好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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ハロウィンは挫折した(´∀`) :: 2012/11/01(Thu)

個人的にこのジャンル?キャラ?種族?は私では上手く
表現できないんじゃなかろうかと、ずっと避けてまして(;^ω^)。

なら何で今更?と思うでしょうが、これがね(^^;ゞ

「首筋に噛み付いている云々」

ってシチュで頭に真っ先に浮かんだのがこれで、実はそれ以外の
話しが出てこなかったっていうね(^^;ゞ。しょぼい脳内のせい←

ただ設定的には自分でも結構気に入ってたりするヾ(=д= ;)ォィォィ。
表現力とか全然足りてなくて(〟-_・)ン?ってなるトコもあるかも
知れないけど、その辺はまぁ大目に見といてください(ノω`)。



続きから覚悟の出来た方はお入りくださいませ┏○ペコ






■ □ ■ □ ■ □


「っ・・・」


チクリと走った痛みに思わず声を出してしまった。そのせいで、私に覆い被さり今正にその痛みの原因を作り出した彼女の動きが止まる。そっと目を開けると私の首筋にそれをほんの少し突き立てた状態のまま先に進んでいいのか躊躇う彼女の姿が見えた。


「だ」
《平気?》


行為を続けて欲しくて言葉を掛けようと口を開いたその瞬間、直接頭に彼女の「声」が響く。



「・・・・・ん。いいよ、大丈夫」


体勢が体勢だけにその綺麗な瞳を見て笑いかけてあげる事は出来ないけれど、それでも私は口元を緩めながら大丈夫と答える。



私の身体に余計な力が入っていない事は触れている肌で感じているはず
声だって、いつもと同じように出てる。
緊張もしていない。
覚悟は・・・とうに出来ている。


だから


「平気・・・大丈夫だから、続けて?・・・フェイトちゃん」

《・・・分った。でも辛かったら言って。すぐにやめ》

「やめちゃダメだよ」

《でも》

「止めるのなら私・・・辛くても声、出さないから」

《なのは・・・・全く、キミは本当に頑固な・・贄だね》


僅かに首元に触れていた唇が動く。フェイトちゃんが笑ってる。


「言ったでしょう?。贄だからって甘く見ないでって」

《そうだったね・・・ならお喋りはもう終わりだ。なのは、キミは私に差し出された贄だ。キミが私を拒むと言う事は、あの村の終焉を意味する。二度と村に戻る事は許さない。キミは・・・私のモノだ。なのは》


私を贄だと、自分に捧げられた供物なのだといつもあなたは口にする。だけどそれが私に対する優しさだって事、ちゃんと知ってるよ。


私が、人ではなくなる事への罪悪感を持たなくていいように。その行為は自分の一方的な支配の為のモノだと思い込ませるかのように。私が逆らえば、私の生まれ育った村を一晩で、その存在ごと消してみせよう。私にはその力があるのだと。だからキミはここから、自分の傍から一生離れられない「贄」としてこの先を生きるしかないのだと。


その燃えるような真っ赤な瞳で・・・今にも泣き出しそうな顔で私に告げた一族の長。優しい、ヴァンパイア。


ありがとう。フェイトちゃん。でも、いいんだよ。私、知ってるんだ。全部・・・そう全部。だから、ね?。私には必要ないの。そんな逃げ道みたいな言葉。私は自分の意思でそう決めたの。あなたと共に在るために、あなたと同じになりたいんだって。










名を呼ばれるのと同時にフェイトちゃんが再び動き出した。その牙は皮を裂き肉に食い込み私の首筋へとずぶずぶと沈んでいく。牙がその根元まで突き刺さった時、私の身体に一瞬電気のようなものが走った。耳元でごくごくと喉が鳴る音が聞こえる。あぁ、今、私は血を吸われてるんだなって思ったけれど、なんだかふわふわとしていて、それが本当に今起こっている事かどうかを正直、理解出来ていた訳ではない。だって気が付いたら私は何事もなかったかのように寝室のベッドに横になっていたのだから。






「ふぇ・・・・・と・・・」
「黙って、なのは・・・・その、ごめんね」


まだ意識のはっきりしない私を覗きこむようにして見ていたのはフェイトちゃんだった。愛しい彼女の名を呼ぼうとして口を開いたけれど上手く呂律が回らなくて最後まで言葉を紡ぐ事は出来なかった。



何がごめん、なの?
どうしてそんなに困ったような顔をしているの?
私じゃ・・・ダメ、だったの?


そんな不安が顔に出ていたのだと思う。すぐにフェイトちゃんは表情を崩して、そうじゃないんだと私にそっと口付けをくれた。


「本当は、もっと身体の変化になのはが馴染んでからでないといけないんだけど、でも、もう限界なんだ。我慢、出来ない。なのは、私はキミを抱くよ」


最初に言われていた事だった。吸血行為が上手くいけば、その時は今度こそ自分は私を抱くからと。だけどそれはある程度時間を置いてから。そうしないとその行為せいで精神が壊れてしまう可能性があるからと。



こんな事、初めてだ。フェイトちゃんがポツリと呟いたのを私は聞き逃さなかった。フェイトちゃんがこれまで何人の人間を抱いたのかは分らない。私よりもずっと長く生きている種族なんだからそれは仕方のない事。けど、ある時を境にフェイトちゃんは自分だけの供物としての贄を傍に置かなくなったと聞いた。そのフェイトちゃんが私を望んでる。その事がどれ程うれしい事か、あなたは知らないでしょう?。


だからね、まだ言葉を上手く紡げないけど、それでも精一杯の想い込めて貴女に伝えるよ。


「うれ・・し、いよ。ふぇ・・・・いと・・ちゃ・・。わ、たしを・・・抱いて・・・・」



貴女と共に往く者として認めてくれるのなら、貴女のその手で私を・・・・。



















「抱くよ」


言い切ってはみたけれど、少しでもなのはが怖がったり、不安そうな顔をしたら、この欲情を押し留めるだけの鎖はまだ持っていた。


なのに



「わ、たしを・・・抱いて・・・・」



そのたった一言が。


私の全身全霊の決意なんてもの、最初からなかったかのように、握りしめていたはずの鎖を粉々に砕いてしまっていた。










傷ひとつなかった真っ白な首筋に、小さな赤い傷が二つ。つい今し方、私がこの牙を食い込ませていた場所だ。前に人間の贄にこれをしたのはいつだっただろうか。どれ程記憶の糸を手繰り寄せても何も思い出す事はなかった。それ程までに私は贄というものを望んでこなかった。


なのにどうして今、私は、それを望んだのだろうか。飢えか?。渇きか?。それとも、滅んでいく我ら同胞の姿を見て、自分を重ね怖くなったのか?




いや・・・違うな。




飢えも渇きも、私にとってはどうでもいい事だった。同胞が次々と滅んで、次に滅ぶのが私だったとしても、それが世の理なのだとしたら、やっと来たかとむしろ喜んで受け入れた。



望んだ理由はそんな小さな事では、きっとなかった。あれが・・・私に差し出された贄が「なのは」でなかったら、私はきっと滅びの道を選んだ。



そう、ただその贄が「なのは」だったから。望んだ理由はそれだけだ。













その場所に舌を這わせるとピクリとなのはの身体が反応した。何かを感じる行為では、まだない。けれど吸血行為の後の人の身体は、自分達が思っている以上に過剰に反応する。



「なのは、力を抜いて、全部を、私を受け入れて。痛くしないし辛い思いもさせない。その身を全部私に・・・・」


委ねて欲しい。そう続けようとした口をなのはの両手が塞ぐ。分ってるから、何も言わなくていいからとその澄んだ蒼い瞳が言っていた。なのはの両手がそのまま私の頬をすべり首の後ろへと回される。全く力など入っていないその腕に絡め取られながら私はこの身体をなのはに預けた。


「いいよ。全部フェイトちゃんのものだから」
「っ!!」


耳元で、囁きよりも小さな声。私達の聴覚でなければ聞こえなかった空気の震え。


(全く、キミは・・・。私の努力は一体・・・)


既に理性の鎖は砕け散っていた。けれど、最後の一線でなのはを壊さないようにと縛り付けていた熱をもなのははたった一言で解き放ってしまう。


「なのは・・・私だけの、贄・・・・・」


解き放たれた欲情は、多分キミを喰らい尽くすまで鎮まる事はないだろう。



なのは・・・・私の贄。





私と共に、未来永劫ーーーーー
















朝日が昇る少し前。完全に意識をなくしたなのはを抱え窓辺に立った。見下ろしたなのはの身体には行為の後がありありと残り鼻につく匂いも2人のものが入り混じっていた。


トントンとドアをノックする音に私は振り返る。


「はやて?」
「せや。入っても、ええ?」
「構わないよ」


その言葉に、はやては音もなく室内に足を踏み入れた。


「なんや、終ったばかりなん?」
「そうだよ」


呆れた顔を隠す事無くそう口にするはやて。まぁそれも仕方ないか。何しろ私もなのはも何一つ身に着けてはいないのだから。


「なのはちゃん、意識があったらめちゃ怒ったやろな」
「かもね」

はやての言葉にくすりと笑みを零す。そのはやてはドアの前に立ったきりこちらに近づこうとはしなかった。


「ええんやね」
「いいよ」
「後悔は?」
「しない。二度と手放すつもりはないからね」
「そうか」


私を見て嬉しそうに笑顔を見せるはやて。久し振りに見た心からの笑顔だった。長い事心配かけてごめん。けど、もう大丈夫。そう言った私の顔を見ながら古い友人はそっとまなじりを拭っていた。












おつかれっした┏O)) アザ━━━━━━━ス!。

何となくあちこちネタをばら撒いてるような気がするでしょ?
それね、気のせいだから(笑)。

謎は謎のままただ放置民(笑)。多分この位が限界だと思うんだ。
でもね、書いてて楽しかったよ。心に闇を抱えてるフェイトちゃん
いいよね( `д´⊂彡☆))Д´)パーン

その心を溶かすなのはさん、マジ天使(笑)。



そういや、明日ゆかりんのライブなんだね。行かれる方は
楽しんでいらして下さいませ。

さて、次は長編だぜぃ(拳、グッ)







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テーマ:魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル:アニメ・コミック

  1. リリカル パラレル
  2. | comment:0
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