好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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怒られたら引っ込める :: 2012/10/18(Thu)

ある方のイラストから、勝手に妄想。

見た時からちょいちょい書いてフォルダに
入れっぱなしにしてた(^^;ゞ。


許可は取ってないし、イラストの可愛らしさが
微塵も出てないから、「ちげーよ( ゚Д゚)ゴルァ!!」って
怒られたらソッコー下ろす(^^;ゞ。


そんな訳で(イラストはキュンキュ──(ω'∀'ω)──ン♪ってなるよ)

続きからドゥゾ♪(っ'ω')っ))










■ □ ■ □ ■ □


「ふぇいとちゃん、ふぇいとちゃん」
「どしたの?なのは」
「こっちこっち」


教室には沢山のお友達。深い紺色の集団の中に目立つ金の色。フェイトちゃんと呼ばれて振り向いた少女の髪は、お日様が更にそれに輝きを加えて教室の中で一際キラキラと輝いて見える。ツインテールにしている長い髪が歩くたびにふさふさと勢い良く揺れていた。


こっちこっちとフェイトちゃんを呼び寄せたのは、淡い栗色の髪の少女。なのはと呼ばれたこの子は、最近やっと結べるようになったフェイトちゃんとのお揃いのツインテールが今一番のお気に入りの髪型。


そんななのはがフェイトちゃんの手を引いてやってきたのは、絵本が沢山ある図書室。


「えほんがよみたいの?」


そう言って首を傾げるフェイトになのはは「ちがうよ」と返事をすると一番近くに置いてあった椅子によいしょと腰掛けた。


「ふぇいとちゃんもすわってね」
「うん」


二つ並んだ小さな椅子に腰掛けて、あのね、となのはが口を開く。



「もう、じゅんびできた?」
「じゅんび?・・・ぁ、どようびの?」
「うん!」
「できたよ!なのはは?」
「わたしもできたの!あのね・・・」


準備と言われて何の事か考えたのはほんの数秒。フェイトは満面の笑顔をなのはに向けながら楽しそうに出来たよと答えると、なのはも両手で口元を隠しながら、けれども溢れる喜びは隠すことなく、あのねあのねといかに自分がそれを待ち遠しく思っているのかを一生懸命フェイトに話し始めた。そんな2人の「ないしょのおはなし」は、2人を探しに来た担任の先生に見つかるまでずっと続いた。













そして、土曜日



「なのはーっ、きたよー!」


ガラリと玄関が開くのと、可愛らしい声が家中に響くのは同時。奥の方からは「ふぇいとちゃんだ!」と言う声がしたと思ったらパタパタと駆け寄ってくるなのはの姿。気が逸る2人は挨拶もそこそこになのはがフェイトの手をとって家の中へと連れて行ってしまった。

そんな我が子等の姿を見て、呆れたように顔を見合わせクスリと微笑む2人の母親は、仕方がないわねぇなんて口にしながらのんびりとリビングへと向かう。


しばらくすると、なのはの部屋から歓声とも悲鳴とも取れる二人の声が響く。首を傾げたのはフェイトの母親のプレシア。何事?と桃子に尋ねると、今に分かるからと意味ありげな言葉を呟き、微笑んだまま口を閉ざした。その直後に、今度はバタバタと大きな足音を立てたフェイトが何かを大事そうに抱え、頬を紅潮させながら母親の元へと駆け寄ってきた。


「どうしたの?フェイト」
「あのねあのね、これ見て」


興奮冷めやらぬフェイトが、見て、と言ってプレシアに差し出したのは


「?・・・パジャマ?」
「そうだよ!すごいでしょ!なのはと一緒なの!おそろいなんだよ!!」
「え?お揃い?」


お揃いという言葉に驚いて桃子を見るプレシア。そんなプレシアに桃子は、先日の買い物の時に見つけたのだと説明した。丁度いい具合に2着残っていて、これまた丁度いい具合にサイズも2人にピッタリだと思ったら思わず手が出てしまったと笑う桃子に、なんだか悪いわねと苦笑を零す。今度何かお礼をするから、と折角なので今日は有難く桃子の好意を受け取ることにした。










お揃いの、と言うのが余程嬉しかったのか、なのはとフェイトは夕食の後、早々にお風呂を済ませて早速そのパジャマに袖を通す。



「見てみて、なのは!ここにね、耳が付いてるの!」
「ふぇいとちゃん!見て!ねぇかわいい?にあうかな?」
「すっごい、かわいいよ、なのは。おはなもね、おひげも付いてる」
「にゃはは、ふぇいとちゃんにもついてるよ」
「「お揃いだねーーーっ!らっこさん!!」」


きゃっきゃとはしゃぎながらお互いの格好を見ては大喜びの2人。それぞれの母親の元に駆け寄り、お揃いの姿を披露して、そのまま部屋中を走り回る勢いで遊ぶ。一体この小さな体のドコにそんなエネルギーが溜め込まれていたのだろうかと首を傾げたくなるくらいには2人して所狭しと転げまわっていた。



母親達はそんな我が子の姿を微笑ましく眺めながら、こちらはこちらでおしゃべりに花が咲く。どれ位話し込んでいたのだろうか。気が付いたらあれ程はしゃいで、走り回っていた2人の姿がパタリと見えなくなっていた。


「ねぇ、あの子達どうしたのかしら?」
「そういえば急に静かになったわね」


ソファから立ち上がり二人揃ってなのはの部屋に向かう。



「あら」


開けたドアの先には


「まぁ」


遊びつかれてなのはのベッドで寝落ちている二人の姿があった。


くすくすと笑いを堪える2人の視線の先。しっかりと手をつないで、顔を突き合わせて眠る我が子達。しかたないわね、と桃子がシーツを引っ張り出して2人に掛ける。よほど気に入ったのね、とプレシアがフェイトの頬をちょんと突付けば、ふにゃりと口元を歪めむにゃむにゃと何かを話しているよう。



「もう、このままでいいわよね」
「そうね」


ぐっすり眠る我が子達におやすみなさいと小さく声をかけて2人はそっとなのはの部屋を後にした。



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テーマ:魔法少女リリカルなのは - ジャンル:アニメ・コミック

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  2. | comment:0
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