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好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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せっかくなのでねww :: 2012/11/11(Sun)

イベントだしねwww。

中学生な2人。
私にしては珍しくなのフェイな仕上がりになってるかな(ノω`)。

楽しんでいただけたら、これ幸いwwwww。







■ □ ■ □ ■ □



しんと静まり返った教室。


そこから聞こえて来るのはカチカチと規則正しい音を刻むアナログ時計の音と、カリカリとノートにペンを走らせる音。それからふと思い出したように開かれる教科書のページを親指が弾くペラペラと言う音のみ。


・・・・・のはずだった。ホンの数分前までは。






ポリポリポリ


自分と対面に座っている人物から漏れる小さな音。然して気になるほど大きな音ではないのだけれど、如何せん、音の元になっているものには些か納得できないもう一人の人物。



ポリポリポリ


相変わらず音は止まない。しかも割りと規則正しく響いてくる。


ポリポリポリポリ


「・・・・・・・」

さっきまでノートにシャープペンシルを走らせていた金髪赤瞳の少女がカタリと机にそれを置いた。


「ねぇ、なのは」
「ん~」


名を呼ばれた栗色蒼瞳の少女、高町なのはが口に1本咥えながら、自分を呼んだ少女、フェイト・T・Hを見つめる。


「それ」
「ふぉれ?(どれ?)」
「もう!なのは」


口に咥えたままどうにも間の抜けた返事を返すなのはにフェイトは呆れたように口を開き「それ」と指差したものをひょいとそこから奪い取った。


「あっ!何するの?フェイトちゃん」
「何するの、じゃないでしょ?ここ学校だよ?」
「知ってるよ?」


当たり前じゃない。なんて表情でフェイトが奪い去ってその細くしなやかな指に摘まれていたものにパクッと食いついた。


「あ!もう・・・ダメだよ。学校でお菓子なんて食べてたら」
「だって、これ先生がくれたんだよ?」
「それはそうかも知れないけど」
「それに、疲れた時って甘いもの欲しくならない?」


なんて言いながら、ちょこんと首を傾げる。持っていた小袋から新しい1本を取り出して、どうぞ、なんていいながらフェイトの口元にそれを近づけた。


目の前に差し出されたお菓子・・・「トッポ」。中までチョコたっぷりとCMでおなじみのアレだ。それ自体はフェイトも嫌いではない。たまに甘いものが欲しくなるし、どちらかと言えばポッキーよりも好んで食べているかもしれないそれ。


だがしかし、そうは言ってもここは学校と言う場な訳で、しかも自分は欠席していた間の課題を提出する為に、所謂居残り、をしている訳で。そんな最中に教室でお菓子をつまみ食いなんて気が引けてしまって仕方が無い。



「もう、フェイトちゃんはちょっと真面目すぎると思うんだけどな」


となのはは差し出していたそれを引き戻しパクリと自分で食べてしまった。


「そういう、問題じゃないと思うんだけど?」
「じゃあどう言う問題?」
「だって学校でお菓子食べるのって禁止されてるし」
「でも、この間。昼休みに私があげた飴、食べたよね?」
「それは・・・だって・・・なのはが・・・」
「ん?私?」


ごもごもと何やら口ごもりながら言うフェイトに、なのははある事を思い出した。


(そう言えばあの時って・・・・)


ニヤリと口元が緩む。目の前のフェイトは若干頬を染めつつ再びシャーペンを取りノートに向かおうとしていた。


なのはがチラリと袋の中を確認すると貰ったトッポの小袋には最後の1本が。「それ」は早く自分も食べて、となのはに訴えかけていた。


ゆっくりと袋から取り出して、それを咥える。ホンの少しフェイトに向かって身を乗り出しながらなのはは彼女の名を呼んだ。


「ねぇ、フェイトちゃん」
「何?・・・っ!」


フェイトが顔を上げると、そこにはトッポの端を咥えたなのはの顔が、さっきよりもずっと近い場所で自分を待ち構えていた。


《フェイトちゃんも食べて?》


直接頭に響く、さっきまでとは全く違った甘い声。ん、と突き出された唇はトッポを咥えているのと、今の念話のせいで妙に色気を含むモノにその姿を変えていた。


「な、のは・・・」


発した声は思っていたよりも揺れていて、フェイトの動揺が手に取るように分かる。



《フェイトちゃん》


くすりと緩められたのはなのは頬。フェイトの視線は既になのはの口元に縫い付けられたままだった。



《食・べ・て?》


その微笑みは無邪気な中学生のそれではなくて、怪しげな色と艶を含んでいた。







ゆっくりと持ち上げられたフェイトの右手がなのはの頬に添えられる。



ポリッ


小さく一口それに噛り付く。と、縮まるのはなのはと自分の距離。



ポリッ


二口目を口にすれば、もう目の前には桜色の唇が。そのまま残りを口にしてフェイトはその距離をゼロにした。










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テーマ:魔法少女リリカルなのは - ジャンル:アニメ・コミック

  1. リリカル 短編
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