好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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ずるい・・・ :: 2012/12/31(Mon)

今年の最後は小ネタです(^ω^)


5時間以内に1RTされたら高校舞台で甘甘なフェイなのを
書くべきです。


昨日のお題です(^ω^)。思った以上に早くRTされまして(^^;ゞ


折角なので小ネタですけど、笑っていただければ。



来年もまたよろしくお願いいたしますm(o´・ω・`o)mペコリン







■ □ ■ □ ■ □


「えーっと・・・ごめんなさい」


お決まりの文句を口にして目の前の生徒に頭を下げた。一瞬、何かを言いたそうに口を開きかけたけれど、ちょうどいいタイミングで屋上へとやって来た別の生徒に気がつきそのまま口を噤む。

俯いたまま、どうしても?と言う小さな声が聞こえたから、どうしても、と半ば投げやりな返事を返したらわかった、とその生徒はそれ以上は何も言わずに、そのまま屋上を後にした。




バタンと鉄扉が重たい音を立てて屋上と校内とを分離した音を確認して、私はゆっくりと場所を移動した。









「私の事ダシに使うのやめて欲しいんだけどな」

フェンスから身を乗り出し、私に背を向けたままそう言葉を投げてよこしたのは、さっきタイミングよく屋上へやって来た生徒。

「だって、長引くと面倒なんだもん」

そういいながら私はその生徒の隣でフェンスに背を預けて空を見上げた。


「今月で何回目?」
「うーん・・・3回、かな」
「相変わらずモテモテだね」
「えーっ?!。それをフェイトちゃんが言うの?ずるくない?」
「ずるくないよ?私、そんな事ないもの」
「嘘だ」
「本当だよ」
「・・・・嘘。知ってるもん、私」
「・・・何を?」
「この間・・・校門のトコで告白されてた」
「・・・・見てたの?」
「見えたの」
「・・・・・断ったよ?」
「・・・知ってるけど」


ちょっとだけ拗ねて見せる。くすりと笑って、フェイトちゃんがフェンスから離れると、私の方に移動してきて、今度は私と向き合ったまま両手でフェンスを掴んだ。


「なのは、やきもち?」
「そんなんじゃないもん」


言い当てられたのが悔しくてそっぽを向く。


「ばかだなぁ、なのは」
「どうせ馬鹿だもん」
「でも、かわいいよ?なのは」
「なっ!今、そんな事言ってるんじゃ、っ」


突然恥ずかしい事を口にするから、思わずフェイトちゃんを睨み付けたら、凄く近くにフェイトちゃんの顔があってびっくりした。


「素直じゃない所も、かわいいよね、なのはは」
「っ。だから、可愛くないってばっ・・・・フェイトちゃんの方が・・・・」
「ん?何?、聞こえない」


恥ずかしい事を何度も言われて、だけどすぐ近くにフェイトちゃんの顔があるから視線を逸らすのが精一杯で。私なんかより、フェイトちゃんの方がずっと可愛くて綺麗なのに。そう口にしようとしたけど、やっぱり近すぎるフェイトちゃんにこっちが恥ずかしくなって。最後まで言えなくて。


だけど、いつまでも余裕たっぷりなその顔が悔しくて悔しくて仕方なかったから、私は勇気を振り絞る事にした。



「え?」


すぐ近くにあるフェイトちゃんの顔。私がホンのちょっと動けばすぐにでも唇が触れ合う距離で私はフェイトちゃんの腰に両手を回して抱きついた。私の方からこんな事をするのって凄く珍しい事だったから、フェイトちゃんの体が強張ってるのがよく分かる。

フェイトちゃんでも緊張するのかな?なんてそんな事を思いながら耳元に口を近づけて、さっき私が言いかけた言葉をそこで小さく囁いた。




「フェイトちゃんの方が私よりも可愛いし、もっとずっと綺麗だよ?」
「・・・・・」



あれ?反応なし?


少し位は慌てくれるかなって思ったけれど当のフェイトちゃんは全く動く気配はなし。やっぱりこれ位じゃだめなのかなぁ、そんな事を思いながらフェイトちゃんから離れようとしたら、今度は逆にフェイトちゃんの腕に抱き寄せられた。


「え?・・・ぁ・・・」


その時やっと私は気がついた。ホンの一瞬、フェイトちゃんと離れた瞬間、真っ赤になった首筋と耳朶と。それから物凄く早くなった心臓の音に。


「なのは・・・それは反則だよ」
「・・・だって・・・いっつもフェイトちゃんばっかり」

私だって。そう続けようとした言葉はフェイトちゃんの口付けによって阻まれてしまった。


「なのはのくせに・・・」
「フェイトちゃんだって、ずるい・・・」
「ずるくな・・・・・」


ずるい・・・そう口にしながら今度は私からキスをする。やっぱりずるいよ。フェイトちゃん。そうやってキスしてごまかそうとするんだもん。でも、そんなトコも全部、どうしようもないくらい本当に・・・


「大好き、フェイトちゃん」
「・・なのは。私も好きだよ・・・大好き、なのは」



5限目の始まりを告げる鐘の音を遠くに聞きながら、私達は屋上に来てから3回目のキスをした。














甘くなっているかが心配ですがww
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テーマ:魔法少女リリカルなのは - ジャンル:アニメ・コミック

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