で続きから








■ □ ■ □ ■ □



のそり・・・


それは大きな身体を揺らしながら、自分よりもはるかに小さな敵を見下ろしていた。右手を一振りするだけでその身体を数メートル離れた壁まで叩きつける事が出来るのではないかと言う程の体躯の差。見るからに勝敗は明らかだった。


けれど、対峙するその者は震える足をグッと地に踏ん張りながらも一歩も引く素振りを見せず、あまつさえその大きなに敵に一声張り上げて自分達に近づくなと威嚇すらする。


なぜこうまで必死になるのか・・・・。誰もその小さな者が逃げ出したとて、ホッと安堵に胸を撫で下ろす事があったとしても、決して責める者などいよう筈もなかったと言うのに。


だがその理由はその者の背後にあった。まだ生まれたばかりなのだろう。小さなわが子をその身を盾にするようにして庇う母の姿があった。そして、それら全てを守ろうとしているのがこの小さな子に他ならないの
だ。







のそりーーー


また一歩。真っ黒な毛並みのそれが近づく。





「フーーーー!!」


両手両足を踏ん張り淡い栗色の毛並みのそれが全身の毛を逆毛立てて臨戦態勢に入った。












ピン、と張り詰めた空気がこの辺りを支配し始めた、その時























「喧嘩はだめだよ」





と何ともこの場には相応しくない穏やかな声が聞こえ、今正に飛びかかろうとしていたその者等の事情など全く無視して、その小さな・・・・・子猫をひょいっと抱き上げてしまった。あまりにも突然の事で、その子猫は驚きに身を固めギュッと目を閉じた。僅かにその脳が認識したものは、自分と同じ淡い栗色だけだった。



しかし、子猫が驚きに身を固めていたのはホンの一瞬。

「フギャーーー!!」

すぐに全身から搾り出すような鳴き声を上げながら、離せと自分を拘束している者の腕に自慢の爪を何度も振り下ろした。


「いたっ!!ちょっ、暴れないで!落ちちゃう。お願いだから、ねっ?何もしないから」


予想していなかった子猫の反撃に、なのはは半分涙目になりながらもその手は決して離そうとはしなかった。落ちちゃうよ、危ないから、と子猫を宥めているその横で、目の前で自分に牙を向いていた邪魔者がいなくなった事で、何の問題もなく目的を果たせる事になった黒猫がその巨体からは想像も出来ないほどの素早さで親子に向かって飛び掛っていた。






「ニャーーーーーー!!」

必死になのはの手の中で子猫のその小さな前足が親子に向かって伸びる。


ダメだ!やめて!!


「ニャーーーーーーーーーッ!!」


悲痛な声が響く中、またしても聞こえるのは



「もう、ダメだって言ってるのに」


と呆れたようななのはの声。子猫を抱えているのとは反対の手の人差し指を黒猫に向ける。ちらりと子猫を見やり、大丈夫だからと微笑んで見せ小さく何かを呟いた。



「ギャン!!」


次の瞬間。一際大きな声を上げて黒猫がその場に落ちた。いや、常識から考えて、飛んでいる軌道上からいきなり真下に落ちる事なんてあり得ないのだけれど、実際に子猫の目の前でその猫は落ちたのだ。何が起こったのか全く理解出来ていない黒猫は、半ばパニックになりながら、そのまま一目散に逃げ出してしまった。


「ね?大丈夫だったでしょう?」


自分に向けて笑顔でそう言うなのはを、子猫は不思議そうな顔で見上げていた。


















「あなたの家族なの?」


そうこの子に尋ねたら小さくにゃぁと返事をしてくれた。


「それにしても無茶するね。あんなに大きな猫、怪我だけで済まないかもしれないのに」


そう言いながら子猫の喉元を擦ると、さっきまでの警戒が嘘のように頬を摺り寄せてくる。


「ごめんね、急に抱き上げたりして」
「にゃぅ」
「にゃは。くすぐったいよ」


さっき暴れて自分がつけてしまった腕の傷を子猫がペロペロと舐めだした。その行動に、言葉を交わした訳ではないけれど、ありがとうとお礼を言われているみたいでちょっと嬉しくなった。



あんな風に興奮した状態の動物に近づくのが危険だと言うのは分かっていた。だけど、この子が必死になって守っているのがもしかしたら家族なんじゃないかって思ったら体が無意識に動いていた。


(必死になってお母さんと兄妹を守って、ついフェイトちゃんと重ねて見ちゃった)


それはもう随分と過去の出来事だった。自分が傷つく事も構わず必死になって母を守ろうとしたフェイト。裏切られ身体も心も傷ついても尚、その母に手を差し伸べようとしたフェイトと何故かこの猫の家族が重なってしまっていた。


(こうして見てると似てるトコなんてないんだけどなぁ・・・)


離した子猫が必死になって家族の元に駆け寄る姿を見てなのはは笑みを零す。子猫達を守っていた母猫は駆け寄ったわが子に頬擦りし、そしてその顔中を舐め回していた。







「なのは?」
「あれ?わっ、ごめんね、フェイトちゃん」
「時間になっても来ないから、心配したよ?・・・・って何があったの?」
「え?あーーっ、とその、ね・・・」


つい時間が経つのを忘れてその母子を眺めていたら、背後から自分を呼ぶ心配そうなフェイトちゃんの声が聞こえた。慌てて時計を見たら待ち合わせの時間はとっくに過ぎていて。ごめんっていいながら駆け寄る私に何故か眉間に皺を寄せる彼女。あれ?って思ってその視線を辿ると、向けられていたのはさっきあの子猫につけられた腕の引っかき傷。

咄嗟に隠したけれどもうその時にはフェイトちゃんの意識は私の背後で何やら暢気ににゃあにゃあ、と声あげる子猫たちに向いていた。


「あの子達がなのはに傷をつけたの?」
「えっ?違うよ、その、何ていうのかな・・・ちょっとしたアクシデント?」
「なんで疑問系になるのかな」


ちょっとだけ困ったような顔をしながら、怒らないから言ってごらんとその目が静かに語っていた。ホントに怒らないでね?と一応念を押してから、私は全ての経緯(フェイトちゃんに似ていたからと言う理由以外)を話した。










「さっき、あの子に舐めてもらったから、こんなのすぐに直っちゃうよ」

全部話し終えて、すっきりして。そういえば、なんてさっきの子猫の様子を思い出しながらそう口を開くと目の前のフェイトちゃんがなんとも言えないような顔をしていた。


「どうしたの?フェイトちゃん」
「あ・・いや。その・・・」
「ん?」
「あのさ」
「うん?・・・って何?」

徐に私の腕を取りじっと見つめるフェイトちゃん。やっぱり怒っちゃったかなぁ・・なんて叱られる事を覚悟したら


「舐められたのってここ?」
「へっ?っひゃい!ちょっ!ちょっとフェイトちゃん!」

何かを言うより早くペロリとその傷口をフェイトちゃんに舐められた。


「フェイトちゃん!何してるの!?」
「いや、なんかさ・・・。なのはが子猫を助けたくなっちゃった理由ってきっと今話した事だけじゃないよなぁとか思ったら、危ないからとか怪我するでしょ、とか叱れなくなっちゃったし」
「ぅっ・・・や、それは・・・ね、ほら」
「うん、それはいいんだけど」
「けど?」
「その子に舐められたなんて嬉しそうに話すから・・・」


何だか面白くなかった、なんて。えっと・・フェイトさん?それって・・・・え?


「・・・猫、だよ?」
「知ってる」
「・・・・」
「何?・・・っ!!なのはっ!」


赤くなってしまった顔を隠すようにそっぽを向くフェイトちゃんの顔をさらに追いかける。何?なんてそっけないそぶりを見せるけど、本当は耳まで真っ赤。何だか嬉しくなっちゃって私はぎゅっとフェイトちゃんの腕にしがみ付いた。驚くフェイトちゃんを無視してそのまま腕を絡ませる。


「早く、行こう!フェイトちゃん」


フェイトちゃんの返事は待たずに歩き出す。何だか今日は一日とってもいい日になりそうな、そんな予感がしていた。















最後まで呼んでいただいてどうもです。色々説明不足な
部分もあるかもしれないけど、あえてスルーでw
(べ、別に面倒だ、とか思ってないからね?)

あ、でも一つだけ。

なのはさんの傷は、フェイトちゃんが治癒魔法をかけて
直しちゃいました。魔法使っちゃだめじゃない!って言う
なのはさんの言葉は、だってなのはも使ったでしょう?
という至極もっともなフェイトさんの切り返しにあい
敢え無く撃沈WW。

まぁ、もともとそんなに咎めるつもりもなかったなのはさんなので
その辺はオールクリアって事でWW


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テーマ:魔法少女リリカルなのは - ジャンル:アニメ・コミック

  1. リリカル 短編
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