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好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




恋人は・・・・・ :: 2011/02/20(Sun)

こんにちは、幼稚園児の続きらしきものが出来たのでアップします。が、果たして期待に添えられるのかと言われれば、分かりませんと声高々に言ってしまいそうです。好き勝手書きました。はい、それはもう(笑)。年の差があまり意味のないものになっていたらごめんなさい。

思った以上に長くなりました。どうしましょう。なので、数日に分けさせてください(爆)。全5話、5日に分けて載せていきますね。えっととりあえず幼稚園児のフェイトちゃんは出てきません。さすがに幼稚園児で妄想は膨らまなかったです。最初のが一杯一杯ってことですね(^^;ゞ。

とりあえず、今回はフェイトちゃん15歳。なのはさん22歳のつもりで書きました。
コミカルに始まって少しシリアスにそしてコミカルにが目標です(笑)。


では、続きからどうぞ






まるで、それは嵐がやって来た時のようだった。
















嵐の始まりは、はやてちゃんが持ってきた1冊のファッション雑誌。


「なぁ、このモデルさん知っとる?」
「あぁ、最近海外から来たって言う若手のモデルでしょう?」
「あっ、ホントだ。綺麗な子だよね」
「・・・・・・」
「なのは、何ボーっとしてるのよ」
「えっ、あっごめん。あんまり綺麗な子だから見惚れちゃってた。にゃははは」


と半分本気の冗談を交わしながら話しているとはやてちゃんが


「ホンマに美人さんやよねぇ。せやけど、どっかで会うた事があるような気がするんやけどな~」
「あれっ?はやてちゃんも感じたんだ。実は私もなんだけど・・・・・」
「何よ2人して。使い古したナンパの手口じゃあるまいし。それに売出中って書いてあるんだから、テレビにでも出てたんじゃないの?」


そう言ってさっさと先を歩き出してしまった。ああそうかもね、なんてあっさりとその事を頭の隅から押し出して、また4人して他愛もない話をしながら正門を通り抜けた。





「高町なのはさん」


正門を抜けた所で突然声をかけられた。女性の声だったのと、問い掛けるように言われたのではなくて、呼び止められたようだったのでつい

「はい?」

と返事をしながら振り返ってしまった。けれど、そこに立っていたのは、見覚えのない女性だった。誰だっけと首を傾げながら考えていたら後ろから突然

「あーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

ってはやてちゃんが大声をだしたから、振り返ってうるさいよって言おうとしたんだけど、出来なかった。だってその女性が私に会いたかったよっていいながら抱きついて来たんだもん。


一瞬にして硬直。あっいい匂いだなってなんか現実逃避的な事を考えていたら


「何やってんのよ、このバカ」


って言いながらアリサちゃんがその女性の頭を殴りつけた。腕が緩んだ一瞬の隙をついて私を引き剥がして、警察呼ぶわよって脅してた。アリサちゃんって凄い。なんて思っていたら、


「え~~~、覚えてないの?酷いよ、なのはせんせぃ・・・」

って泣き出してしまった。


えっ?・・・あれっ・・・・・・なの、は・・・せんせ、い?
じっと彼女を見つめる。





金色の長い髪





赤い、瞳




なのは、せんせい





『じゃあ、こいびとになってあげる』






『なのは~』






『おっきくなったら むかえに行くからね。』




「・・・・・」


「・・・・」


「・・・」


「えーーーーーーっ!!。ふぇ」


「フェイトちゃんや!!」


それまで黙っていたはやてちゃんが急に叫んだ。うぅ、はやてちゃん、それ私のセリフだよ~・・・・


「迎えに来たよ、なのは」


そう言ってとても綺麗に微笑んだ。高町なのは22歳。平凡な私の人生の終わりを告げた瞬間だった。















翌日、私達4人は講義の合間の休憩中に昨日の話で盛り上がっていた。

「やっとなのはにも春が来たわね」
「そうだね、おめでとうなのはちゃん」
「私が狙っとったんになぁ、なのはちゃん。まぁせやけどフェイトちゃんが相手なら文句もないし、幸せになり」
「ちょっ、ちょっと皆、勝手に盛り上がらないでよ、もう。第一フェイトちゃんとはそんなんじゃないもん」
「だって、あの子すっかりその気だったし、なのはだって嬉しいんでしょ、長い間忘れないでいてくれて」


あんたは忘れてたけどねって最後の一言は余計だよ。アリサちゃん。そりゃああんな話聞いたら、嬉しくないって言ったら嘘になるけど・・・・。





昨日、あの後、正門の前で騒いでいたらだんだん人が増えてきちゃって、そのままだったら大変な事になりそうだったから、アリサちゃんが場所を変えるわよって言った言葉にみんな賛成して、とりあえず、ウチでやってる喫茶店「翠屋」に移動したんだよね。移動する間ずっと手を繋いでて、嬉しそうだったなぁフェイトちゃん。あんまり嬉しそうにしてるから離してって言えなかったもん。


で、とりあえず一旦落ち着いて、みんなフェイトちゃんの事知らないから、自己紹介から始めたんだけど、

「ハラオウン?」

私はあの頃はなかったはずの名前につい聞き返してしまった。

「ああ、うん、あのね。私小学校に入る直前にお母さんとお姉ちゃんを亡くしたんだよね。」

えっ!と一瞬で固まる空気。私ったら何を聞いてるんだろ。段々と重くなりそうな気配を敏感に察して、フェイトちゃんが慌てて話を続けた。


「あのね、そんなに静かになられるとこっちも困っちゃうんだけど、もう平気だから。大丈夫なんだよ」


あのね、と話を続けるフェイトちゃん。沢山辛い事があったんだね。でもフェイトちゃんを引き取って養女にしてくれた人がとってもいい人で良かった。フェイトちゃんの笑顔、あの頃と全然変わってないのがその証拠だよね。


「でもね、その人、その頃はまだ海外で仕事してて、私だけここにいる訳に行かなくてね、なのはに会えなくなるのが寂しかったけど、一緒に向こうに行ったんだ」


それにね、これがあったから頑張れた、そう言って差し出した1枚の写真。いつも持ち歩いているというそれは、蒼いパスケースに入れられて、とても大事にされていたのが分かる。


「これって、あの時の?」
「そうだよ、こっちがなのはでその隣がはやて先生、なのはの隣にいるのが私」


そうだ、覚えてる。職場体験初日に、記念だからって園長先生が撮ってくれたんだ。大勢の園児に囲まれて恥ずかしそうに写っている私とはやてちゃん。思わず顔を見合わせてちょっと照れ笑い。


「フェイトちゃんだね」
「そう、笑ってるでしょ。私の宝物なんだよ。私の初恋の大切な思い出」
「えっ?」

私の・・・・・・はつ、こい?


初恋って言葉にいち早く反応したはやてちゃん。

「ああ、そういえば、まっててね~言われた時、キスしとったよね」

そうかやっぱりフェイトちゃんは恋しとったんやね~なんて言ってニヤリと笑う。


「ちょっ、キ、・・・あ、れは、ちがっ」
「ああ、したね」

私が違うと否定しようとしたのに、事もあろうかフェイトちゃんが認めてしまった。だけどあの時のあれは

「ほっぺに、ちょっとしただけでしょ!!」
「それでも私にとっては初キッス」

なんでそんなにいい笑顔で言うのかな、この子は。ついつい、まぁいっかって気になっちゃうじゃない!

「なるほどね。それでこっちに来てすぐになのはに会いに来た訳だ」

なるほどなるほどと、しきりに感心するアリサちゃんとすずかちゃん。2人共、納得するの早すぎ。




「ねぇ、なのは。浮気しないでちゃんと待っててくれた?」
「ちょっ、浮気って何?私、別に」
「あぁ、せやねぇ。浮気言うか浮ついた話一つ聞かんかったね、そういえば」
「な、何言ってるの、はやてちゃん!」
「そうよね、なんだ、ちょうどいいじゃない、この際」
「ふふ、そうだね。2人共結構お似合いだし。」
「ちょっ、この際って何?もう待ってよ、どうして本人無視して話進めちゃうの。大体浮気も何もそもそも私とフェイトちゃんは女の子同士で・・・・」
「えっ、でも海外じゃあ、そんなの珍しくないよ。私は別に構わないし・・・。でもなのはは私の事嫌い?」
「いや、嫌いもなにも・・・・」
「何よ、なのは。あんたそんな事言うの?本当はずっとそんな風に見てたんだ。」

冷たい視線が突き刺さる。

「あー、もう違うの。そんな事思ってない。別に相手が女の子でも好き合ってたらそれでいいよ」
「なら、問題ないじゃない」

ニヤリと笑うアリサちゃんを見て、やられたって思った。女の子同士を否定するつもりは全くない。二人が幸せなのが一番だし、そんなのアリサちゃんやすずかちゃんを見てれば分かる。第一フェイトちゃん凄く綺麗になってるし・・・・ってあーーーもう、そうじゃなくて。


「フェイトちゃんモデルさんでしょ。今は少しこっちでお仕事してるだけでしょ。すぐに向こうに帰っちゃうじゃない。」

あれっ、言っててなんか・・・・これじゃあ本当にお付き合い前提みたいになってない?

「ああ、それなら大丈夫。日本には一時帰国じゃないから。これからはこっちを活動拠点にするんだ。それにね」

モデルなんて本当はどうでもいいんだ。なのはに早く会いたくてやってただけだからって、そんな事いわれても・・・・・。


「これはもう、決まり、やね」
「そうね」
「そうだね」
「なのはちゃん泣かせたら承知せんよ」
「分かってるよ、絶対にそんな事しない」


私の意見も・・・・・・だれか聞いてよ。



力なく私は呟いた。













「で、どないすんの」
「なに、が」
「分かっとるくせに」
「あの子、本気よ。みてれば分かるわよ」
「それは、嬉しいけど、でも」
「やっぱり、女の子同士って事?」
「それは違う!そんなの関係ないよ。でも」
「なら何なのよ」
「7歳も違うんだよ?それに急にそんな風に見てっていわれても」
「そんなん後から考えたらええやん。何もいきなり恋人って言わんでもええ事や」
「そうよね。とりあえずちゃんと2人で話し合いなさい」
「そうだね、それがいいよ」
「今日、会うんでしょ?」
「うん、フェイトちゃん、色々挨拶回りがあるらしいけど、夜は空いてるからってご飯食べに行こうって言われてる」
「なら、ちゃんと話してきたらええよ。」
「うん、そう・・・だね」

まぁ、そんなに難しく考えんで、ってはやてちゃんは言ってくれた。
あーーー、ホントどうなるんだろ。私。










ここまで読んで頂いてありがとうございます。σ(^_^)の中ではアリすずもほぼ公式設定(笑)なのでそれ前提でお願いします(笑)ではまた続きは明日・・・・










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  1. 恋人は・・・・・・シリーズ
  2. | comment:0
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