好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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保育士の恋 :: 2012/09/02(Sun)

タイトル通りですwww







■ □ ■ □ ■ □


私は自分のデスクでさっき渡されたばかりの一枚のプリントを眺めながら、一人頭を抱えていた。


「どうしたんです?フェイト先生?」
「あ、なのは先生・・・」


そんな私に心配げに声をかけて来たのは、私よりも2年先輩でこの保育園で年長さんを受け持っている高町なのは先生。ちなみに年は今年25歳で恋人は、なし。澄んだ青い空を思わせるような瞳がとても印象的な人で、とっても優しい人。長くてさらさらの髪はきっちりと束ねられサイドの高い位置で結わえられている。仕事中はエプロンをしているのであまり目立つことはないけれども、実はかなりのプロポーションの持ち主。本人いわく、もう少し胸があったら嬉しいらしいのだけれど、私から見たらとても張りのある形のいい胸だと思う。


って!こんな事を言うと私が何だかヘンな人に思われそうだけど、私達は言ってみれば年は違うけれども同僚な訳で、当然同じ更衣室で着替えるんだから。早番や遅番の時は兎も角、何度も着替えの瞬間を見ているわけで。だからその、なのは先生のも、そりゃあ時々は目にする事があって・・・。も、もちろん!


「私のも見られてたりするわけなんだけど・・・」
「え?何か言いました?フェイト先生」
「っ!あ、いや。な、何も言ってない、ですよ」


ブンブンと顔の前で手を振る。いけない、思いっきり声に出して言ってたみたいだ。折角心配して声をかけてきてくれたって言うのに、私ったら。


(でも、こればっかりは仕方ないよ。だって私・・・)


ホントに大丈夫?そんな事を口にしながら首を傾げるなのは先生。いや、もう・・ちょっと待って下さい。その仕草は反則です、先生。それでなくても、おっきなくまさんの顔がプリントされた仕事用のエプロンが、この上もなくなのは先生の可愛らしさを強調していると言うのに・・・。これを見て何も感じない人がいるなんて信じられない!・・いや、むしろそこは歓迎するべきなのか?ライバルが増えるのは私的には好ましくないし・・・・うーん・・・。


好きな人を前にすると、その人以外の事なんてどうでも良くなってしまうようで、さっきまで頭を抱えて悩んでいたプリントの事なんてすっかりと忘れてしまっていた。


でも、それを上手く修正してくれるのもやっぱりなのは先生な訳で・・・・って言うか、先生にしてみれば私の事なんて同僚・・・・いや同じ職場の後輩位にしか思っていないんだろうから仕方ないんだけど。


(好意は持っててくれてると、思うんだけどなぁ・・・)


未練がましくそんな事を思っていると、ずっと握り締めていた件のプリントをひょいっと奪い取られた。


「あ・・・それ」
「にゃはは、やっぱりこの事で悩んでたんだ」
「・・・・はい」


いや、確かに最初はそうだったんだけど、なのは先生に声をかけられてからは違う事で悩んでまして・・・とは言えないので短く返事を返すだけに留める。なんか私って


「かっこわるっ」
「ん?」
「いえ、なんでも・・・・そうなんですよね、どうしたらいいかなって」


つい声を出してしまって慌てる。けれどなのは先生は特に気にした素振りも見せないで私の話を真剣に聞いてくれていた。


「うーん、まだそんなに悩む時期でもないと思うんだけど」
「確かに、時期的にはまだ十分すぎるほど余裕はあるんですけど、でも去年のなのは先生を思い出すと、ちょっと・・・」
「あー。それはねぇ・・・去年はちょっと極端だったよね」


私の言葉になのは先生は去年の事を思い出したみたいで、時々プルプルと頭を振っていた。


「なので、今から胃が痛いと言うか、なんと言うか」


情けない話だが、要するにそういう事だ。保育園で毎年開催される行事の一覧を見ながら、去年の発表会前に起こった父兄・・・というか主に子供たちのお母さんとの「ちょっとした」いざこざを思い出してブルッと身を震わせる。


「でも、フェイト先生が受け持っている年少さんには、そんなに難しそうな父兄さんっていなかったと思うけど」
「はい、今までの交流なんかを見てる分には、確かにそうなんですけどね。でもそれが豹変しないとも限らないし」
「まぁね。でもそんな事言ってたら全部の行事がそうなる可能性だってあるんだし」
「まぁ、そうなんですけど・・・」
「フェイト先生は担任を持つのが初めてだからちょっと気負いすぎなのかもね」
「気負い、すぎ・・・」
「うん。去年のフェイト先生はもう少し力を抜いてたよ?」
「だって、それは・・・だってなのは先生の補助だけでしたし。小さい頃からの夢だった保育士になれて嬉しくて。ただ毎日が楽しかったんですもん・・・」
「だから、それでいいんじゃないのかな?」
「え?」
「毎日を子供達と楽しんじゃえばいいんだよ」
「でも」
「行事の事はその延長線上にあるだけなんだし」
「だけど」
「もう!フェイト先生!」
「は、はい!」


なのは先生の言葉に、「でも」「だけど」ばかりを繰り返していたら、何だか呆れた顔の先生に渇を入れられてしまった。でも、そんな顔もちょっと新鮮でいいなぁ、なんて・・・あーーもう!、私は一体何をしてるんだ。これはこれで、違った意味で頭を抱える問題だよ・・・。とほほほほと自分のいい加減さに乾いた笑みを零す。


けど、そんな私に掛けられた声は想像していたものとは全く違っていて・・・・・


「フェイト先生!」
「はぃ」
「もう、そんなに落ち込まないでよ」
「はぁ」
「ねぇ、今日仕事終わりって何か予定ある?」
「いえ、特には何も」
「そっか、なら一緒にご飯食べに行こう!」
「え?ご飯、ですか?」
「うん」
「誰と?」
「私と」
「誰が?」
「フェイト先生が」


イヤ?ってまたしても首を傾げるその仕草が!だから、先生!その仕草は反則なんですってば!


「是非、ご一緒させて下さい!」


ビシッと立ち上がってガバッと頭を下げる。なのは先生を好きな私が、その先生の誘いを断る、なんていう選択肢があるはずなんてなかった。
















締めが弱い・・・よね(;^ω^)




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テーマ:魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル:アニメ・コミック

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