好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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こんなものも書いていたらしい(笑) :: 2013/03/19(Tue)

いつ書いていたものやら(汗)。

多分この続きに行き詰って放置してたんだろうな。
でもまぁ、今は小ネタ祭り(いつから?)の真っ最中
なんで、いっかぁ(テヘペロ)って事でむりやり晒す!



フェイトさん29歳。
なのはさん妖怪(笑)。多分座敷童子みたいなもの。

ある事情から家を手放すことになったフェイトさんを
ひたすら待ち続けたなのはさんのお話・・・だったみたい(笑)


ものすっげ中途半端でした(汗)
ごめんなさーい。








■  □  ■  □  ■  □


「もう遠慮はいらん!思いっきりやってくれ!」

(何?・・・・誰?・・・・)

屋敷の前で叫ぶ人間達の声で目が覚めた。重たい体を引きずるようにして立ち上がり、二階の窓から声のした方へと視線を送るとそこにいたのは作業服を着こんだ大勢の男達と、たくさんの重機。それらは今まさに自分のいるこの屋敷を取り壊そうと鉄の門扉を破壊している最中だった。


「ダメ!!」


外に向かって大声を上げながらドアに向かって走る。


「あっ・・」


けれど数歩踏み出した所で足が縺れて転んでしまった。慌てて立ち上がろうとするけれど腕に力が入らなくて、僅かに体を起こすことは出来てもそれを支えている事すら出来なかった。


「お願い・・・誰か。この家を壊さないで、お願い・・・・」
「・・・もう、ええやろ?なのはちゃん」
「・・・はやてちゃん・・・お願い、手を貸して!」


床に這いつくばりながら、それでも前に進もうとした私の目の前に誰かが立ちはだかった。もうええやろ?独特なイントネーションでそんな事を言われた私は彼女に支えられてようやく立ち上がるともう十分やと言うその言葉を無視して手を貸して欲しいとその腕に縋り付いた。


「お願い、はやてちゃん。手を貸して!」
「もう無理や。なのはちゃんやってホンマは分ってるんやろ?」
「無理なんかじゃないよ!約束したんだもん。この家を守るって」
「十分守って来たやんか?むしろ約束を守ってないのは向こうの方や。あれから何年経ってる思うん?5年や10年やないよ?もう20年や!」
「それでも!・・・ぁっ」
「ほれみい、もう力(霊力)やって空っぽやんか・・・こうして姿保ってるのが精一杯や・・・」


どれ程頼んでも頑として首を縦に振ってくれないはやてちゃん。それなら一人でだって、そう思って支えられていた手を払ったら、途端に立っている事さえ危うくなって倒れそうになってしまった。再度はやてちゃんに体を支えられた私は、彼女に抱えられてベッドまで運ばれた。


「・・・はやてちゃん・・・」
「分かったやろ?もう限界や」
「だけど・・・」
「忘れたらあかんよ、なのはちゃん。私らやって不死やないんよ?」
「・・・分かってる・・・忘れてなんて・・・」










人間の世界では妖怪と呼ばれる私達。その中でも私やはやてちゃんのようなタイプは人から信じられる事でその命を繋ぐ。家に居つきその家の行く末を見守る。もし仮に、家人が私達の姿を認める事が出来たとして、その者が私の存在を受け入れ、信じ、想いあう事でその家は永劫富に恵まれるとさえ言われていた。



こうして傍にいてくれるはやてちゃんが今住みついている家の人間は、彼女の姿を見る事は出来ないのだけれど、その存在を心の底から信じてくれているのだと言う。私が言うのもおかしな話だけれど、実はそれはとても奇跡に近い事なんだ。



だけど、奇跡なら私も起こした。私が住み着いたこの家の人間は、私の姿を見る事が出来た。それはとても心がきれいな幼子だった。あの子のそばにいるだけで心が温かくなった。ずっとこのまま一緒に過ごせると信じて疑わなかった。




なのに・・・




突然の出来事だった。あの頃の私の力が及ばなかった事がただただ悔しかった。






「ごめんね、なのは」
「フェイトちゃん」
「ずっと一緒だよって約束したのに」
「フェイトちゃん・・・」
「でも、待ってて?」
「え?」
「きっと戻ってくるから。私、絶対この家取り戻すから・・・」


まだ9歳の女の子だった。たった一人になってしまった少女は自分の事よりも人外である私の事ばかりを気遣っていた。


「フェイトちゃん。私なら平気だよ?こう見えても結構長生きしてきてるんだから、こんな事ちっとも辛い事じゃないんだよ?私の事より、自分の事大事にして?」
「私なら大丈夫。知ってるでしょ?私強いんだから」


そう言って笑った顔が忘れられない。だから約束したんだ。フェイトちゃんがこの家に戻ってくるまで、ここを守るって。誰にも渡さないって。












「仮にね?はやてちゃん」
「なんや」


ベッドに横になりながら、口を開くと眉間に深い皺を刻んだはやてちゃんが不機嫌な顔を隠すこともしないで私を見る。


「そんな怖い顔しないでよ・・・・・。あのね、私はあの頃の2人の想いの強さで今まで生きてこれてるの」
「それは、よう知ってる」
「でもね、それでも本当は10年が限界。例外があったって良くて15年だよ?」
「だから?」
「でも、私20年、消滅する事なくここにいるの。それってね、どこかで私の事想ってくれる誰かがいるって事にならないかな?」


誰かから私は力を貰ってるんじゃないかな?そう口にしたらはやてちゃんは、黙り込んでしまった。


「私ね、はやてちゃん」
「ん?」
「本当は怖いんだ」
「何が?」
「仮にフェイトちゃんがここに戻ってきたとしても、もう私の姿は見えないんじゃないかって思うと・・・」
「それは・・・」


考えられない事ではなかった。金と欲に塗れた世界に足を踏み入れて、それでも尚子供の頃と同じく純粋なままでいられる人間なんて多くはいない。改めてそれを言葉にすると、ズシリと鉛を押し込まれたように胸が苦しくなった。


「っ」


勝手に零れ落ちてくる涙をはやてちゃんに見られたくなくて両腕で顔を覆った。だから私は気が付かなかった。この時はやてちゃんの視線の先にいた人間の存在に。














「静かになったな・・・」
「え?」


そんな私に構うことなくポツリとはやてちゃんが呟いた。


「さっきまで怒鳴り声やら仰山聞こえとったんになぁ・・・・。全く・・・今更、何でこんな人間に私らが振り回されなあかんのやろなぁ・・・」
「何言ってるの、はやてちゃ・・・・・・え?」
「なのはちゃん」
「・・・・」
「私も長い事生きて来てるけど、こんな人間初めて見たわ・・・」
「うそ・・・」





驚く私の視線の先にいたのは・・・・






「私、やっぱり死んじゃうのかな?・・・だからこんな幻・・・」
「幻じゃないよ?・・・なのは、ただいま」


コツコツと靴音を響かせながらベッドに近づく大人の女性。長くて綺麗な金色の髪に、ルビーのように赤く澄んだ瞳。だけど、ベッドからようやく半身を起こした私の目線まで屈み微笑んだ顔は別れた20年前と全然変わらなくて


「フェイトちゃん!!」
「うん・・・なのは」


ギュッと抱きしめてくれるその腕は私の身体をすっぽりと包んでしまうほど大きくて暖かかった。











なのフェイ要素は皆無だな(汗)
超中途半端(コラ)




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テーマ:魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル:アニメ・コミック

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