好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




スポンサーサイト :: --/--/--(--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


  1. スポンサー広告

こうないえん :: 2013/04/14(Sun)

昨日の妄想。
調子に乗って書いたけどいいですよね?(笑)




2パターンです。







■  □  ■  □  ■  □


『Sっ気のあるフェイトちゃんとMっ気のあるなのはさんの場合』




「っ・・・」
「・・なのは?どうしたの」
「あ・・・うん。何か口内炎、出来たみたいで」
「痛むの?」
「ううん、まだそれ程大きくなってないし。ちょっと沁みる程度かな」
「そっか。でもそれ、これから大きくなるんじゃない?」
「ん~、そうかも知れないね」
「ちゃんと薬塗った方がいいんじゃないかな」
「うーん。そうなんだけど、あれ口の中に残る感じが好きじゃないんだもん」


2人揃って休日の今日、リビングのソファに並んで座り、なのはの淹れてくれたコーヒーを片手に私は小説を、なのはは雑誌を読んでいた時だった。小さく漏れた声に顔を上げると、眉間に皺を寄せ何やら舌先で口内を探っているなのはがいた。どうしたの?と尋ねると口内炎が出来たらしいと事。あー、あれは、出来る場所によっては食事することも儘ならなくなるから質が悪いんだよね。そう思った私は、薬を付けた方が良いよとなのはにいったんだけど、どうもなのははあの薬を付けた後の口の中の感触が苦手らしくてあまり気は進まない様子。


「まぁ、放っておいてもいつかは治るものだけど、でも痛みもあるでしょう?」
「そうだけど・・・」
「まぁ、なのはがいいのなら無理にとは言わないけど・・・」
「っ・・・」
「なのは・・・もう」


口内の傷なんて案外簡単に付くものだし、気が付いたら治ってしまっていたなんて事も珍しくはないから、なのはが構わないなら私はそれでもいいんだけど。まぁ患部に触れさえしなければ痛みだってそれ程・・・なんて言ってる傍からなのはがその痛みに顔を顰めた。みればどうもその場所をわさわざ探っている様子。私は呆れてなのはを窘めれば


「痛いのは知ってるんだけど、これって触りたくならない?」

なんていう始末。


「わざわざ痛い思いしなくたって」
「そうなんだけど。分かってても何なんだろうね?この感じ。こう・・ピリッて沁みて痛いのをつい確認したくなるって言うか・・・癖になる?みたいな・・・」


フェイトちゃんもそういう事ない?なんて。まぁ、確かに・・・治りかけの傷の瘡蓋を取ってみたくなったりだとか、口内炎も・・・そういえば私もつい確認して、あえて痛いのを確認しちゃうなぁ・・・って、ん?今、なのは癖になるって言った?


ちょっと前のなのはの言葉を思い出し、ふとそちらを見ると、相変わらず何やら口の中をもごもごと舌先が動き回っているようで、時折顔を顰めている。



ふ~ん・・・それなら、こっちの方が・・・・・



「ねぇ、なのは」


私は持っていたマグカップを床に置くとなのはを呼んだ。ん、何?どうかした?。そんな顔をしたなのはがこちらを向いたその瞬間、私はすばやくなのはの後頭部に手をあて、こちらへと引き寄せその唇を塞ぐ。突然のその行為に驚いて開いたままだったそこから間髪入れずに舌を差し込んで思うがまま口内を蹂躙する。もちろん、なのはの口内炎のある辺りを重点的に。


角度を変えて何度も、何度も。最初のうちは痛みが走るたびに身体に力が入っていたなのはだったけど、それもキスを交わしているうちになくなって。気が付けばなのはの両手は私の背に回りシャツをギュッと握り締めていた。


にやり、と思わず口元が歪む。そのせいで離れてしまった唇には2人を繋ぐ銀の橋が架かっていた。



「ねぇ、なのは・・・」
「はぁはぁはぁはぁ」
「こうすれば、痛いのも気持ちよくならない?」
「なに、言って・・」
「だってなのは癖になるって」
「え?」
「さっき言ってたでしょう?痛いのが癖になっちゃうって。それって痛みが過ぎれば気持ちよくなるって事なんじゃないの?」
「なっ!」
「あれ?違う?だってなのは、今、凄く気持ち良かったって顔、してるよ?」
「それは・・・だって・・・」
「だって?何?」


私の言葉に頬を赤らめるなのは。だって、と口にしたきり私から視線を逸らしてしまった。そのせいで今、私に見えるのは真っ赤に染まった可愛らしい耳だけ。


「気持ちよくなかった?」


その耳元で静かに囁く。ピクリとなのはの肩が震えた。


「ねぇ、なのは・・・教えて?」
「ひゃっ」


ペロとその耳朶を舐め更に尋ねる。


「なのは」
「しらない」
「なのは・・・・」
「ぅぅぅ・・・・・った・・・」
「ん?聞こえないよ?なのは」
「・・き、もち・・・よかっ、た・・・」
「ふふ、いい子だね、なのは」


私が引かないと知るとなのははその顔を私の胸元に埋めながらくぐもった声で「気持ちよかった」と、そう口にした。


「・・・もう、ふぇいとちゃんのばか」
「ばかでいいよ・・・ねぇ、もっと、する?」
「・・・・・ん・・・」



怒ったなのはにばか、と髪を引っ張られたけれどそんなの全然痛くなんてなくて。そんな事よりも、最初からあんな風に深く熱いキスを交わしてしまったせいで昂ぶった気持ちがどうにも落ち着かなくて、それをなのはに言ったら、何だかなのはも同じ気持ちだったみたいで。だから、今度は・・・・・





「今度は、なのはから、して?」















『天然フェイトちゃんの場合』




「ぁ・・・っぅ・・・」
「どうしたの?なのは」
「ん?口内炎が、ね・・・」
「あれ、また?」
「・・・またって?」
「だって、この間も出来てなかったっけ?」
「あー、そういえばそうかも」
「・・・ねぇ、なのは」
「どうしたの?」
「ちゃんと食事してる?あと身体休めてる?」
「はぁ?」


唇のちょっと裏側、ここに出来た口内炎につい舌先が触れてしまって思わず息を飲む。それを運悪くフェイトちゃんに見つかっちゃって心配されちゃったんだけど、でも何だかフェイトちゃんの言い方ってまるで・・・


「もう、フェイトちゃんじゃないんだから。食事はちゃんと食べてるし身体も休めてるよ。どうしてそんな事聞くの?」
「だって、口内炎って体調が悪くても出来やすかったりするって聞くよ?」
「それってつまり、私が無茶ばっかりして身体休めなかったり、忙しさを理由にご飯を抜いちゃう誰かさんと同じだっていう事?」
「ぅ。なんかそれってここにチクチクくるんだけど・・」


うん、そうだね。そういうつもりで言ったし。だってまるで私の責任みたいな言い方するんだもん。この間のは確かに私が自分でやっちゃった事だから仕方ないけど、今回のは違うし。大げさに胸元を握り締めながら「なのは酷い」なんて泣きまねまでしているフェイトちゃんに、私はビシッと言ってやった。


「これってフェイトちゃんのせいなんだからね!」
「へ?」






腰を手を当て、人差し指をフェイトちゃんの目の前に突きつけながらそう口にする。何言ってるの?なのは・・・だけど、フェイトちゃんの表情で口を開かなくても何を思っているのか分かってしまって・・・もう、自覚が無いフェイトちゃんってホント、もう!!


「覚えてないってホントもうやだ!」
「え?だから何が?」
「口内炎!」
「うん、また出来たんだよね?」
「ここ!噛んだから出来たの!」
「分かるよ?ちょっと白っぽくなってるもん」


ここ、と唇をちょっと捲ってみせる。確かに、自分で噛んだって思うのが普通だと思うんだけど、今回はち・が・う・の!


「噛んだの!フェイトちゃんが!」
「うん・・・・って、ぇえっ!私?!」
「だから、そう言ってるでしょう?」
「ないない、私、噛んでないよ?」
「噛んだんだってば、ちゃんと思い出してよ」
「思い出すって・・・何を?」
「だから・・・昨日・・・その」


真顔で何をと聞かれて思わず口ごもる。いや、フェイトちゃんが噛んだって言うのは間違いないからいいんだけど、その時の事を説明するって・・・今?ちょっと、それ・・・参ったなぁ・・・・。


言ってしまったのは私だから、最後までちゃんと説明しなきゃ、なんだけど。自分の口から言うのって、ちょっとした罰ゲームみたいな・・・・。



「昨日、訓練の後・・・」
「うん」
「2人でシャワールーム行ったでしょう?」
「うん、行ったね」
「あの時・・その、2人とも気持ち、昂ぶって、た・・・じゃない?」
「ん?・・・・・あ・・・ぁーーーーの、とき?」
「うん」
「私・・・噛ん、だ?」
「思いっきり」
「・・・・・。ごめん!!」


ガバっ!と勢いよく頭を下げるフェイトちゃん。やっと思い出してくれたらしい。あの時、2人の新しいコンビネーションが完成してそれが物凄く嬉しくて。訓練が終わった後もその興奮はなかなか納まってくれなくて。汗を流すためにやってきたシャワールーム。その一室。私達以外に誰もいなかった事がその気持ちに拍車をかけた。個室のシャワーブース、背後から抱きつくフェイトちゃんを私はあっさりと受け入れてしまった。


お互いが噛み付くようなキスを繰り返す。頭上からは冷たい水。にもかかわらず火照る体は熱を放ったままで。気が付いたら口の中に鉄の味が広がっていた。









「ごめん!なのは。本当にごめんなさい!」


目の前で正座しながら何度も謝るフェイトちゃん。しゅんと項垂れて今にも泣き出してしまいそうだった。その姿はまるで叱られた子犬のようで、多分耳なんてペタリと頭にくっついてしまっていたに違いない。そんな姿にちょっと言い過ぎたかなぁって思ってたのに・・・。


「でも、なのはも私の事誘ったよね?」
「はぁ?」


なんて。そんな事いうんだ・・・フェイトちゃん。


「ふーん・・。そんな事言うんだ?フェイトちゃん」
「え?だってホントだよ?なのはいつも可愛いけど、あの時は凄く、その・・艶っぽかったって言うか」
「ちょっ・・・フェイトちゃん!」
「っ・・・だってそうなんだもん。なのはがあんな目するから!」
「だからって、局内だよ!」
「そうだけど!・・・・・なのは、だって・・・悦んで・・・」
「フェイトちゃん!!」
「はぃっ!・・・・ごめんなさい」
「・・・・もぅ・・・」


口走った内容に思わず頭を抱えたくなった。確かに拒めなかった私にも責任の一端はあるわけで・・・って言うかそもそも、たかが口内炎一つで何やってるんだろ、私達。


しょげて、開き直って・・・そして拗ねて。なんだか色々と忙しいフェイトちゃんを見下ろしながら、折角の休日に何やってるんだろうって急に頭が冷えたそんな昼下がりのちょっとしたお話・・・・・















それもこれも、反応したあなた達のせい ←





楽しかったのーーーーワーイε=ヾ(*・∀・)/




スポンサーサイト
  1. リリカル 短編
  2. | comment:0
<<お返事 | top | お返事でっすw>>


comment

comment


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。